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探索78日目 基本行動の宣言を確認しました。 「薬品作製」の宣言を確認しました。 「白衣作製」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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ユグドラシルの側にこの島への来訪者が集められたように、再び島への来訪者が一所に集められた。 めいめいが一緒に時を過ごした仲間や顔見知りとの再会に声を上げる。 「・・・ごきげんよう皆さまッ!」 一斉に視線が声のほうへ向かう。不安とも戸惑いとも混ざったその色は、男のアナウンスを聞き終わってもなお晴れることはなかった。 フローリー「島の…、…クリーニング? どういうことなのかしら」 アンナ「とにかく一度このテーマパークを閉園するんでしょう。やっぱり、オープンベータテストだったのかな…」 フローリー「おーぷんべーた…ええと、テスト段階という意味かしら」 アンナ「そうね、大方正式サービス前に大きなバグでも見つかったんでしょ」 フローリー「そうね…? …また来られるといいのだけど」 いくつかの用語にあまりピンとこない様子でぼんやりと相槌を打つ。 そしてふと、表情を曇らせアンナを見る。 フローリー「でも待って…あの人は過去の存在になったらって言ったけど…どういうことかしら」 アンナ「んー、気にしなくてもいいんじゃないの?雰囲気とか演出の一環でしょ」 フローリー「そう…なの」 「それでは皆さま・・・」 二人の会話を遮るように、恐ろしい現象が巻き起こった。 アンナ「ちょっ…ないないない…!」 現実ではありえないはずの現象に声も出ず、目の前の景色を否定にかかる。 一方で次々と水着姿になる来訪者達に悲鳴と歓声が巻き起こる。浮き輪のオマケもついて、あたりの空気は一瞬で夏の色に染まっていく。 フローリー「すごいすごい!一気に皆さんが…!」 そして、声の主も例外でなく白とネイビーのボーダー柄、フリルのスカートつき水着姿になっていた。首には同じネイビー色スカーフを巻いている。 フローリー「夏の海ってにぎやかで素敵ですわ…! あれ、…アンナさんは浮き輪だけなんですか?」 浮き輪を抱えて子供のように顔を輝かせ、あちらから水が来ますわ、とぶんぶん腕をふる。 アンナ「…えっ、ああ、…うん」 見回すとアンナだけでなく、水着姿でないものも中にはいた。手品を信じない者には効かないのだろうと、頭の片隅で理由をこじつける。恥ずかしいからじゃないの、というセルフ突っ込みも浮かんだが、押し寄せる水を前にそんな悠長に一人漫才をする暇はなさそうだった。 あっという間に足元を水がさらう。二人は各々浮き輪をかぶり、押し寄せる水に備える。 フローリー「島が…沈んでいきますわね」 アンナ「そうね…」 フローリー「ふふ…本当に丸ごと水洗い、ですわね」 流れるプールに身を任せ、遠ざかり沈んでゆく島を見つめてフローリーは少し目を伏せる。 フローリー「沈んでしまいましたわね…」 アンナ「島で過ごして、楽しかった?」 フローリー「それはもう!楽しかったですわ…」 アンナ「そう?私が来てから遺跡にも入らず料理したり白衣着て実験したような気がするけど」 フローリー「も、もちろん、冒険は楽しかったの。でも、それよりももっとお料理、実験が楽しかっただけですわ」 しかも実験用の白衣だって自分で作れた、とフローリーはちょっと熱っぽく付け加えた。 アンナ「そうね、とても白衣似合ってた」 フローリー「ありがとう、どれも…療養中にはできなかったことでしょう?だから、余計に熱中したのかも」 アンナ「いやでもね、…あんなフラスコから煙がボン!なんてアニメかと思った。一体何の薬だったの?」 フローリー「あれは…ち、ちょっと手が滑っただけですもの!」 ただの回復薬でしたのよ、と言い訳のように付け加えてから、二人は顔を見合わせて笑った。 アンナ「研究に興味持つなんて…ねえ。ラボの誰かから影響でも受けた?」 フローリー「そうね…おじさまは、何か研究してたのかしら…?あまり昔のことをお話しにならなくて。今はデスクワークばかりだと」 アンナ「あら、当てが外れたかも」 ラボに誰か好きな人でもいたのかと思ったと、少し意地悪くアンナは笑った。 フローリー「ええ!?違いますよ……っ」 不意にきた波と唐突の質問に押されてバランスを崩してフローリーの浮き輪がつるりと滑って裏返る。 だぼん、と鈍い音がして浮き輪だけが更に跳ねた。 やがて、流されていた参加者たちから北方に島が見えたという情報がちらほらと聞こえ始めた。 アンナ「島か…そこから帰ることになるのかしら」 フローリー「そう……ね」 アンナ「帰るのは嫌?」 フローリー「ううん、そうじゃないの。…お土産が用意出来なかったのが残念で」 アンナ「唐突に終了が告知されちゃったもの、仕方ないわ」 フローリー「……荷物も無くなってしまって…大事なものもありましたのに」 アンナ「あ…荷物ね…どうしよう、そもそも帰れるのか怪しくなってきたかも…」 ペンダントやお手製の白衣や薬品、パスポートや財布…それぞれが大事なものを思い浮かべてやおら青ざめる。 フローリー「う…どうすれば」 アンナ「今更は戻れないし…海の上で考えても解決しない。…着いてから考えよう、ね?」 フローリー「ええ…じたばたしても…じたばたしたら…溺れてしまいますわ」 アンナ「それは…ごめん!」 二人でまた声をあげて笑うと、不安も不思議と和らいだ。 アンナはこの島に来る前の彼女を思い出す。青白くいつ倒れてもおかしくない様子だったと記憶している。そんな記憶も曖昧になるくらいの、今目の前で笑う彼女がとても同じ人物だと、ラボの連中が見たらその己が目を疑うのだろう。 アンナ「何よりのお土産は…あなた自身が、元気で帰ることよ」 流れるプールもだんだんと勢いが緩やかになってきて、足がつこうかという深さになった。 先ほどよりもずっと近くに見えている島の砂浜には、先に到着した来訪者が遊び始めている姿が見える。 この島に来て、本当に良かったと小さく呟いてから。 フローリー「そうね…、…元気すぎるって、叱られてしまうかしら」 蛇足: フローリーが首にスカーフを巻いているは表に出なかった裏設定のなごり アンナが水着にならなかったのは恥ずかしいから
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Message |
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メッセージはありません。
今日はメッセージを送っていません。
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マイペース |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
レンタル宣言 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
Main |
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技回数の振り分けが確認されませんでした、てきとーに振り分けます。 ブロウ に技回数を 13 振り分けました! マジックミサイル に技回数を 10 振り分けました! マジカルハンマー に技回数を 4 振り分けました! 斜め四十五度 に技回数を 6 振り分けました! ペイリングペイル に技回数を 2 振り分けました!
現在の体調は いい感じ!
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訓練により 器用 が 57 上昇しました!(能力CP - 120 ) 訓練により 器用 が 58 上昇しました!(能力CP - 126 ) 訓練により 医学 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 33 ) 訓練により 医学 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 34 ) 訓練により 医学 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 35 ) 訓練により 薬品作製 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 41 ) 訓練により 薬品作製 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 42 ) 訓練により 薬品作製 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 43 )
技 スリーピングデッド を修得しました!
地底樹 から 実験用白衣 という 白衣 を作製実験しました。
熱石 から ピーチー・キーン を作製実験しようとしましたが失敗しました。
【合言葉&場所チェック】
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声が聞こえる・・・ |
遺跡外では様々な声が飛び交っています! |
「・・・・・・というわけでこの話はこれで終わりだッ!!
次作は9月中に公開予定だそうだから この場所はそれまでは残しておいてやる、ありがたく思うんだなッ! 宣言画面もすみかも普通に使える状態だ。
次作の情報はトップページにぼちぼち現れるらしい。 どうせ奴の気まぐれで頻度はアテにならねぇがな。
・・・さて、伝えることは伝えた。お前の夢の中にでも戻るとしよう。 ハハハッ!!しばらくは良い夢ばかりだなァおいぃッ!!」
「いやぁ実に長かったなぁ諸君。予定より1.5倍も長くなってしまった。 とりあえずお疲れ様といったところか。
そして長丁場へのお付き合い、とてもとても感謝している。 次の世界はこれほど長くならぬようにするつもりだが、 どうせ奴の気まぐれだ、アテにはならないかもしれんな。」
「そんなわけで次作も時間あったら参加しちゃえばいいと思うよーっ!! 時間あったらだからねー?そこおねーさんとの約束だぁっ!!
最後まで参加してくれてほんとありがとぉーっ!!」
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Data (第77回 第79回) |
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ENo.1440 フローリー・ハイマンス |
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* 単独行動中 * |
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[PL] ハイマンス |
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