アカ「アタシからも、今年もどうぞよろしく頼むよ。ああもう！たらたらしてたら返事が遅れてしまってごめんよ。クリスマスには間に合わなかったけれど、いろいろとその、用意させてもらったよ」

　（送り損ねたクリスマスカードを気恥ずかしそうに各人に配る。いびつな形のクッキーが添えられている…）

アカ「久し振りにお菓子なんか作ったわ…　
今年はかなり遅れちまったけれども、みんなにとっていい聖夜であったことを祈るよ。アーサーのツリーもありがと、年明けちまったけれど、なくなっちゃうのがちょっと淋しいねえ。」

アカ「それからアーサー、サツマイモをたくさん有難う！あとで蒸かしていただくとするよ。一人じゃ食べきれないから、ロホにちょっとおすそ分けしておいたよ、どうもね。
（アンジェさんの方を向いて）はは、そうさね、昔からあまり量は食わなかったよ。年をとったら尚更ね。今じゃア、自分が食べるよりもあんたたちが美味しそうにモノを頬張ってるのを見るほうが好きさね」

アカ「キアロもお帰り、お魚美味しかったよ、この宿屋は料理上手が多くて助かるねぇ！今年もどうぞよろしくね、キアロんところも年始は厳かな感じなのかい？」

ロホ「アーサー、ミートソースうまかったかい？嬉しいねえ、ふふ…　ねぇ、たまに料理を交換っこしようね！また何か俺も持ってくるからサ。
そうそう！アーサー、アンジェ、ちょっと手ェ出してごらん。
（大きな手から、小さい包みがぽとん、と少年らの手のひらに落ちる）」

ロホ「オトシダマ！　…　って知ってる？前にも話してた、東のほうの国の行事で、まあ可愛らしい子供にお金をあげる！っていうンがあるんだ。でもお金をあげるのもなんだか気がひけちゃうからね。」

（中身はさまざまな形のキャンディだ！）

ABCD(92)からのメッセージ：
ABCD「May the New Year turn out to be the happiest and the best for you！」

ABCD「今年もお世話になりますっ。（尻尾を左右に振りつつ新年の挨拶）」

アンジェ(156)からのメッセージ：
アンジェ「新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」

子供たち(460)からのメッセージ：
ティム「アケマシテ！　おめでとー！　…だっけ？　いつのまにか島の暦じゃ、聖誕祭も
過ぎちまったみたいだし、新しい年も明けちまったみてーだけど、みんなが料理作ってると
なれば、俺らだけ黙ってるワケにもいかねーよな！　なあ、シジマ！」

シジマ「…うむ。師匠に聞いたが、東の国では年の初めは『オセチ』なる料理の詰め合わせを
食するとか。　されば、話に聞いただけのものにござるが、見よう見まねで再現してみたので…」

（横から風呂敷包みを取り出して広げ、重箱を並べる）

シジマ「本物とはまるで似ても似つかぬとは思うが…縁起物ゆえ多少のことには目をつぶって
いただければ幸いにござる。　まあ、ノエルにもいくつか持たせたゆえ、他の場にてすでに
召し上がった方もおられると…　（ふと言葉を止めて重箱の隅を見つめ）……？　はて、これは…」

リーリル「ああ、それ！　そこの煮物とそっちの炒め物は私が作りましたの！
だってパーティの料理担当は私ですもの！　シジマだけに任せておくわけには参りませんでしょう？」

ティム「…ま、まあ、とりあえず食えそうなとこだけ食ってくれよな…
そんなわけで、アカの婆ちゃんも、兄ちゃんたちも、今年もよろしくな！」