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探索14日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「地霊装飾」の宣言を確認しました。 「闇霊装飾」の宣言を確認しました。 |
![]() | Diary |
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おそらには、ころがりおちそうなくらいにまるい、つき。 月があまりに綺麗なので、私は外に出て、ひとりお酒を飲んでいました。 丁度良いことに仕事もあまりなかったのです。これは本当はあまり嬉しいことではないのですけれど。 今日のこのお月様を楽しむためだと思えば、少しはましな気になってくるのでした。 ……決して、依頼が少なかったからヤケ酒を飲んでいるわけではないのです。 そんな気持ちなど無視するように、綺麗な月は私たちを見下ろしています。 ほの青く私たちを照らす光は、気味が悪いほどに穏やかで。 何かが起こりそうな、不思議な気配はふくらむばかり。 ふわり、と思わず身体が揺れてしまいます。 ……お酒には、そんなに弱くなかったはずなのですけれど、ね。 すこしぼやけた景色が、くらりと焦点を取り戻します。 気付けば、まるでこの世には私一人みたいな静けさが、見渡す限りをつつんでいました。 そう、居心地の悪い孤独感のような。 お酒を飲もうとして、私はふと、気付いてしまいました。 いつの間にか、私の頭に、うさぎのみみが生えていることに。 けれど、私の手や体や足はそのままで。 ただ、杯の面に映った眼だけが、まるでうさぎのように真っ赤なのでした。 「おひめさま」 パニックに陥った私の耳に、かすかな声が届いたのはその時でした。 見ると、そこにはうさぎが一匹。 みみをぴくぴくと動かしながら、私を見上げています。 「おむかえにあがりました、おひめさま」 言って、うさぎはくるりと私に背を向けて、まるで月を見上げるみたいに上を向きます。 私はその視線を追って月を見上げます。 月と目があった、そんな風に思えた瞬間のことでした。 しろいしろい月から、するすると何かが降りてきたのは。 それは、私の前まで伸びてきて、ふわりとそこで止まりました。 まるで玉座へ続く絨毯のような、紅い、紅い道が、私と月を繋いでいたのです。 幅は、だいたい肩幅より少し広いくらい。 「さあ、どうぞ」 促されて、私は絨毯へと足をかけます。 体重をかけると、ぐにゃりと足下がたわむ感覚に思わず不安になってしまいます。 「うさぎのためのみちなので、おひめさまにはすこしせまいかもしれません」 そんな声に少し不安を感じながら、私は絨毯の上を歩いていきました。 五十歩、百歩、五百歩。 うさぎなので、ぴょんぴょんと跳ねるように私は歩いていきます。 地面はすぐに見えなくなって、周りはちらちら星ばかり。 ふくらむみたいに大きくなる月が、私に近づいてきていました。 だいぶ足下の不安定さにも慣れて、しばらくのんびり歩いていると。 「ああ、たいへん、たいへん!」 突然の声に、私は案内をしていたうさぎを見つめます。 うさぎは懐から懐中時計を取り出して、あわてたように私に言いました。 「おひめさま、つきのおちゃかいまでじかんがありません。いそいで」 言うが早いか、うさぎはとてとてと走り出してしまいました。 私も後を追いかけて走り出します。 けれどなぜだか追いつくことはできません。 私の方が歩幅も大きいはずなのに、それでもどんどん引き離されてしまいます。 ぐにゃりと足に絡みつく絨毯が、私を転ばせようとしているみたいに波打ちます。 「はやく! はやく!」 急かすような声は近いのに、うさぎの姿はもう豆粒みたい。 ならばと、足に力を入れた瞬間に。 ぐらりと絨毯が、ねじれるみたいに波打ったのです。 投げ出されたからだが、浮き上がるみたいに落ちていきます。 月も星もあの絨毯も、こぼれ落ちるみたいに遠ざかっていきます。 地面に落ちたら死んでしまうのかな、なんて人ごとのように考えながら。 私は真っ黒な闇の中へ飲み込まれていったのでした。 あたたかな日差しを感じて、私はゆっくりと体を起こしました。 寝ぼけたみたいにぼうっとする頭で、周りを見ると、そこは見渡す限りの草原で。 うららかな太陽の暖かさが、どこまでもどこまでも降り注いでいるのでした。 「おや、お目覚めですか」 振り返れば、そこには、白いテーブルに椅子が二脚。 片方に座っている、シルクハットを被ったうさぎが、会釈をしていました。 テーブルには、美味しそうなケーキや温かそうな紅茶が並んでいます。 「珍しい食材を手に入れたものですから。どうぞ」 引き寄せられるようにテーブルについた私は、ぺこりとお辞儀をしてからケーキを食べようとしました。 「ああ、違います。順番はまずこのスープからですよ」 差し出すスープを、私は言われるままに受け取りました。 その後も、次はこれ、次はこれ、とうさぎの言うままに食べていきます。 どれも美味しくて、まるで天国のような気持ちになったのでした。 「料理は手順が大切ですからね」 そんな私を見ながら、うさぎはくすくすと笑うのでした。 思うままにケーキを食べた(なにせ日頃は草ばかりでしたから)私は、そのうち眠くなってきてしまいました。 紅茶を飲みながら、時折ふわりと体を揺らしてしまいます。 「それでは寝室にご案内しましょう」 そんな私を見かねてか、うさぎは私を小さな部屋に案内しました。 石造りのベッドが置かれた部屋でした。 窓がないのが寝室にしては変な気がしましたが、ひんやりした空気の方が良いのでしょう。 私は促されるままにベッドに横たわり、すぎに目を瞑ってしまいました。 そして、意識が途絶える間際に、その言葉を聞いたのです。 「さあて、楽しみですね。砂糖とスパイスと、素敵なものが何もかも詰まった兎のローストはどんな味なのでしょう?」 さあっ、と眠気は一瞬にして吹き飛んでしまいました。 跳ね起きて私がドアへ駆け寄るのと、がちゃりとドアに鍵が掛かるのは同時でした。 叩いても揺さぶっても、頑丈な扉はびくともしません。 そうこうしているうちに、おそらく部屋の外から火を付けられたのでしょう。 部屋の温度はどんどん上がっていきます。 ひんやりしていたのが、少し汗ばむ程度に。そしてとても立っていられないくらいに。 床につけた足が痛くてたまらなくて、歩こうとしても床に足が張り付いて歩けないのです。 どんどんと。 どんどんと、朦朧とする私を包んだ部屋の温度は上がっていくのです……。 私は声にならない叫びをあげながら、撥ねるように飛び起きました。 見回すと、そこは最初にお酒を飲んでいた場所でした。 夜の闇は果てることなく静かで。 そばには、私の飲んでいたお酒が転がっていて。 おそらには、ころがりおちそうなくらいにまるい、つき。 そして、月の明かりに照らされた、白いテーブルと椅子が二脚。 片方に座っている、シルクハットを被ったうさぎが、私を見てにやりと笑いました。 「やあ、お嬢さん。良い夢は見られましたかな?」 ------------------------------------------------------------ 「月見でうさみみ」企画に参加したかったけどプロフ絵が都合出来なかったのでついカッとなってやった。反省はしていない。……嘘です。ちょっとしてます。
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バーニィ(24)からのメッセージ:![]()
ユメ(1070)からのメッセージ:
みるく(1938)からのメッセージ:
今日はメッセージを送っていません。
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![]() | 大地の民(地霊コミュ) |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | レンタル宣言 |
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![]() | なんでも許可! |
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![]() | 文章が好きなんです、下手だけど |
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![]() | 遺跡外の住人 |
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技回数の振り分けが確認されませんでした、てきとーに振り分けます。 マジックミサイル に技回数を 9 振り分けました! ペインソング に技回数を 3 振り分けました! イーッヒッヒッヒッ に技回数を 4 振り分けました! ローリングストーン に技回数を 3 振り分けました!
ItemNo.14 闇霊装飾実験作3 を捨てました。
現在の体調は いい感じ! |
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訓練により 魅力 が 32 上昇しました!(能力CP - 42 ) 訓練により 装飾 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 23 ) 訓練により 音楽 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 8 ) 訓練により 音楽 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 9 ) 訓練により 音楽 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 10 ) 訓練により 音楽 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 11 ) 訓練により 音楽 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 12 ) 訓練により 音楽 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 13 )
技 マジカルシンフォニー を修得しました!
源五郎(758)から 30 PS 受け取りました。
万理(833)から 10 PS 受け取りました。
フィア(1127)から 10 PS 受け取りました。
ギューズ(1422)から 25 PS 受け取りました。
おいしい草 を買いました。(- 0 PS)
フィア(1127)の所持する 質素な保存食 を 桜貝 に合成し、 青い宝石 に変化させました!
ギューズ(1422)の所持する 白砂 から 大地の記憶 という 装飾 を作製しました。 どうしようもない物体 から グリーン・レオパルド という 装飾 を作製しました。(- 10 PS)
源五郎(758)の所持する ただの石 から コンパス という 地飾 を作製しました。
どうしようもない物体 から 闇霊装飾実験作4 という 闇飾 を作製しました。(- 10 PS)
【合言葉&場所チェック】
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![]() | 声が聞こえる・・・ |
遺跡外では様々な声が飛び交っています! |
![]() | Data (第18回 第20回) |
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ENo.1982 琴莉 奏 |
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* 単独行動中 * ![]() |
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[PL] み。 |
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