「そんなオカルティックな女の子の日なんてさておいて、今日もあ料会はっじまっるよー。
　ここ二日ほど遺跡外に居たんだけど、料理の注文はやっぱりあらかじめ名前指定が多いわね。
　ちちぃっ、おまかせしますなんて呟いたとたんに楽園を見せてやる気まんまんでいたのにっ！！」

「でも、いざ”おまかせていいですよ”と言われると、当たり障りのない季節の料理を
　ウィキって調べてまで入力してしまいそうな予感。
　ふふふ、どうもチキンで困るわ……」

「さてさて、そろそろお花見シーズン。　貴方の近くには見ごろの桜が楽しめる名所はあるかしら？
　お弁当持って桜を見に行くのもいいけれど、酒瓶ひとつぶらさげて夜桜観賞、ってのもいいわね」

「……ユシルルさん、槲って……樹のほうの？
　思えば、桜餅の葉は食べられるのに、なぜ柏餅の葉は食べられないんだろう」

「２５６色ひし餅！　メガマッ○を意識するなら、やっぱりタテに積むのよね？
　いつも思うけれど、アレはどうやればスマートに食べられるのかしら……」

　　　　　「あ、ビスさんこんにちは！　何もないところだけどゆっくりしてってね！」

風帝みどら(205)は何かを必死に伝えようとしている：
ぎゃおー！
（通訳：みどら　きもち　だけじゃない！）

（昨日何か作ってみたいだけど…みどらは一体何を作ってたのかしら？）