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![]() | No.790 伝説の武器とか好きダカラッ!! | 霧生 氷雨 |
PLの趣味丸出しで申し訳ありません…(汗)。 世界中の神話や伝承、物語に出てくる武器(実在、架空は問わず)への愛を叫ぶためのコミュニティです。 詳細はそのうち追記しますが、コミュ主が好きな武器について不定期に語ることになると思います。 コミュ主の都合で、毎回更新されるかも知れませんし、一ヶ月以上更新されずに放置されたままになるかもしれません。 ■履歴 【第1回】エクスカリバー(Excalibur) 【第2回】カラドボルグ(Caladborg) 万が一、こんなコミュでも参加したいという奇特な方がいらっしゃったら…大歓迎です! …が、コミュ主の独りよがりのコミュになる可能性が”かなり”高いので、入会の際はご注意下さい。 ------------------------------------------------------------------------------------ 【第3回】ゲイボルグ(Gaeborg) 出典:ケルト神話(アルスター伝説) 持ち主:ク=フーリン 種類:槍 前回紹介した『カラドボルグ』の持ち主ファーガス(フェルグス)=マクロイのライバルであり、ケルト神話の有名な英雄でもあるク=フーリン(ホリン)。 今回は、そんな彼の持つ魔の槍『ゲイボルグ(ガエボルグ)』について触れてみたいと思います。 ゲイボルグと言う名前の槍は色々な作品に登場していますし、知名度としては『エクスカリバー』かなり高い方ではないでしょうか。 まあ、『グングニル』の方が若干知名度は高いかもしれませんが…(苦笑)。<PLの主観です 『ゲイボルグ』の使い手、ク=フーリンはケルト神話(ダーナ神話)の光の神ルー(ルーク)の息子である半神半人の英雄です。 彼の母親の夢の中に出てきたルーのお告げにより、セタンタと名付けられ幼少時代を過ごしました。 ある日、セタンタはアルスター王の館に招かれ、そこで”普通の犬100匹の力に相当し、戦士10人がかりでも倒せない”という番犬を素手で倒してしまいます。 そして、 「もし、この犬に子供がいるなら、私がこの犬と同じような番犬に育てましょう。 そして、その犬が一人前に成長するまでは、私がこのクランの館の警備を行いましょう。」 と申し出ます。 セタンタの強さに感心した王は、彼に館の警備を任せることにし、”クランの猛犬”という意味の『ク=フーリン』という名を与えます。 それ以来、セタンタはク=フーリンと名乗るようになります。 ク=フーリンは青年に成長し、美しい女性エマに恋をし結婚を申し込みます。 しかし、エマは彼にもっと強く成長して欲しいと願い求婚を断ります。 そのため、ク=フーリンは影の国に住む魔女スカサハ(スカアハ)の元で修行し自分を磨こうと試みます。 そして、スカサハの元での武術と魔法の修行を終えたク=フーリンに卒業祝い(のようなもの?)として、師匠のスカサハから送られたのが魔法の槍『ゲイボルグ』でした。 ク=フーリンのそれ以降の活躍に関しては割愛。 今回のメインはゲイボルグの方なので(笑)。 ゲイボルグは投擲用の槍として描かれてることが多く、そのため軽量なイメージがありますが、実際にはかなりの大きさと重量を誇っており、怪力を持つク=フーリンだったからこそ扱えたということです。 ゲイボルグは巨大な海の獣(一説では巨大鯨)の骨を加工して作られており、ク=フーリンの怪力でも壊れないほどの強度を持っていたそうです。 (※ク=フーリンはその怪力のため、普通の武器ではすぐに壊してしまいます) ゲイボルグは切っ先が鋭く、刃には鋸のようなギザギザの切れ込みが入っており、このためゲイボルグに貫かれた相手は深い傷を負うことになります。 そもそもゲイボルグという名称は『ga bool'ga(=ギザギザした投擲武器)』に由来し、稲妻を意味しているそうです。 また、戦場でゲイボルグを投げると、その切っ先から30もの矢じりが飛び出し敵を貫くという魔力も秘め、このことからも稲妻を象徴していると考えることが出来ます。 余談ですが、ク=フーリンの父である光の神ルーの持つ槍(『ブリューナク』)にも似たような特性があったそうです(※詳細はまた別の機会に…)。 他にゲイボルグの特性として面白いのが、「足を使って投げると威力倍増」という、想像すると笑えるようなものもあります。 どうやったら、足で槍を投げられるのでしょうか(笑)? 蹴るのか? 「投げると(魔力により)必ず命中する」特性があるという説もあるようですが、あまりメジャーではなく、それは寧ろ↑の『ブリューナク』の特性としての方が有名で、ルーとク=フーリンの親子関係もあって情報が混ざってしまったのではないでしょうか。 ところで、一説に拠ると『ゲイボルグ』というのは固有の武器につけられた名称ではなく、”槍の投擲術”の名称ではないかという意見もあります。 うーん、あまり上手く纏められなかったなぁ…。 もしかすると、来週までに少し修正するかもしれません。 …しないかもしれません。 さて、次回(第4回)は、えーと、どうしましょう? 冒頭でちょっとだけ名前が出た『グングニル』を取り上げてもいいですが、話の流れから『ブリューナク』に触れた方がいいかな? とりあえず…次回は”多分”『ブリューナク』ということで…(苦笑)。 ◆『ゲイボルグ』の登場する作品 ・『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』 《地槍ゲイボルグ》 十二聖戦士の一人、槍騎士ノヴァの使用した武器。 力、技、守備がそれぞれ10ポイントずつアップするが、槍自体の重量がかなりあるため命中率は低め。 前半(親世代)ではキュアンが、後半(子世代)ではアルテナが用いる。 ・『ロマンシングサガ・2』 《竜槍ゲイボルグ》 各地にいる竜(一部除く)が低確率で落とすレアアイテム。 武器固有技は『下り飛竜』…らしいが、残念ながら見たことはない(苦笑)。 ・『ファイナルファンタジータクティクスアドバンス』 竜騎士がサンダーブレスを覚えるのに必要な槍。 市販品のためありがたみは少ない(苦笑)。 |
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ヒサメ(790)からのメッセージ: ![]() 内容は相変わらず薄っぺらいですけどね…(涙)。」
ゆーじ(1605)からのメッセージ:
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![]() | コミュニティ参加者 |
参加者 計 6 名
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