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探索77日目 基本行動の宣言を確認しました。 「取引行動」の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「対集団メッセ」の宣言を確認しました。 「装備とセリフ」の宣言を確認しました。 |
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もはや、万策は尽きた。 絶望を眼前に臨む戦場において、”彼”が頽れた瞬間、脳裏に浮かんだ言葉はそれであった。 此処に残る者は、奴らの力を押し止める力を持たぬ者達。 彼等を魅了する術も、彼等の剣を捌く力も、何一つ有りはしなかった。 数多の化け物を眼前に臨む、この救いようのない死地を凌ぐには、あまりにも弱い者達であった。 「負け戦のしんがりほど、嫌なものはありませんね」 正気に戻った女騎士は、造られしものを従え、じりじりと間合いを詰めてくる。 私を庇いながら、彼はポツリと言葉を零す。 「勝ちさえすれば、追い縋る敗残兵の露払いだけで済みます。 しかし、負ければ逆だ。この命に替えても、主人を、戦友を、依頼主を生かして逃がさねばなりません」 苦み走る横顔を濡らす、彼自身と、彼の隣に居た者の血潮。 血と汗と泥にまみれた肌は青白く、生気も血の気も有りはしなかった。 「しかも、あの時とまるで同じだと? ――畜生、何の当てつけだ!」 肩で息をする。 怒鳴りつける声も途切れ途切れで、何の力もない。 もはや、焦点すら合わぬ眼は、熱に浮かされた者の様に潤んでいた。 「偶然にしては出来過ぎているな」 「ええ、全く」 彼の言う”あの時”。 かつて、師の仇に縋り付き、完膚無きまでに叩きのめされた瞬間のこと。 確か、あの時もそうだった。 己の手勢は全て切り伏せられ、息をしている者はは私とコルのみ。 目の前には、ろくに傷さえ受けていない”あの男”が、酷く醜い凶相を浮かべて佇んでいた。 鏡に映したかのように、同じ光景が広がっている。 「畜生……ガキのママゴトに付き合っただけで、此処まで辱められるってのか」 ブーツに仕込んだ短刀。 震える腕で引き抜いて、両手でしっかと握り、絶望を睨み付ける。 ハイレッグと、マナの枷による二重の後遺症。 彼の細い躯には、もはや、風雪を紡ぐ力すら残されていない。 しかして、逃げだす気は無さそうであった。 そうする必要はないというのに、戦って、戦い抜いて、私の盾となろうとしている。 「我が主」 「何だ」 「再び、嘆きの川辺でお目に掛かれるのを楽しみにしております」 ”あの時”の結末は、酷く単純で救いようがない。 ”あの男”が私に向けて放った矢を、コルがその身で受けることで、私を長らえさせた。 ”あの時”がそうであるなら、”この時”も斯くありたい。 それが、絶望を臨むこの戦において、彼の望む死に様はそれであった。 神は私に、あの時以上に酷な仕打ちを与える。 ”あの時”とは異なり、弓をつま弾くのは、コルの意志ではなく、あくまでも私の命令であった。 「……行ってこい」 僅かに、はにかんだような笑みを浮かべる。 彼は地を蹴り、女騎士を――…アスペディア向けて、一直線に飛び掛かる。 その背を、見守ることしか出来ぬ私は、たった一人残される。 ああ、何も出来ぬのだ。 刃を握り、戦い抜く才など、私にはなかった。 「なぜ、私の体は動かないのだ」 がしゃりと、見えぬ枷が音を立てる。 立ち上がろうにも、あまりにも莫大なマナに押し潰されて、一指すら動かない。 「なぜ、私の腕は、誰の手にも届かないのだ」 涙は流れない。 ただ、この胸の内はズタズタに切り裂かれていた。 「この腕さえ動けば、誰も彼もを救えるってのに。何故だ。何故、何時もこの手は動かないんだ」 ずっと昔から変わらぬ旋律がある。 戦友も、我が師も、己の手勢も、誰一人として救えない。 憐れな男の物語。 衛生兵として、密偵として、いくら腕を上げようとも、何時も彼等は先に行く。 いくら手を伸ばしても、私には届かぬ場所へ行く。 そうして、二度と帰っては来ない。 不意に、地面に影が差す。 見上げる私に、影は刃を翳すと、物憂げな溜息を反す。 「それが、無駄な足掻きだと理解できないものか」 絶望は、私の躯を突き抜けた。 □□□ ―― コルの追想 ―― 僕の躯を背負い上げ、主は地下五階の荒野を征く。 僅かに残された力でもって、冒険者の集う集落へと歩みを進める。 あの女に切り裂かれたのは、僕も主も同じだというのに、あまりにも情けないと泣きたくもなる。 熱病に罹患した者の譫言の様に、主の背に向けて何度も詫びる。 しかし、主は何も云わず、無心に歩き続けるだけであった。 暫く歩んだ先、世界樹の太い根に空いた洞。 そこに僕を横たえると、主は背嚢より薬を取り出し、治療に掛かる。 「それは、御身にお使い下さい」 主は、曖昧に笑ってみせた。 視線の先、女騎士に切り裂かれた痕を見て、思わず悲鳴を上げそうになる。 すんでの所で押し止めるも、おそらくは気付かれている。 見て見ぬ振りをされただけだ。 「喜ぶべきか、悲しむべきか……負傷の程度で考慮すれば、お前よりもずっと無事だ」 切り刻まれた外套と軍服。 軍用色の内に、赤黒い染みが滲むのは、間違いなく主の血。 しかし、その向こうに傷口はなかった。 何一つ欠損のない……それでいて、人の身にはあまりにも異様な躯。 無月を思わせる純黒の、狼の毛並みがそこにはあった。 「それは、いったい……」 「流石に、アスペディアから貰った、最後の刃は効いたらしい。 治療も出来なかったからな。おそらくは、欠損箇所の穴埋めと同時に、遺跡の機構化が進んだのだろう」 「そんな、ばかなことが……御身には何の問題も無いのですか!」 「ああ、顔はやられなかった。ごまかしは効くだろうよ」 主の魔術を以てすれば、装備の破損は繕える。 血痕も、斬撃の痕も、なにもかもを無くしてしまえれば、その向こうの致命傷は判らない。 獣化という特性故に、鼻の効く者なら気付くかもしれぬ。 しかして、木を隠すなら森の中とは良く言ったものだ。 旅一座のけもの達と、やたら狼になりたがるカウダを加味すれば、十分に誤魔化せるだろう。 「それよりも今はお前の躯だ。黙って寝てろ」 「大丈夫です。適宜主に治療して頂いた以上、深手など何一つ有りません!」 「身の程を弁えろ」 怒気を孕んだ視線を、僕に向けて打ち込んでくる。 だが、怯むわけにはいかなかった。 「そもそも、僕よりもカウダの方が……」 「あれなら問題ない」 「しかし!」 「私が大丈夫だと言えば大丈夫だ。あれもユバも、お前とは違い、並の生物とは造りが違う」 それは、最も、聞きたくはない言葉ではあった。 打ち拉がれて、何も言い返せなくなる。 主は何も云わず、黙々と治療を開始した。 「僕は、この身が猛禽であった頃から、誰かの勝利に貢献する事を至上の喜びとしておりました」 空を駆る翼と、昼夜を問わず誰よりも利く目は、僕にとって最大の武器だった。 時に先導者として、時に助力し、戦い抜いた日々の記憶。 「僕の援護を受けて、誰かが主の命を達成する。 それが主の勝利――…ひいては、他の手勢達の生存に繋がるのであれば、それで構わなかった。 誰に褒められなくとも、手柄など無くても、それが僕の誇りだった。 ひとりでも多く生き残れるのなら、それだけで良かった」 瞼を強く閉じれば、浮かび上がるかつての戦友の姿。 主に名を与えられ、主の元で戦った、数多の犬猫、僕と同じ猛禽、伝書鳩、小動物……。 あの時、あの戦で、後生の別れとなった。 もはや、何処にも居ない者。 「カウダやユバのように、ただ一人でも皆を守れる力があれば、この戦には負けなかったのか。 この戦だけではない。あの時だって、”あの男”を殺せたのか。 僕は皆を守るという名分の上で、誰かに甘えているだけのガキだったのか」 腹の底から怒りが沸き起こる。 悲しみが、己の胸を包み込んでゆく。 眼前で淡々と作業する男は、何時も通りの無表情で、僕の瞳を見据えた。 「誰かが泥を被らねば、誰一人として戦えはしない」 主は僕の肩を叩く。 もはや人の形を取らずとも、かつてと同じ力で、僕を励ますかのように。 「お前は、よくやった」 主に褒められるなど、滅多に有った事はない。 僕にとって、何よりも喜ぶべきであろう。 きっと、違いはないのだが……。 僕の気のせいだろうか。 その言葉は、何処か己に言い聞かせるような余韻を孕んでいた。
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【パーティメッセージ】![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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![]() | 合成獣研究所 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | レンタル宣言 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | パーティの回復役なのです。 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
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ブランシュ(440)からの生産行動を許可しました。 ミドー(379)からの生産行動を許可しました。
ウェルフェア に技回数を 4 振り分けました!
バジル(973)から 紅隼の心得 を受け取りました。
ディオ(972)に 月影のクローク を渡しました。
ハンバーグ弁当 を食べました。
武具に 警杖 を装備!
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訓練により 魔力 が 40 上昇しました!(能力CP - 72 ) 訓練により 毒ペット のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 31 ) 訓練により 毒ペット のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 32 ) 訓練により 毒ペット のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 33 ) 訓練により 毒ペット のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 34 ) 訓練により 毒ペット のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 35 ) 訓練により 毒ペット のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 36 ) 訓練により 毒ペット のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 37 )
上位技能 冥杖 を修得できそうでしたが脳みそがいっぱいいっぱいでした。
ミドー(379)に 2000 PS 渡しました。
滄溟の未宇(280)に ザエル箱 を渡しました。
GREAT保存食 を買いました。(- 600 PS)
ミドー(379)に、 ハーベストムーン から 半紙 という 魔石 を作製してもらいました。(- 540 PS)
ブランシュ(440)に、 こんにゃく から 認識票 という 白衣 を作製してもらいました。(- 260 PS)
バジル(973)に、 黄安華 を消費して 紅隼の心得 に効果付加し、 ド根性 を付加してもらいました。
コル の 敏捷 が 18 上昇しました。(-91CP) B1F S-4 魔法陣〔永遠の天井〕 に移動しました!
S-5 に隠し通路を発見!
【合言葉&場所チェック】
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![]() | Next Duel |
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B1F S-8 / 砂地
【パーティのデュエル行動】* ディオ(972) : カイ(1721)のパーティに練習試合を申し込む * バジル(973) : カイ(1721)のパーティに練習試合を申し込む * ロデオ(1303) : カイ(1721)のパーティに練習試合を申し込む ロデオ(1303)の行動が選択されました!
練習試合が発生! |
![]() 遺跡外 に強制移動! ・・・この島にいる全員だろうか、気がつくと島の中心部に集結していた。
「・・・ごきげんよう皆さまッ!」 近くの高台から声がした。 「・・・・・・そしてさようなら皆さまッ!! これからこの島の一斉水洗いクリーニングを行ないたいと思いますッ!! 少々悪い虫に食われているようでして、ゴキジェートだけでは物足りないので バルサーンをするといった具合ですなッ!! そしてこの島は再び生まれ変わり、正式にこの世界の機能の一部となるのですッ!! ・・・いや、そうなるでしょう! 天国か地獄かパラダイスか、それはこのおてんば娘カエダさんの調教次第ではございますが、 またお会いできることを心より期待しておりますので、 貴方達が過去の存在となった際にはぜひこの島にお越しくださいませッ!! ・・・ヒヒッ!」 両手を広げ、天を仰ぐ。
「それでは皆さま・・・・・・」 スーツの胸元から本を取り出し、栞を抜き取り別のページに差し込んだ。
すると、突然その場にいるほぼ全員が無理のない範囲で水着姿になった! ちょうどいい感じのナイスな浮輪も装着されている!
「しばしの間、流れるプールをご堪能くださいませッ!!」
島の南部からものすごい勢いで波が押し寄せてきたッ!! 榊とカエダを除いた全員が波に乗り、どんぷらこどんぶらこ北へ北へと流され・・・
島はまるで海底へと逃げるかのようにどんどん沈み、姿を消していく・・・
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島が沈み切った頃に、声が聞こえた。
「皆様には本当に悪いことをしてしまいました・・・・・・しかし感謝していますよ。いつかまた会った際にはVIP待遇とさせていただきましょう。・・・・・・さて娘さん!調教の準備をしましょうかねぇッ!まずは私と結婚し居を構え生活を共にするところからですッ!!大丈夫です、母上の許可はいただいております・・・・・・こんなに真摯で紳士な男性はいないと大絶賛ッ!"言葉通り"未来を捧げる覚悟があるのならこの島の遺跡ごと委ねるとッ!!これぞまさにパラダイスッ!!私と共に成長し、幸せな遺跡を築・・・いや、幸せな家庭を築くとしましょうッ!!・・・自信がない?ご安心くださいッ!!この榊、遺跡以外には殆ど興味がないですので浮気の心配もございませんッ!!世の中うまいようにできているのですねぇ!ブラボォォーッ!!!さて、それではまずハ・・・・・・」
流され流され・・・・・・
北方にようやく大陸が見えてきた。
南にはさんさんと輝く太陽、青く広い海・・・・・・
次回の第78回更新が False Island の最終更新となります。 「魔方陣に移動」は無効となります。
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![]() | Data (第76回 第78回) |
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ENo.1303 ロデオ・C・シャロウェイ |
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ENo.972 ディオニージ・カヴァッリ ![]() ![]() ![]() ENo.973 バジーリオ |
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[PL] rue |
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