レイナ「Jリーグオリ１０のうちが１、横浜・F・マリノスの母体は、ご存知、現在もスポンサーを務める日産自動車の実業団チーム。読売と並ぶ強豪として名を馳せ、日本代表監督のキャリアもある加茂さんが初の日本プロ契約監督としてチームを率いたのも、この日産FCだったんだよねぃ」

レイナ「Ｊリーグ開幕時にチーム名を「横浜マリノス」に改名。Ｊリーグ初代得点王となるディアス、日本代表の木村に井原、松永といった数多くの名手を擁して上位チームとしてリーグに君臨。それでも、リーグ初制覇はソラーリ監督、早野監督のリレーで繋いだ１９９５年まで待たなければならなかったんだ」

レイナ「――でも。この覇権を最後に、時代はマリノス・ヴェルディ時代からジュビロ・アントラーズ時代へと移っていったんだ――」

レイナ「1997年以来、スペイン語圏から外国人監督を招いていたマリノスだけど、年間王者のタイトルまではなかなか手が届かない。2001年にはカップ戦のタイトルを取るのだけれども、この年はリーグでは低迷して残留争いに巻き込まれたりと、チームとしては混乱のシーズンだったし、ね……」

レイナ「ちょっと話が前後するけれど、横浜の青い翼、横浜フリューゲルスが消滅し、チーム名が「横浜・Ｆ・マリノス」に代わったのは１９９９年。この時期のリーグは、色々と激動の頃だったよねぃ…」

レイナ「――この横浜・Ｆ・マリノスが第二の黄金時代を迎えたのは、2003年シーズン。1998年、フランスで日本代表を率いた岡田監督が就任してからなんだ。２００３〜２００４年で３度のステージ制覇、そして二連覇！」

レイナ「……でも、荒波に揺られるが如く調子が上下しちゃうのがマリノス、なんだよね……2006シーズンには想うような結果を残せなかった岡田監督が退任。2007年には再登板した早野監督が苦しい状況の中それなりの成績を残すのだけれども、サポーターとの間に溝が出来ちゃったりで……」

レイナ「今年も、桑原監督がシーズン途中で解任されたりとなかなか調子が上向かない。中澤、大島、山瀬といい選手はそろってるだけに、「きっかけ」さえあれば状況は上向くと想うんだけどね……」

レイナ「……なんにしても、トリコロールの名門は、このまま終わるとは思えないっ　三回目の黄金試合に向けて、マリノスはまず復活ののろしを上げたいところだよねっ」

レイナ「さてさて、次回予告――っ　次回は横浜フリューゲルスで、いくよっ！　覚えているよねあの蒼の翼を。覚えているよね、あの、とても強いチームをっ　って事で、フリエに関する色々、待ってるよっ！」

レイナ「さてさてお返事コーナーッ！　イリスっ！　なでしこジャパンには是非とも三位決定戦勝ってもらいたいねっ　ドイツは、強敵だけどさっ」

レイナ「レイシーッ　反町監督は戦力を「扱う」事に関しては結構いい監督だと想うんだけどねぃ…「選考」からとなると、勝手が違ったのかも。協会がもう少し、協力体制を見せても良かったとも想うんだけどねぃ（ふにゃ」

デストミー様(886)からのメッセージ：
デストミー様「五輪男子は、ある意味での予想どおりの予選敗退。しかし、全敗とは……。
そしてこれまた予想通り、責任論は取りだたされず――まぁ、反町の責任を問えばＯＡでヘタ打った責任を協会側も追求されるしな。

現状において、敗因は集約されていない。一般紙に近いほど「決定力不足」とか「谷間世代」だからとかいう文字が躍っているが、ホントにそうだろうか。」

デストミー様「オシムという怪人に翻弄された代表サッカーは「走る」という手が殊更に強調され、目的と摩り替わった気がする。
また、ポリバレントが叫ばれたものの、実際に必要だったのはスペシャリストではなかったのか。

スペースに限りがあるのでざっくり括ると、このＵ２３というチームは北京五輪出場を勝ち取った時点で一端終わったのだと思う。その後、ツーロン国際をハンパな取り組みで迎え、その後に登場した選手がチームの主軸となったために、「チーム」という一体感を構築することなく、本番を向かえ、散った。
絶望もしてないし悲観もしていない。ただ、反町という男と、本田圭らの軽い使命感に誰も手綱をつけなかったことが、最終的には空中分解をただ傍観することになった、のではないかと思っている。」