「榊の言うことが本当ならば、私たちはあの大樹を枯らさねば生きては帰れないようだわ。
　―――利用されるだけ利用されてあとはポイ、なんて……納得できるわけないわよねえ？」
「ただではやられてやらないぜ！　むろんやられるつもりも毛頭無いッ！
　みんな、生き延びてまたうまい酒を呑もうぜ！」

「ええ、みんなで生き残るわよ。　ささ、まずは気付けに一献どうぞ。
　そしたらちょろっとがんばって、この死地を潜り抜けて……
　また、みんなでこの四畳半に戻ってくるわよ！　その時は、私のとっておきのボトルを開けちゃうわ！」

「文字通り空けちゃおうぜ、みんなでな」
「ひええええええ」

「お酒のつまみには苦味が欠かせないのよねぇ……
　あの舌に走る刺激が、雑味をリセットしてお酒の味を際立たせてくれるというか……」
「苦味を嗜めるのは、大人の証拠……
　ビールなんざ、子供の味覚にはただ苦くてマズイだけらしいしな。
　しかしそれを防衛機構と考えると、大人ってなあ自ら毒を受け入れる困ったチャンなんだなあ……」

「うぬっ、フランスのビールなのね？　ノワール･ドッティニー！
　まだ呑んだ事の無いお酒だわ、これはますます生き延びないとねえ。
　ビールといえば揚げ物、春の食材は揚げ物に合うものも多し！
　くう、食べたい、食べたいわぁ」

「そうそう、やっぱりプロの揚げ技にはかなわないのよねえ。
　あの、お客さんの隠れたニーズに応えて的確にネタを揚げてきてくれるワザ！
　ちょうど、こちらが味わいつくして飲み込んだところにまた揚げたてが来るというマジック！
　……流石よねえ、いつかは私もあの高みに……」
「天ぷら鍋に沈めた物と１８０度違うモノが揚がってくる捏造料理人がいうか、それを」

「おおぉ、シク君はいいところに呑みに行けたみたいだね！
　いいなあ、ベルギービール。　こちらはウィスキーは揃うけど、ビールを揃えるお店ってなかなか無いものだから……
　背後の姉がビールの通販にハマっているようだから、ここで名前の出たビールをリクエストしてみようかしら？」
「あっちもこっちものん兵衛家族だなあ、レティは」

「……くう！　また呑みたくなってきたあ！
　よーしよしよし、がんばっちゃうわよおねーさん。
　次回もみんな、元気でねえ！！」

「集合時刻は疲れたら。
　らすとばたるに疲れた貴方を癒す一献、いつでも用意して待ってるぜえ！」

メルト(465)からのメッセージ：
メルト「ラストスパートに入ってきちゃったです！ しかしGWに飲みすぎて財布的に自重な今日この頃。チョーヤのパック梅酒が案外美味いと気づいたです」

メルト「試飲会は、開運(亡くなられた杜氏さん作)、十四代龍月、田酒6年熟成、飛露喜6年熟成、亀の翁8年熟成、渾身の百キロ仕込み、悦・凱陣13年熟成、瑞祥黒松・剣菱12年熟成、大峰山、伯楽星(宮城)、墨廼江(宮城)だたです。熟成してなくても美味しいお酒なので、もし機会があったら試してみることオススメなのです！」

メルト「そういえば、名古屋で魚市場がビアガーデン開いたって聞いたです。新鮮な魚介類を楽しめるのはちょっと気になるとこなのですよー」

まーや(505)からのメッセージ：
まーや「そういえば桜海老の刺身も食べましたわ。地元ですの。」

岩絃(536)からのメッセージ：
岩絃「突然だが。先日喫茶店でカフェ・ロワイヤルを飲んだ。角砂糖にブランディーかけて火を点けたのをコーヒーに溶かして飲むってアレ。
そういうコーヒーのレシピがあるってのは知ってたが、単にコーヒーに洋酒と砂糖入れただけだろうと思ってたんだよね。でも、それは大間違いだと知ったよ。
すげーいい香りが辺りに広がって美味しかったんだ。」

岩絃「初めて入った店なんだが、その喫茶店のコーヒーが旨いってのもあるか。他にもややこしい名称のコーヒーがあったんでついいろいろ頼んで飲み比べて・・・一人じゃなかったし食べ物も頼んだとはいえ、喫茶店で５ｋ以上かかったのは久しぶりだよ。
とりあえずロワイヤルは家でも試そうと心に決めた。ブランディーもあるし。」
岩絃「あ、でも角砂糖が無い・・・」

スヴェルナとシク(2082)からのメッセージ：
｡o0(暑いとき・・・キューバ・リバー、ライム多めでっ。あるいはソルティドッグなんかも。
　定番すぎますが、好きなのだからしょうがない・・・。
　そういえば、フローズン・ダイキリもありました。一度お店で頼んでみたい・・・。)

リコット(2245)からのメッセージ：
ちきん「馬乳酒は材料的に糖度が低い……あまり強い酒にはならないっぽいカンジだゼ。」