<< LIST [Notice] [RuleBook] [Result] [Lounge] [Link]


No.2082 遺跡外の幕家西風を連れて歩むもの


遺跡外のはずれ、草原と川辺の近くに一件の貸し幕家が張られています。
幾分旧い物らしく、所々に補修のあとが見られますが、少人数が暮らすには過不足ないようです。

――今の家主は、遊牧民の格好をした探索者のようです。
体を痛めているのか、日々の暮らしもどうにかこうにか、といった様相です。


※ もしスヴェルナに御用のかたは、こちらへどうぞ。
  以前の彼女ほど、活発でもなく、長話もできそうにはありませんが。



コミュニティメッセージ


シクヴァール(2082)からのメッセージ:
――次々と押し寄せた客人に驚き、手を止めて咄嗟に顔を隠しました。
大布を頭巾のように被り、目だけを覗かせています。

しかし、それらが知己であるとわかると、拳に手のひらを重ねて胸の前でぎゅっと握りながら大きく息をして。
かけられた声ひとつひとつに頷き、何度も小声でありがとうございます、ありがとうございますとつぶやき、礼をしました。

「・・・ええ、今はなんとか。大丈夫、無理をしなければ、どうにか暮らせますから。
 ちょっと、体の方々が傷むときもありますけれど・・・。」
――言いつつ、たつほさんとレティさんらから品物を受け取り。ふたたび深く頭を下げて、大事そうにかかえて雑貨のそばにまとめました。

「ふふ・・・。恩返しならもういただきました。身を案じてくれただけで、どんなに嬉しいか・・・。
 ――そうそう、折角の焼き菓子ですし、今いる皆でいただきましょう? お茶を温めなおしますから・・・。」
 ヒナさんをやんわり制すると、幕家中央の燠火のそばに、茶の入った深鍋をかけ直しました。
    マナの茨に侵食された手で、ゆっくりと茶器を用意します。




コミュニティ参加者


 ENo.478 町屋と古銭心配性
 ENo.1035 ヒナぐるぐるー
 ENo.1456 北條 桐花からっと
 ENo.1803 レティクル・アリエットrindoh
 ENo.2082 西風を連れて歩むもの西風を連れて歩むもの
 ENo.2140 一宮 立穂あっち
参加者 計 6