ユーリ「そうね…貴女の言う通り、仕事柄、舞台に立つのはやっぱり夜が多いかしらね。
仕事が終わったら終わったで、片付けや次回の舞台打ち合わせもあるし…。
夜更かしは必然的に多くなるわ。仕事は身体が資本だし、健康が一番気を遣うところね」

ユーリ「もっとも、今は此処で暮らしている分、宝探しに専念しているから、
仕事をする機会は、時々遺跡外に出る日か、定期的に開催される闘技大会あたりに限られるけど…」

(度が過ぎると勘が鈍るからあまり歓迎できた事ではない、と苦笑してみせる。
踊り子は自分の仕事のことを話すと、今度は貴女の仕事道具が目に入ったようだ)

ユーリ「この筒に入っているのは紙かしら。販売するほどの量を持ち歩くには嵩張って大変そう…。
それに、長く品質を維持するにはかなり繊細な代物だと見受けられるわ。
特に日毎の天気や気候によっては…ね。お互い、仕事に使うものの手入れは大変よね」