魔女「疑心を微塵も隠さないわね。愛想笑いも生きて行くには必要なものよ？」
このみ「あなたに愛想を向けて良い事なんてないですから」
魔女「どうしてこんな捻くれちゃったのかしら」
このみ「だ・れ・の・せ・い・で・す・かっ！」
魔女「誰かしらねぇ。じゃあ話を戻すわよ」

魔女「このちゃんと言えばどんなイメージを持つかしら。はいそこのメガネくん。……ツンデレ？ベネ！ベリッシモ正しい認識だわ」
魔女「――このように統計でやっぱりこのちゃん＝ツンデレということなのね」
このみ「ちょっと待ってください！一人にしか聞いてないじゃないですか！」
魔女「このちゃん」
このみ「何ですか？」

魔女「Don't think， just feel」
このみ「何得意げに言ってるんですか！それとこれとじゃ話は別でしょうに！」
魔女「そんなわけで魔女さん『これじゃ今の世界生きていけないっぺー』と思ってこのちゃんを新たな世界にステップアップさせることを昨日お風呂で思いつきました」
このみ「完全に思いつきじゃないですか」
魔女「ツンデレという矢一本じゃ容易く折れてしまう。ならもっと強固にしましょう。個性という名の矢を用意して確固たる存在感を確立させましょう」

このみ「……それで？」
魔女「考えたわよー。寝ながら考えたせいでなんかもっと良い事思いついたかもしれないけど綺麗に消し飛んだわよ。はいこれ！」
このみ「……メガネ、ですか？」
魔女「まずはジャブよ。いえ、ジャブと見せかけたコークスクリュー！今も昔も根強い人気！メガネで武装！武力介入！抱きしめたいなぁ、メガネ！」
このみ「……何かすごい力説してて気持ち悪い」

魔女「うっさい。このちゃんて何か学級委員長っぽいのよね。委員長と言えばメガネ。そしてツンデレ。ほら、見事な組み合わせ。王道は王道だから良いのよ。奇抜に走れば良いってもんじゃないのよ。続いてこれ！」
このみ「あ、良い着物ですね」
魔女「あなた、和風色がどうも薄いのよね。と言うわけでお召し物を着物にして和風色を強めましょう」
このみ「まぁ、着物は着慣れてますし良いですけどね」
魔女「ここに『ツンデレ』『メガネ』『和風』の矢がそろった事によって強固となったわ、おめでとう！」

このみ「そもそもツンデレって私、認めてませんけど。後、視力も悪くないんですが……」
魔女「これでひーくんも楽々攻略ってものよ」
このみ「……は？」
魔女「仲を深め、やがて時は来る。少しはだけた着物。メガネの奥には潤んだ瞳。照れ隠しで紡ぐ言葉は愛情の裏返し。完璧すぎるじゃないの。これでトゥルーエンド確定よー」
このみ「……」

魔女「何かしら？肩を掴んで。感動？感動しちゃった？お礼なら結構よ、私は私が楽しければ――」
このみ「誰がそんなこと、頼みました？」
魔女「ちょ、目が……目から光彩がなくなって、て言うか痛い。手にすごい力入ってる！」
このみ「ちょっと向こうでちゃんとお話、しましょうか」
魔女「こっわ！顔、怖っ！そして肩、痛っ！こ、これはヤンデレってやつなの！？中には誰もいなかったり空鍋をかき回す簡単なお仕事なの！？もしかしてとんでもないパンドラの箱を開けちゃった……？」

このみ「ふふふ……」
魔女「このちゃん、ヤンデレは駄目だと思うの。貴女の怖いイメージ増強するだけだと思うから。ね、笑ってすまーいる。後引きずるのやめてちょうだい」
このみ「……笑ってる、じゃないですか」
魔女「いや、そんな邪悪なのじゃなくて！何よ、折角用意した三本の矢もヤンデレの前に簡単にへし折れたじゃないの。あー……ちゃんと戻ってこれるかしら、これ」
このみに裏に引きずられ魔女は姿を消した。だが表の魔法店は今日も変わらぬ平穏に満たされていた。

＞たっきー
魔女「全ての説明を求めるだけじゃ駄目よ？自分で咀嚼して、判断して大人になっていくものなの」
このみ「それって早い話が『教える気なんかないです』ってことじゃ」
魔女「うん、そう」
このみ「あっさり肯定しましたね」

ショルト(272)からのメッセージ：
ショルト「十八番！　薬効ありぃぃぃぃ！！」

ショルト「みんな…色々あってペニ○リンが完成してしまった……」

籠「見えてなかった所で一体何をやってたんだ！？　ていうか○が何か如何わしさをかもしだすからやめろその表現！！」

ショルト「歴史上、まだこの世に存在する筈の無いショルシリン……」

籠「何しれっと自分の名前混ぜてんだ！！」

ショルト「でもこれは…本当に許される行為だったのだろうか…？」

星牙「別に良いよ。許星牙（ゆるせいがー）！」

ショルト「あっ！　（死）神様（っぽい役割の人）だ！」
籠「主に語尾がうざい！！」

星牙「でも名前は星ガリンな。」

ショルト「この（死）神様（っぽい役割の奴）ゲスいッ！！」
籠「主にここのメンバー全員ゲスい！！」

　演目内容：幻想卿\x87H学王決定戦！（sm13650405）

聖歌隊見習いメル(1712)からのメッセージ：
聖歌隊見習いメル「＞ゼイルさん
あら〜？いまここにこんなにお菓子があるのにぃ、そんな事頼まれても困っちゃいますよ〜？」

聖歌隊見習いメル「あ！そういえば私ダイエット中なのでした！なので、その頼みはきけませんね〜♪」