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探索7日目 基本行動の宣言を確認しました。 「取引行動」の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 |
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■第一回 文章コミュイベント■ 御題「プレゼント」 ・ 『お前の手、いつも冷たいよな』 学校からの帰り道。 手を繋いで歩いてると、キミはいつもと変わらない口調でそう言った。 『手が冷たいと、心が温かいんだよ。知らないの?』 握り締めるキミの手は温かい。 『なら、俺の心は冷たいんだな』 あ。逆に考えてみた? 『なに言ってるの。手が温かいと、心も温かいんだよ』 あきれた顔のキミ。 『理屈が通ってないぞ』 『でもそっちのほうが、嬉しいじゃん』 嬉しいと楽しくなれるし。 『お前らしいけどな』 『私らしいは素晴らしい! な〜んて言ってみたり……、して……』 ちらっとキミの顔を見上げると、微妙な表情をして遠くを見てた。 『僕は彼女のジョークをとても面白いと思いました』 『超棒読みじゃん! 教科書!?』 『面白い面白い』 『目を見て言いなさーい!』 いや、本音では面白くないって分かってるけど。 『まあ、お前にはジョークのセンスがない、ということで』 ……分かってるけど! 『キミだって同じじゃん!』 『おう。だからジョークは言わない』 ずるい。勝てないと勝負しないタイプ。 『ひきょうものー!』 それからしばらく、二人とも無言で歩いた。 先に口を開いたのはキミだった。 『その、どう言うべきか分からないが、お前はお前の良いところがあるから、そこを伸ばしていけば問題ないと思うぞ――って、何だよ?』 にやにやしちゃう私。 『励ましてくれてるの?』 『違う! ――ことはないが……』 どっち? 笑う私。 『ありがと』 照れてるキミ。 『……おう』 たったそれだけで、幸せ。 ・ その日は特に寒くて、私は右手をキミのコートの左ポケットに滑り込ませた。 キミは難しい顔をして、前を見てる。 『どうしたの?』 寒いから元気がないのかな? 私は最初、本当にそう思った。 『……オンタリオ州って知ってるか?』 しばらくしてキミが呟いたけど、私は知らなかった。 『そんな州、あったかな?』 『この国にはない』 『どこにならあるの?』 『カナダ』 嫌な予感がする。 『そう、なんだ……。それでその、カナダ国オンタリオ州が、どうしたの?』 『中学を卒業したら、引っ越すことになった』 雪も降ってないのに、目の前が真っ白になった。 ジョークは、 言わないんだよね……。 ・ ・ ・ 二人で切符を買って、改札を通った。 キミは空港まで。私は入場券。 駅のホームに並んで立って、電車がくるまで喋った。 『……もし、何か願いがあるなら、今だけ何でも聞いてやるよ』 やがてキミはそう切り出した。 時間がないって、分かった。 願いなんて『行かないで』以外になかった。 だけど。 『何も願わない』 笑ってみた。笑えたかは分からないけど。 『私はあまのじゃくだから。忘れてたの?』 『そうだったな』 『でもー、せっかくキミが言い出したからー、仕方ないからお願いしてあげる』 あきれ顔のキミ。 『何だよそれ』 『三つねー』 『仕方ないわりに欲張りだな!』 『じゃあ一つ目ね――』 ――って区切ると、心臓がどきどきして、言葉が途切れた。 さらっと渡したほうが楽なのは知ってるのに。 『……?』 キミが何か言いそうになったから、私は慌ててキミの首のマフラーを引っぱって取った。 『……これ、あげる』 鞄に入れてたマフラーを、キミの首に巻きつける。 『あげるからもらってよ。私のお手製』 リブ編みの黒いマフラー。 『お前……』 『返事はー?』 『ああ、ありがとう。大事にする』 その一言で一気に恥ずかしくなった。顔が熱い。 やばい。泣きそう。顔見られたら、まずい。 横に並んで、右手を伸ばす。 キミの左手を握りなおしたとき、 手を繋ぐのもこれが最後なんだ、って思った。 『二つ目なんだけど』 『おう……』 二人で並んで、反対側のホームを見ながら、 言った。 『世界で一番好きだった、って言って』 キミが横目で私を見た。 『そしたらきっと、大丈夫だからさ』 自分の声が震えたのに気づいた。 『お前、昔から公衆の面前でよく辱めるよな……』 『……お願い』 キミは溜息をついて、吐いた分の息を吸った。 『世界で一番好きだ』 『った、は?』 『忘れてた』 『やりなおし』 『世界で一番好きだ』 『やりなおし』 『世界で一番好きだ』 『っ、』 私は、ずっと握り締めてた左手で、キミのおなかのあたりを叩いた。 『過去形にしてよ……!』 苦しくなる。 これから先、ぜったい苦しくなる。 キミのことを考えて、でも考えちゃいけなくて、 どうしたらいいのか分からなくて頭がおかしくなる。 そんなの、分かりきってる。 だって――。 『悪い。嘘はつけない』 キミは右手で頭を掻いた。 『今でも世界で一番好きだから』 視界が滲んだ。 『このキザ夫』 いじわるだ。 それじゃあ気持ちを切り替えられないじゃん。 『それに惚れたのは誰だよ』 間違えようもなく、私だ。 『分かってるよ。私だって……』 ――世界で一番好きだから、困るんだ。 ホームに、ベルの音が鳴り響いた。 電車がくる。 『時間切れ、だね……』 笑おうとしたけど、できなかった。 『ああ』 キミの左手が、私の右手から離れる。 『あ……』 キミの手が離れると、またすぐに指先がかじかんできた。 だけど不意に、温かくなった。 『やるから貰えよ。お手製――じゃあないが』 それは紅い手袋だった。 『お前の手、いつも冷たいからな。これで俺がいなくても大丈夫だろ?』 キミのすかすかのバッグは、ぺっちゃんこのバッグになった。 『――――っ』 嗚咽が漏れそうになって、下唇を噛む。 嬉しかった。 『あり、がと……』 『おいおい、お前らしくないぞ』 キミが私の顔を覗き込んだ。 『もっと良いセンスのものがほしい、なんて言っておちょくるのがお前だろ?』 口の端をすこし上げて。 『お前らしいは素晴らしい。なんてな』 私は涙をごしごし拭いた。 笑う。笑った。泣きながら笑った。 『あ、はは、なにそれ、面白くないね』 『面白いよ』 キミは私の頭に手を乗せた。 『最高だ』 電車が滑り込んできた。 私を振り返って、それから乗り込むキミ。 『あのさ!』 その背中を思い切り叩く。 バランスを崩すキミ。 『何すんだ!?』 『三つ目なんだけど』 私は右手を振った。 『―― 。 』 『……おう』 発射ベルが鳴った。 ドアが閉まる。 キミは一度だけ、泣きそうな顔になった。 『さよなら』 同じ言葉を、キミが口にしたって分かった。 ゆっくり、電車が動き出す。 キミの姿が遠ざかる。 『ありがと……』 電車が見えなくなってから、私は呟いた。 キミとの時間は、きっと私の中で生き続ける。 キミのことを思い続ける私は、いつかきっと苦しくなる。 もしキミに出逢わなかったら、そんな気持ちにはならなかった。 だけど、キミに出逢わなかったら、人を愛するっていうことも、知らないままだったから。 だからありがとう。 この切なくて苦しくて、幸せな感情を私に与えてくれた、 ――キミに恋をして、よかった。 ・ ・ ・ ・ ・ 「――――とかってイイと思わないっ!? 青春じゃないっ!? 青春ってイイよ〜うっ!」 遺跡内での移動中。ウィオナは立ち止まって叫んだ。 「馬鹿な妄想を撒き散らしていないで足を動かせ」 前方から飛んでくる、おっちゃんの声。 「お前のペースのせいで、予定の半分しか進んでいないだろうが」 「細かいコト気にしないの〜っ。ハゲるよっ」 「うるさいッ」 いちいち反応してくれるあたりが彼の生真面目さを象徴してるな、と思ったが言わないウィオナ。 「にしても寒いね〜っ、息が白いしっ。早く遺跡の外に出てコーヒーとか飲みたいよっ」 彼女は肩をすくめて、ミニスカートのポケットに両手をつっこんだ。 「それなら尚更急げよ。次の魔法陣を踏んだら帰るから」 「は〜いっ」 さく、さく、さく。 しばらく、歩を進める足音だけが周囲に響く。 沈黙を破ったのは、ウィオナよりも小柄な少年だった。 「ウィオナさん……(p_-)」 「どしたのキャラっち――――あっ」 一番先頭を歩いていた小柄な少年は、この寒さの中、何故か上半身はTシャツ一枚だった。 「ウィオナさんが、この服を着ろって言ったから、着てたのに(>_<)」 キャラっちは、シャツの胸部を指差した。 そこには黒くて太くて荒々しい文字で『海の家“わだつみ”(TEL)』 と書いてある。海の家でバイト中に着るであろうTシャツだ。 「ごめんごめ〜ん忘れてたっ。イイよ服着てっ。……あっ、お詫びにコスって温めてあげよっか? もちろん下半身中心でさっ」 「遠慮します(-_-;)」 もぞもぞと服を重ね着するキャラっち。 「どこに絡めてイイかが分かんなかったんだよね……」 「何のことですかー(ToT)」 「こっちのハナシこっちのハナシっ」 もう。 ぼやきながら服を着終えると、 思いついたようにキャラっちは尋ねた。 「そういえば、さっきのお話はフィクションなんですよね(?_?)」 ウィオナはポケットの中で、右手を握り締めた。 「どうだろ〜ねっ」 「?」 キャラっちが何かを言いかけ、遮るようにおっちゃんが「二人とも遅いぞ!」と叫んだ。 小走りでおっちゃんの下に急ぐキャラっちの背中を見て、それからウィオナは両手をポケットから出した。 両手には、彼女のイメージカラーである紅い手袋が……。 『――忘れないよ。忘れないで』 「なんて、ね」
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【パーティメッセージ】![]()
今日はメッセージを送っていません。
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ラヴィニア(739)からのメッセージ: ![]()
レイリス(10)からのメッセージ:
ウィオナ(25)からのメッセージ:
MH35(87)からのメッセージ:
フィル(177)からのメッセージ:
メル(223)からのメッセージ:
マール(226)からのメッセージ:
やつは(285)からのメッセージ:
リロル(453)からのメッセージ:
ルクラ(455)からのメッセージ:
ミリア(896)からのメッセージ:
ち〜さな槍使い”翠”(1126)からのメッセージ:
しずかちゃん(1284)からのメッセージ:
メディ(1628)からのメッセージ:
しろ(1629)からのメッセージ:
ビス(1647)からのメッセージ:
呪いの楽団(1808)からのメッセージ:
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コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
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マジックミサイル に技回数を 8 振り分けました! ランダムブラスト に技回数を 4 振り分けました!
ItemNo.10 キャラメル を捨てました。
アイアンマン(1124)に アイアンバンド を渡しました。
キャラメル を食べました。
【第10回更新からの闘技大会参加メンバー】
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訓練により 魔力 が 21 上昇しました!(能力CP - 19 ) 訓練により 軽業 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 12 ) 訓練により 付加 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 10 )
緋色の狐(1383)に 10 PS 渡しました。
アイアンマン(1124)から 20 PS 受け取りました。
キャラメル(1249)から 30 PS 受け取りました。
レン(404)から 大きな牙 を受け取りました。
ナツヤ(1006)から 楔石 を受け取りました。
緋色の狐(1383)から ただの石 を受け取りました。
ヌエガヤ(1455)から C2CellAppended を受け取りました。
ヌエガヤ(1455)から C2CellStructure を受け取りました。
おいしい草 を買いました。(- 0 PS)
アイアンマン(1124)に、 パンくず を パンくず に合成し、 どうしようもない物体 に変化させてもらいました!
キャラメル(1249)に、 おいしい草 を料理してもらい、 キャラメル を受け取りました。
みなもさん(1623)の所持する 青い宝石 を消費して ニラニラリング に効果付加し、 平穏LV1 の付加に成功しました。 B1F D-25 魔法陣〔始まりの左足〕 に移動しました!
E-25 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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![]() | 声が聞こえる・・・ |
ヒヨコ(974)の声が届いた:![]()
ちび(862)の声が届いた:
オース(367)の声が届いた:
はーくん。(274)の声が届いた:
リマ(2226)の声が届いた:
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![]() | Next Battle |
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B1F I-25 / 山岳LV1
通常戦が発生!
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![]() | Data (第6回 第8回) |
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ENo.25 Wyona AC. Furfures |
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ENo.1124 アインクルス=アンキュール ![]() ![]() ENo.1249 キャラメル |
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[PL] Magatama |
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