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探索7日目 基本行動の宣言を確認しました。 「取引行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「通常戦」の宣言を確認しました。 「装備とセリフ」の宣言を確認しました。 |
 | Diary |
      
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◇【イベント日記】 「……リル、これは、なに?」 そう呟いて、ファルは目の前に鎮座した物を眺める。 ここ――僕らの部屋303号室の真ん中には炬燵。その上にはみかん――そしてドーナツ型の浮き輪があった。 「なにって、見た通り、そのまま。炬燵と蜜柑と浮き輪だよ」 「ちがーうっ! そんなの見れば分かるわよっ! あたしが聞いてるのは、なんでこれがここにあるかよっ!?」 「まぁまぁ、そんなに大きな声出さないでよ。ほら、お隣さんに迷惑だしさ」 「隣の部屋はまだ誰も住んでないじゃない！」 ファルが驚くのも無理はないかもしれない。なにせ、ファルにしてみれば、お使いへ行って帰ったら部屋がこうなっていたのだ。 僕はおぼろげに、これまでの経緯を思い出す―― 「いってきまーす」 そう言ってファルはお使いへ行った。もう街には慣れたもので、こうやって時々買い物を頼むことがある。 「さて、と」 ファルの居なくなった部屋を見渡して、一息つく。賑やかにならない内に、荷物の整理でもしようかな。 そう思って、いつも腰に付けているポーチを開けたときだった。 「あ」 そこで気づく。常備していたはずの薬品の小瓶が空になっていた。そうだ、この前の遺跡探索で全部使い切ったんだった。これは無いと、困る。 しかしもうファルは買い物に行っちゃったしなぁ。仕様が無い。 寒い外に出るのは気が進まなかったけど、僕は壁にかけてあったマントを羽織り、帽子を深く被った。 外に出ると、冷たい風が頬を叩く。うあ……早くも心が折れそうだ。部屋に戻って布団に包まりたい……。どうしてファルはこんなにも寒いのに、あんなに元気なんだろう。あれが若さだろうか。 そんなことを考えながら、ひとり寒空の下、街を歩く。 暫くして、目当ての薬品が売っている店へと辿り着いた。店員ともようやく顔見知りになり、問題なく買い物を終える。 さて、あとは帰るだけ。 ふと。 きっとファルも寒い思いをしているだろうな……暖かいものでも買っていこうと食品街へと足を向けたのが、間違いだった――いや、ある意味では正解だったが。 ともかく、それが原因だった。 道の途中の、雑貨屋の前を通った時だった。 「安いよ安いよー！ 冬の寒さもなんのその！ 一家に一台、冬の醍醐味！ 猫も犬もまとめて丸くなる、暖かい炬燵なんてどうだい！？」 大きな声を張り上げて、店の前で売り文句を語っている元気な店員がいた。店頭には冬を快適に過ごす為の暖房器具がこれみよがしに並べられている。 「お兄さん！」 「むっ」 立ち止まって眺めていたら、例の男性に捕まってしまった。不覚。 「何か暖房器具をお探しですかい？ いいのが揃ってますぜぇ。こちらが今年入った新商品『オイルストーブ』ですぜ。燃料がちょっとばかり値がかかりますが、暖かさは断然これっすね。あと珍しいのが『火鉢』ですかね。炭を燃やすんで、シンプルかつ暖か。これはなかなか扱ってる店が少ないんで、買うならウチですぜ」 「は、はぁ……」 他にも他にも、店員はマシンガンのような速さで他の商品を紹介していく。いつもだったら、「あぁ、対して興味無いんで、これで」とか言ってさっさと行ってしまうところだが、今日はなんとなく話を聞いていた。 きっと、外が寒いからだ。 しかし、話を聞いていたという表現は正しくないかもしれない。僕はずっと、話を聞き流していた。 なぜなら、ずっと気になっていたからだ。そう、一番最初に目に付いた商品―― 「ねぇ、店員さん。あれは、どういったものだい？」 僕は、店員のマシンガントークに割り込んで質問してみた。指を差したのは、店頭に置かれた――机に布団をかけたような物。 「これはお兄さん。お目が高い。あれはですね――」 ――それから僕は店を後にした。 下っ端であろう他の店員が、買ったばかりの商品を運んで僕の後ろを付いてきていた。 先ほどの男性店員は、「お買い上げ、ありがとうございます！ またの御来店を！」と実にいい笑顔で手を振っていた。 「……ということが、あったような、なかったような」 経緯を回想風に、話して聞かせた。 「そうですね。大体そんな感じだったと思いますよ」 そう言って、アンジェはせっせと蜜柑の皮をむく。これで三つ目だ。 「そうだったの……って！？ アンジェちゃん、いつの間に！？」 「あぁ、折角炬燵を買ったんだから、さっき招待しておいたんだ。ほら、楽しみはみんなで分け合ったほうが、より楽しいだろう？ あ、ついでに補足しておくと、その浮き輪はアンジェちゃんからの差し入れだよ。ファルに、ってさ」 「え、あたしに？」 ファルは机の上の浮き輪を見て、アンジェを見る。 こくん、とアンジェは無言で頷く。 「ファルちゃんに似合うと思って」 それだけ言って、今度は蜜柑の筋をむく作業に入った。とことん蜜柑を丸裸にしたいようだ。 「良かったねファル。これで、今度の夏に海へ行っても恥をかかないで済むというものグアッ」 バシッ、っと顔めがけて浮き輪が投げられる。 「なっ、なに言ってるのよっ！ あ、あたし浮き輪なんかなくったって、ちゃんと泳げるもんっ！」 顔を赤くして、ファルが反論するが、さて、どうだっただろう。『犬かきで水面に浮く』というのは、果たして泳げるということになるのだろうか。 とまぁ、そんな些細な議論はこの際良しとしよう。なにせ、今は最高に気分がいい。 「ほら、ファルも炬燵へ入りなよ。この心地よさは、この冬最大の衝撃と言っても過言じゃないよ？」 「うぅ〜」 と納得いかない表情で、ファルは座る。そして炬燵に足を突っ込む。 「……あったかい」 ぺたん、と頬を机に載せる。 「だろう？ もう僕はこの部屋からベッドを撤去することさえ考えるね。というか、遺跡へ行く以外はここから出たくないと断言できる。うん」 「でもリルさん。炬燵で寝ると風邪を引くって、説明書に書いてありましたよ？」 「な、なにっ！？」 アンジェちゃんが説明書を指差す。むぅ、なんということだ。 「しかし、それならば本望……」 「あたしはベッドのが好きだなぁ。羽毛布団のふかふかした感じが気持ちいいのー」 んー、それなら、ベッドを撤去するのは忍びないなぁ。 そんなことを考えている間にも、僕の意識は夢の世界へ飛んで行ってしまいそうだった。炬燵の魔力はとてつもないのだろうか。 「こうやっていると、歌を思い出します」 「歌？」 アンジェちゃんが、そんなことを言い出した。 「はい。昔、聞いたことがあります。どこかの民謡らしいんですけど、歌詞の一部に『犬はよろこび庭駆け回る。猫は炬燵で丸くなるー』というのがあるんです。リルさんを見ていると、猫って本当に炬燵が好きなんだなぁと思います」 「へぇ〜」 と感心したようにファルは頷く。なる程、昔からそんな歌があったのか。じゃあ僕の炬燵に対する愛は遺伝子に組み込まれていたという訳か。 横目でアンジェちゃんを見ると、すっかり蜜柑を平らげた後だった。成長盛りなのか、良く食べるなぁ。 三人揃って、炬燵で丸くなる。こうしていると、僕だけじゃなくてみんな猫なんじゃないかって思えてくる。もしかしたら、炬燵は誰もを猫にしてしまうマジックアイテムなんじゃないだろうか。 「ねぇ、ファルにアンジェちゃん」 「んー？」 「はい？」 「偶にはこうやって、まったりのんびり、平和に平穏に過ごすのも素敵だねぇ」 「あたしは退屈かもー」 ファルはそう言って伸びをする。 「私は……どうなんだろ、レイモンド」 アンジェちゃんは膝に乗せたぬいぐるみを抱きしめる。 ふふふ。 いつか。 冒険が終わった後は、こうした生活も悪くないかもしれないな、なんて思う。そして、その時隣にいるのは――。 その後は、炬燵によってもたらされた睡魔のせいで、あまり覚えていない。 【日記】■第一回 文章コミュイベント■ 御題「こたつ」 キーワード「みかん」「猫」「浮き輪」／了 ◇レンタル◇ NO.989 アンジェリカ・ラッセルさん No.1850 ファルシリア=ノーエンさん
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メッセージはありません。
今日はメッセージを送っていません。
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| 長編日記倶楽部 |
琵姫(19)からのメッセージ：  琵姫「おや、少し前に文章が好き！（989）コミュさんに宣伝してもらっちゃったようだね。」
クレア(96)からのメッセージ：
アルディン(237)からのメッセージ：
魅月(259)からのメッセージ：
九郎(304)からのメッセージ：
ルクラ(455)からのメッセージ：
小春(508)からのメッセージ：
ラピス(952)からのメッセージ：
ゴーテ(1311)からのメッセージ：
七折(1502)からのメッセージ：
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琵姫「その文章好きコミュさんは今回がイベントのようだ。 興味ある人や掛け持ち参加してる人は、読んで参加して楽しんでくるといいよ。」
琵姫「今日で七日目になるな。 遺跡生活も一週間が経過、日記でのキャラの動かし方にも慣れてきた頃だろうと思う。」
琵姫「さて、今回は・・・お、新規参加者さんがたくさんいらっしゃってるようだね。」
クレア「さて、今回は某イベントと絡めてみました
アルディン「週２更新は今回までだー！締め切りが延びるぞー！」
魅月「今回も何とか間に合い。・・・ううん、皆様に負けない文が書けるようになりたいわ・・・」
九郎「師走は週刊進行ですね。そうでなければさすがに連載はキツいかなぁ。
ルクラ「締め切り前のなんとか効果……確かにありますね！」
小春「やっぱり余裕を持って書きたいものです…週一になったんだし、しばらくは…ねえ」
ノート５枚くらいで下書きをとどめておくと、文章が膨れ上がっても次数が足りるような気がする
最近は書かないのがデフォになってる気がしてだめね
ゴーテ「今日はメッセがチキレー！ ﾟ+.(ﾉ*｀･･)ﾉ*.
七折「小春さんがいっていたので思い当たったのだけれど、台詞の量についての考察があったわね」 | 突撃メッセ委員会 |
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コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
| NANDEMO許可！ |
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| レンタル宣言 |
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| 文章が好き！ |
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| Main |
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ライトニングブラスト に技回数を 4 振り分けました！ マジックチャージ に技回数を 3 振り分けました！ ホーリーライト に技回数を 4 振り分けました！ マジックミサイル に技回数を 3 振り分けました！ ボロウライフ に技回数を 3 振り分けました！
現在の体調は いい感じ！
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訓練により 合成 のLVが 1 上昇しました！(生産CP - 8 ) 訓練により 魔術 のLVが 1 上昇しました！(戦闘CP - 7 ) 訓練により 魔術 のLVが 1 上昇しました！(戦闘CP - 8 ) 訓練により 光霊 のLVが 1 上昇しました！(戦闘CP - 7 ) 訓練により 魔力 が 20 上昇しました！(能力CP - 17 ) 訓練により 体格 が 9 上昇しました！(能力CP - 7 )
ファル(1850)に 木瓜 を渡しました。
ポーションSP40 を買いました。(- 20 PS) B1F F-20 魔法陣〔シリウス浮ぶ河〕 に移動しました！
F-19 に移動しました！
【合言葉＆場所チェック】
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| 声が聞こえる・・・ |
ソルティ(1170)の声が届いた： ソルティ「投票ありがとうなのですー！照れるのだ（／／／）」
マッスル親指(1107)の声が届いた：
ヒナ(1035)の声が届いた：
パフィオ(1029)の声が届いた：
リヴィエラ(1024)の声が届いた：
ハルカ(941)の声が届いた：
ミル(913)の声が届いた：
ヒテン(877)の声が届いた：
エイ(864)の声が届いた：
樹羅(842)の声が届いた：
クリス(782)の声が届いた：
ラクシ(650)の声が届いた：
ヴィヴァーチェ姉弟(603)の声が届いた：
ドルチェ(547)の声が届いた：
ティティアナ(500)の声が届いた：
レイ(489)の声が届いた：
メルト(465)の声が届いた：
NEO(386)の声が届いた：
げてものさん(369)の声が届いた：
清明(313)の声が届いた：
ベアトリス(287)の声が届いた：
メル(223)の声が届いた：
まぐろー(176)の声が届いた：
アハト(61)の声が届いた：
ユメ(2249)の声が届いた：
ちきん(2245)の声が届いた：
ルク(2242)の声が届いた：
ニャゴ(2087)の声が届いた：
リル(2043)の声が届いた：
マド(2032)の声が届いた：
ティズ(1860)の声が届いた：
太郎(1692)の声が届いた：
白男(1688)の声が届いた：
山吹(1550)の声が届いた：
ハーク(1464)の声が届いた：
こでまり(1431)の声が届いた：
れいちゃん(1321)の声が届いた：
らっきー(1295)の声が届いた：
ミッキー(1243)の声が届いた：
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| Next Battle |
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B1F E-16 / 平原
通常戦が発生！
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偽妖精 | Data (第6回 第8回) |
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| ENo.2043 クリソベリル |
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ENo.1850 ファルシリア＝ノーエン 
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[2] ENo.989
[1] No.913
[2] No.989
[4] No.19
[5] No.911| [PL] 天野しき |
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