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探索6日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「闘技大会」の宣言を確認しました。 |
 | Diary |
      
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部屋の中央に置かれたベッド。その上に横たわるのは一人の女性。 閉じられた瞳はこの部屋に運び込まれた時から開いた事はなく、モンゴロイドにしては白い肌は血色を失ったかのような青白さから戻る事もない。 『わざわざこの人を誘拐しに行った甲斐もなくなるじゃないの』 そのベッドの傍に置かれた丸椅子が２つ。それぞれに座る影は、どちらも背はあまり高くない。 「……変わらないわね」 自らの持つ、栗色の巻き毛を指に絡め、毎日繰り返している言葉を今日も呟くレニー。 その言葉は、今日は訛りのある英語ではなく、幼い頃から慣れ親しんだイタリア語である。 「変わらないね〜」 これもまた昨日と同じ言葉を返したのは、レニーの隣に座っているヴァイオラ。ヴァイオラも、レニーに合わせてかイタリア語。そして、英語であってもイタリア語であっても、発声と唇の動きが一致していないのは変わらない。 「あの時は、何が起こるのか、期待したんだけどなー？」 隣に座るヴァイオラに、責めるようなまなざしを向けるレニー。 「僕も、何か起きてくれると思ったんだけどな〜〜〜？ 結局、あれっきりだったね」 あの時。 約２年前。二人の目の前で眠る女性に、それ以前にレニーがアメリカで回収した、正体不明の流動体生物らしきものを掛けた所、その流動体の全てが女性の躯に吸い込まれて行った。 「あの時は、よし、狙い通りだ、って思ったんだけど。ちゃんと、波長の合う人を選び出したんだし」 いつもと同じ、にこやかな笑顔を崩さないまま、右手を自分の頬に当てて唸るヴァイオラ。 「これで、結局何も起こりませんでした、じゃあ、あたしがわざわざこの人を誘拐しに行った甲斐もなくなるじゃないの」 ぷうと頬を膨らませるレニー。彼女が不満を持った時によく行う、彼女達の間では見慣れた動作だ。 「いくらあたしが凄腕の魔導師だからって、トーキョーの街中で事を起こさせるのは勘弁してほしかったな」 腕組みをしたレニーを宥めるような仕草をしたヴァイオラ、 「まぁまぁ、あんな事はレニーでもないと頼めないから。それに、レニーなら失敗しないよねって思ってたし」 ヴァイオラの、露骨とも云える煽てに、しかしレニーはまんざらでもないと云った風な笑顔を浮かべた。 「ま、ね。伊達に小さい頃から鍛えられてた訳じゃないから」 不意に。ベッドで眠る女性の瞼がぴく、と動いた。 「……あれ？ 今動いた？」 「え？ そう？」 戸惑う二人の前で、女性の瞼がゆっくりと開かれた。その中にある瞳は焦点を結ばず、視線は虚空に消えていく。 「ユメ、起きた？」 数秒後。意を決して、レニーが女性に語り掛ける。 しかし、女性の反応はない。 「うーん、まだ意識がはっきりとしてないのかな？」 続いて、レニーは女性の目の前で、自身の掌をひらひらと振る。 しかし、やはり反応はない。 不意に、レニー達の背後が騒がしくなった。コンピュータ端末に向かっていた二人の男女が何やら――レニーの理解出来ない言葉で――話し始め、そして白衣を着た女の方がベッドの方へやって来た。 「……何？ 何かあった？」 ユメと呼ばれた女性の手足や胸、頭部などに繋がれた器具部品を確認し始めた白衣の女性。その様子からは、明らかな動揺が見て取れる。 そして、白衣の女性に投げかけられたレニーの言葉には応えない。それは、動揺からだけではなかった。 「……そうだ。この東洋人達、イタリア語話せないんだったっけ……役立たずめ」 思わず毒づくレニー。隣のヴァイオラは苦笑はするものの、宥めはしなかった。 そこで、今度は英語で聞き直した。 今度は通じたようだ。たどたどしい英語で返って来た答えによると。 彼女達が見ていた各端末には、一切の変化がなかったとの事だった。脳波も、心拍数も、血圧も、体温も。その他、ありとあらゆる数値が。 しかし、レニー達は、云わば非検体であるベッドの女性の目が開いたのを見た。 だから、おかしいと思った。センサー部が外れているのか、コードが断線しているのか、機械が壊れているのか。 しかし、そのいずれでもなかった。 すっかり混乱してしまい、二人で何やら――繰り返すが、レニーの理解出来ない言葉で――話し合う研究員達を尻目に、レニーはベッドの女性との会話に専念する事にした。 「まったく、役立たずね……ダイカクも、よくあんなのを使ってるわ。や、そんな事はどうでもいい」 「ユメ？ 起きとる？ 聞こえてる？」 今度は、先程と違って英語で話し掛ける。ヴァイオラと話す時は、英語を使わなくてもいいため、ついユメに対してもイタリア語で接してしまったのだ。反応がなかったのは、もしかしたらそのせいかも、と思い直して。 しかし、またも反応はない。 「……この人、英語もダメだったりして〜」 ヴァイオラのからかいに、きっぱりと否定するレニー。 「それはないわ。前にユメと会った時――だから、誘拐した時だけど、その時あたしは英語で話し掛けたらちゃんと英語で返してきたから。だから英語は解る筈よ？」 相変わらず、ユメの視線は天井に向けられている。ぼんやりと、焦点を結ばないまま。 「……ちょっと！ 何やってるんですか！」 ヴァイオラが笑いながらレニーを突付く。その言葉程には咎めるような勢いがない。 そして、突っつかれたレニーはと云うと。 ユメの鼻をつまんでいた。 「だって、何度呼んでも応えないじゃない。なら、触覚に訴えるしかないでしょ？」 「だからって」 ヴァイオラの笑いは止まらない。普段からよく笑顔を見せるヴァイオラだが、今のは明らかにコメディに対する笑いであろう。 「それに、これなら、いくら何でも無視出来ないでしょ。息出来ないし。――せやろ？」 最後だけ英語で答えるレニー。となると、それはヴァイオラではなくユメに宛てたもの。 「ホント、困ったわねぇ」 ２時間後。 雲の隙間から暖かい日差しが顔を覗かせる。まばらに生えた木々をすり抜けて暖光が差し込む、ここはとある公園。 そのベンチに座って天を仰いだレニーが呟く。 「でも、進展があったんだから、いいじゃないですか」 相槌を打つのは、時折差し込む眩しさに目を細めるヴァイオラ。 目覚めたユメから色々と聞き出そうとした二人だったが、それは尽く徒労に終わった。 ユメは、一切の反応を示さなかった。 話しかけても、頬をつねっても、腹部を殴打しても。 「確かに、起きてくれない事には何も解らないから……ねぇ」 そして、うんと大きく伸びをする。 「これから、ゆっくりと確かめていけばいいのよね。変わった存在は、あたし達魔導師にとっては貴重なんだし」 「そうそう。僕にとってもね」 ヴァイオラの眼鏡がキラリと光る。その微笑みに、珍しく邪まなものが混じった。 〜 永遠に鳴り続ける鐘――未知との会合―― 第４章３より抜粋 〜
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| Message |
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【つぶやき】 ユメ「誰も見ていない呟きなど、愚かしい限り。もっとも、見られると解ってて呟くのもかなり抵抗があるが。 ……さて」
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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雑用だった人「…苦しいのか？なら無理に思い出そうとしなくていいぞ。そんなに差し迫った話題でもなし」 | Main |
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フラッグ に技回数を 5 振り分けました！ コゥマ に技回数を 4 振り分けました！ 巨大注射器 に技回数を 4 振り分けました！ ディム に技回数を 3 振り分けました！
現在の体調は いい感じ！
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訓練により 鞭 のLVが 1 上昇しました！(戦闘CP - 6 ) 訓練により 鞭 のLVが 1 上昇しました！(戦闘CP - 7 ) 訓練により 合成 のLVが 1 上昇しました！(生産CP - 4 ) 訓練により 合成 のLVが 1 上昇しました！(生産CP - 5 ) 訓練により 器用 が 10 上昇しました！(能力CP - 7 ) 訓練により 天恵 が 11 上昇しました！(能力CP - 8 ) 訓練により 魅力 が 9 上昇しました！(能力CP - 6 )
パンくず を パンくず に合成し、 どうしようもない物体 に変化させました！ パンくず を パンくず に合成し、 どうしようもない物体 に変化させました！ B1F D-25 魔法陣〔始まりの左足〕 に移動しました！
E-25 に移動しました！
【合言葉＆場所チェック】
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| 声が聞こえる・・・ |
ジャック(803)の声が届いた： ジャック「まぁ、とにかくひとまずとりあえず頑張ってみるか。」
エリカ(823)の声が届いた：
きぐるみ猫(914)の声が届いた：
ルル(990)の声が届いた：
内藤(1067)の声が届いた：
晃(1297)の声が届いた：
たぬき(1557)の声が届いた：
シャーナ(1567)の声が届いた：
伊達クール(1798)の声が届いた：
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| Next Battle |
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B1F F-24 / 平原
通常戦が発生！
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山猫 | Data (第5回 第7回) |
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| ENo.819 Ｌ±ｏ;ο‡ы\x87凵\xF6#Ｔ': |
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* 単独行動中 * |
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| [PL] 清水きよみ |
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