龍次「その上大概群れておる故、飼い馴らすは少々骨が折れそうで御座る。群れごと操れるならば、あれほどに頼もしい味方も無いが。あの統率は見事なもので御座る」

龍次「その話が真であれば、狼を飼育した者は大した御仁で御座る」

龍次「……否、拙者は忍などでは御座らぬぞ。番頭で御座る。うむ」

龍次「……そう言えば、お主等はなにやら黒い眼鏡や首飾りをしておるようだが、やはり服を着るわけではないのか」

龍次「そも、お主等は真に犬であるのか？」

龍次「術をかけ……なんと……。お主がかけたのか？それとも犬が自らかけたのか……」

龍次「もしやお主等も皆、物の怪の類であるのか？言葉を繰る獣は、やはり妖なので御座ろう」

龍次「近頃は言葉を解し、それに馴染んでおる俺自身すら、人であるのか謎に思うようになってきた。そも、己が人の子である証など、何処にも無いわけで御座るが……う〜む……」

うめ＆バズーカ犬(998)からのメッセージ：
わん太「わんわん（鍛えてますから、起立、気をつけ、直れ、休め、とかもできますよ。尻尾でバランス取るのがコツなんですよね）」

うめ「普通の犬さんはあんまりまともに受け止めないほうがいいと思うよ。そういえば今日はバレンタインデーだよね。本当は犬にはチョコとかあげちゃ駄目だから、普通の犬さんは気をつけてね！」

龍次(1224)からのメッセージ：
龍次「む？格好良いとは此れ如何に。羽織はともかくとして、中に着ておるのはただのしの……」