「はいはいはーい、今日も元気に酒浸り四畳半いっちゃうよーッ！！」
「おっほ、元気だ」

「いやー、すっかり忘れてたけど今日はタナバタなのね。
　みんな、タンザクかいたりした？」
「天の川は見られるかな？　雨が降ったら、また一年おあずけの遠距離恋愛だぜ」
「あー、オリヒメとヒコボシねー。
　愛が足りないわ、水かさが増そうとも泳いで渡ればいいのよ！」
「そんな無茶な」

「でもホント、星が綺麗な季節になってきたわねー。
　忙しい中、たまには一息ついて夜空を見上げてみるのも悪くないかもね？」
「山の上とかだと、驚くほど星が見えるからな！
　最近だと、空が汚れて星が見えにくくなってるところもあるようだが」

「夏に屋外でぐいぐい呑むのもいいけれど、蚊が寄ってくるのは困りものね」
「なんだっけ、二酸化炭素によってくるんだっけ？
　アルコールをとると排出量が増えるからとかなんとか」

「ここのヒトたちなんかはよく刺されそうだから、蚊取り線香焚いておこうね」
「おお、由緒正しき蚊遣り豚。　……なんで豚なんだろうな？」

「ねー、お酒ってば呑んでよし並べてよし！
　ボトルのデザインにも酔っちゃおう」
「おお、てるてるぽんず。　これは効き目がありそうだぜ、酒呑むか？」

「綺麗な庭園で、雨音の中杯を傾ける……ううん、風雅。
　一度でいいからやってみたいっ」
「これはげに珍しき異国の銘酒にございます……ってな！
　珍しがってくれそうだよな、機嫌もよくなったりして」

「豪雨とクラシックの共演ね！　荘厳な音色にブランデー、これはおしゃれかも」
「りんごの……ああ、シードルか？
　あれはさらりと呑めていい感じだな。実際、人気も結構高いんだよなー」

「てるてるぼうずにビールだばぁ」
「だばぁ」
「雨の日は友を呼んで、ってね。
　せっかくだからとっておきを、とっておきの友達と。
　ゆっくりした時間が過ごせそうね〜」

「おお、ここにも雨の強さで呑むものを変える意見が。
　やっぱり、雨が強くなるほどチョイスするお酒も強いイメージが湧くのかしら？」
「雨が激しく屋根を叩くような日は、やっぱりガツンとしたものだろ。
　ふっふふふ、酒は気取って呑むものだぜ！」

「お酒って、どんなに禁止されてるところでも大抵裏で流れてるからね。
　実物を前にしたら、がまんできなかったんだろうなー」
「雨の匂いか、あるある。　降るところによって微妙に違うのも面白いよなあ。
　慣れてくると、雨が予測できるようになる」
「私はやっぱり、森に降る雨の匂いが好きだなあ」

「さて……雨の話をしているうちに、当の長雨もどうやら去ったみたいだし。
　そろそろ夏らしく、ぱーっと場所を変えてみましょうかねー」

「皆さんお気づきだっただろうか、この四畳半がこっそり移動していたことに……！！」

「ポチッとな！」
（謎のボタンが押された途端、四方の壁が倒れて外の景色が明らかになった！
　―――そこは、島の何処かの山の頂であったッ！！　夜空に、燦然と星が瞬いている）

「特設ビアガーデン開園だよー」
「わぁい！」

「島で一番高い山のてっぺんです。　うーん、さすがに星が綺麗だわー」
「いいカンジに風も出てるな。　おっと、忘れちゃいけないジョッキとビールサーバーも用意済みだぜ」

「ビールの苦手なヒトには、冷たいカクテルもあるよ！
　みんなで夏の夜空を楽しんじゃおう〜」

「……しかし、毎度毎度どうなってんだこの四畳半？」

「はてさて」

アリス(182)からのメッセージ：
アリス「しかしじめじめしつついきなり暑い日が来るというこのコンボ。さすがね。」
ぽんす「むしあっつーい」
アリス「では暑い日におすすめ。ドンシモンサングリア。ロックでどうよ。」
ぽんす「なによこの怪しいペットボトルは」
アリス「ドクターペッパーみたいな匂いが気にならなければおいしいワインね。怪しいけど、結構いいわよ。懐にもやさしいし。大目の氷で作るとまたいけるわね」

まーや(505)からのメッセージ：
まーや「カファロさんが壊れましたわ･･･。パッションカファロとでも呼んであげればいいのかしら･･･。」

まーや「つまみ食いの気持ちわかりますわ。一人分はいらないかな？なんて思ってもだれかが頼むとつい一口。」

まーや「オニオンステーキおいしそうですわね。
オニオンさんのオニオンステーキ……。い、いえなんでもありませんわ。」
まーや「おいしすぎるなら飲みすぎてしまうのも無理ありませんわ。味見の1杯が2杯3杯と･･･。」

まーや「てるてるぼうずがイヤならこんなのどうかしら？
はい、ぽんすさん。」
箒を差し出す。
「掃晴娘と言っててるてるぼうずのオリジナルらしいですわ。」

リン(1121)からのメッセージ：
リン「ハートランドもおいしいよね。最近はハイネケンばかりでそっちはご無沙汰だけど。お店では飲むけど、売ってるのは見たことないな。あの瓶が独特でいいよね」

ちゃとらん(1144)からのメッセージ：
Mr.オニオン「時代のうねり…人の夢…それらは決して滅びることは無い！世はまさに、大！ハイボール時代っ！！（どこかで聴いたような音楽をＢＧＭとしてギターで引いている。」
Mr.オニオン「ありったけの、酒をー！かき集めー。炭酸で割ってー呑むのーさー。ハイボール！」

Mr.オニオン「＞レティさん　　にゃんかカッコよく振るのが良いと思われがちだが、結構必死に振るんだぜこれって。そうしにゃいと加水しすぎちまうし味のキレだって落ちるからにゃ。…こう、死に物狂いにシャカシャカと！シャカシャカヘイッ！」

Mr.オニオン「＞リンさん　　にゃるほど、小瓶か。そりゃ賢い。小瓶は試飲用には十分だしにゃ。…いや、待てよ？小瓶で買う⇒家で呑む。小瓶なのですぐ飲み干す。⇒物足りなくてタクシーで蔵元カムバック⇒結局一升瓶で購入」
Mr.オニオン「だ、だめだっ！小瓶で買ったら余計高くつく！」

Mr.オニオン「あ、小鯵の南蛮漬け完成したぜ。さーて、コイツはやっぱり日本酒でいただきたいモンですにゃ。冷酒が合いそうだぜ。」

ネコ(2112)からのメッセージ：
ネコ「自家製酒……自家用酒？ええ響きやねー。昔おうちにあったすもものお酒を思い出すんよ…… 」
ネコ「えらいすっぱく作ってもうたけど、愛着があるからかぐいぐいいけてまうんよねー。 」
ネコ「漬物ゆーと、いつか食べた水ナスが忘れられんのよね。りんごみたいに爽やかな味がして、お酒そっちのけでつまんどったんよ 」
ネコ「＞ありすさん
……てるてるぽんす……
（呟いてから、とりあえず日本酒をお供えした）」