ルチル「今日は、ENo.381 アルジャン・ド・モレットさんを紹介しますねっ
アルジャンさんのお名前のつづりは「argent」といい、これは銀の事を指すのだそうです
（ルビー先生に教わった、というのはもはや公然なのです）」

ルチル「銀、というと吸血鬼に傷を負わせられる唯一の金属である、とか
銀で作った杯に、毒が入ったものを注ぐと曇るので、毒殺防止に使われた、など
使用方法（しかも、伝説現実入り乱れ）を上げていくときりがなさそうですね……」

ルチル「銀製品はまめなお手入れをしないとすぐ曇ってしまうので、愛情を持って毎日使用（使ったり着けたり…）する、というのが良いのでしょうか
神秘的な力を持つ金属、だと思いますっ」

レイピア(2118)からのメッセージ：
レイピア「ルチルさん、ルビーさん、よろしくお願いします」

レイピア「ルチルクォーツ…。ヴィーナスの髪とも呼ばれる金色の針状インクルージョンの入った宝石…。
本来は価値を落とすはずのものが、逆に価値を高める不思議な石ですね。
とても良い名前です」

　ルビーさんの言葉に驚いて目を大きくさせると、恥ずかしそうに目線を逸らし、指に髪の先を巻き付ける。

レイピア「えっと…親以外の人から髪の色を誉められるのって初めてで…照れてしまいますね。
年も近い…のかしら？仲良くして下さいね」

　ぺこり、と丁寧にお辞儀をする。

レイピア「ところで、宝石を作る技術を持った方が少しずつですが増えておられるようですね。
縁あって一つ作って頂けたのですが、これからは宝石を持つ方も増えるのでしょうか」