サイレントへの葛藤の末か、今までの謝罪かは定かではないが―――
そこには潮風が吹いているだけだった。

ネアリカ(51)からのメッセージ：
「……終わっちゃった、ね。　私達もこれで解散かなー。
　なんだかんだでそれなりに収まるところに収まった……かな。

「おつかれさま。またどこかで会うこともあるかもしれんが……どうだかな。」



「………あ。ちょ、待って！　アルテイシアさんどこだろ!?　
　沈んでないよね!?　でも浮かびそうにないし!?」

アクエス(220)からのメッセージ：
アクエス「宴会でもやります？」

ジャンニ(354)の声は粘りつくように低く響く：
ジャンニ「水着……か。
　　　　　なんていうか、私たち……
　　　　　こういうしょーもない結末のために、けっこう頑張って戦ってきてたんですねー……」

ジャンニ「ま、ともあれ、ここらがいいところでしょう。バラバラのやつらで、よくぞここまでやれましたよ。
　　　　　明日からは、みんなそれぞれの旅の空ってやつだ！」

ジャンニ「……まあ、なんか、結婚組もいるみてーですが、ね」

イグニス(702)からのメッセージ：
イグニス「この遺跡での収穫はもうなさそうだな。
正直やつらにはもう、付き合ってはいられんよ。」

波間に揺られて、浮き輪に乗った赤毛の獣人が遠ざかってゆく――

ルア(813)からの幻影通話：
ルア「……。…………。………………。
最後の最後で……酷い事になったな……。まさかまた水着とは……。
と、ともあれ皆無事かね？生きておるかね？沈んだ者はおらぬかね？」

ルア「あの島での探索が出来なくなった以上、この同道も終わりという事になるのだろう。
皆違う道を行くことになるのだろうが、いずれ交わる事もある。その時まで、皆息災で。
……こんな格好で言うのも、締まらんがね。ははは。」