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探索6日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「装備とセリフ」の宣言を確認しました。 「ペット1」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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【響く音と声】 ――ゴン、と鈍い音がした。 それは、少女が勢いよく壁にぶつかった音で、音が反響するよりも早く、視界がぐらりと揺れた。 前のめりで走ったのが幸いしてか、強打したのは額のみ。 少女は鼻がくっついていることを確認するように、鼻に触れて、それから鈍く痛む額に触れる。 ビリッと、電流が走った。 静電気のパチンとした痛みではなく、カキ氷を一気に食べた時のような痛みが、額に集まっている気がした。 目元に涙を滲ませながら、少女はそれでも額に触れる。 擦り切れている訳ではないから血も出ていないが、そこは既に熱を持って、じんじんと拍動しているようだ。 ――いたい やっと、頭の中で呟いた。 自覚すれば痛みは増したように思えて、しかも周囲の仲間たちが心配そうに顔を覗きこんでくるものだから、泣きそうになる。 我慢しなきゃ、と考えて、下唇をぎゅっと噛む。 すると何も喋れないものだから、大丈夫、と伝えることも叶わずに、沈黙が流れる。 『今のは痛そうな音だったなぁ』 …と、誰かが言うので、やっと口を開く。 『い、いたくないの』 それは、すぐに嘘だと解る子供の強がり。 微かに震える声は弱々しくて、でも元気を装う為に必死に搾り出す。 しかも少女の露出した額は赤く染まっているから、普通は強がっても仕方ないのだけれど。 泣きっぱなしの自分が恥ずかしくて、この優しい人たちに心配をかけたくないから、涙をぐっと堪えた。 ――まさに、子供の浅知恵。 既に心配されているとも知らないで。 風が、さわ、と頬を擽ると、同時に滲んだ涙を冷やして通り過ぎていった。 それがあんまり冷たいものだから、堪えたはずの涙はまた溢れて。 やっぱり駄目だ、と思った瞬間。 傍らにいたフレグランスが、あぁ!と大きな声を響かせた。 その声に弾かれるように顔を上げると、甲殻に覆われた指に涙を拭われた。 ひやりとするその感触。 先程頬を撫ぜた風と、そう温度は変わらなかったかも知れない。 それなのに、ふわりと心が温かくなるのは何故だろう。 『ほーら泣かない泣かない、痛いのはぜーんぶ僕が貰っちゃうからさ 痛いの痛いのー、とんでけ、って人間は言うんだよ』 いかにも本当のように、信じきった顔でそう言われると、少女は瞳を輝かせた。 それはそもそもレプラコーンの輝く瞳。 金貨を見つけやすいように輝いているのかもしれないわね、と、昔から母は絵本を読むように囁いて。 その少女の瞳は、金貨を見つけたかのようにきらきらとしている。 『──ホラ飛んでった!…でしょ?どう?』 問われれば、返事はもう決まっていて。 『すごい!すごいの!フーちゃんもまほうつかいね!』 それは気休めだったり、自己暗示だったりするかも知れないけれど、極東の島国には言霊何てものがある位だから、真実魔法かも知れない。 少なくとも、今ここで瞳を輝かせている少女にとっては、紛れもない魔法だった。 『すごい、すごい!わたしにも、そういうまほう、使えるかな? 他にもしってたら、おしえてほしいの!』 信じきった顔で笑顔を向ければ、周囲の仲間たちが微かに纏っていた緊張感も拭われた気がした。 そうしてその様に周囲も安心して、小さくため息ひとつ。 『ポフコさん、気をつけてくださいね』 さなぎは言いながら、布で頬を拭ってくれて、額には水を吸わせた布を宛がってくれた。 ひんやりとする感触が心地よくて、また嬉しくなった。 『うなぎちゃんもありがとう!』 『Σうな……どういたしまして』 相変わらず名前を間違えながら、元気いっぱいに走り回る。 不意にフレグランスが何やらしているのに目を留めると、不思議そうに覗き込んだ。 ――また、まほう…? じっと見つめる先には、小さな小瓶。 何やら雫をポトリと落とせば、見る見るうちに薄桃色に色づいた。 まるでお花が咲いたみたい、と、少女はまた瞳を輝かせる。 故郷の花畑は、色取り取りの花が咲いていて、その中に薄桃色の、小さな小さな花もあった。 そのまま嗅げば、ふわりと愛らしい匂いがして、潰すと淡い色の染料になるから、其れで染めたハンカチはお気に入りだった。 『ほら見てご覧!』 差し出された小瓶を、促されるまま受け取れば、きらきら輝く瞳が、きらきら輝く小瓶をひたすらに見つめた。 『…くれるの?』 今にも両手を挙げて喜びたい気持ちを抑えて、そわそわと問う。 うん、と頷かれれば、もう我慢できなかった。 『わぁい!ありがとう!大切にするの! フーちゃんだいすき!』 言いながら、相手に纏わりつく。 その手には小瓶が、大事そうに握り締められていて、少女の顔には涙の影はない。 あるのは、仲間たちに振り撒く笑顔だけだった。 *** 少女は冒険を始めてすぐに壁にぶつかり、仲間を得て、別の意味でまた壁にぶつかって、それでも相変わらず仲間に囲まれながら遺跡外に出た。 遺跡内とは違う風の香りを深呼吸で取り込んで、ほぅっと満足げに息をつく。 遺跡内にいても、空気が淀んでいるわけではないし、森林や山岳地帯もあるくらいだから、外と変わらないだろう。 それでも、遺跡外の空気はそれとはやっぱり違っていて、その違いが心地よかった。 『各自自由にお買い物をして、今夜は皆で宿でお食事をしましょうね』 と言う声に大仰に頷いて、元気良く歩き始める。 まず初めに、次に遺跡内へ行く為に食料を買い込んだ。 あれがいい、これがいい、と選んでいる人の山が少し恐ろしかったけれど、自分の仲間たちだって、自分よりずぅっと大きいのだから、それほど怖いとは感じなくなっていた。 『あのっ、こ、これ!ほしいの!』 ぴょんぴょんと飛ぶ少女は、人の山の中では透明人間にも等しくて、店主は眉を顰める。 ようやく少女の姿を認めれば、いらっしゃい、と明るい声をかけてくれた。 さてと、と荷物をつめたバッグをポンと叩きながら、周囲を見渡す。 あ、と声を出して、それから小物が売られている露店へ。 きらきら輝く装飾は、両親と出かけたエルフの町の細工師の店を思い起こさせる。 『あ、ポフコさん』 背後から声をかけられ振り向けば、そこにさなぎがいた。 彼女も買い物の途中なのだろう。 『うなぎちゃん、みてみて!きれいなの!かわいいの!』 『わぁ、本当ですね。これなんて色がとても綺麗です』 二人してあれやこれやと指差して、欲しいものを見つけては財布を開いて。 相手にはあれが似合うんじゃないかとか、仲間の誰それにはこの色じゃないかとか。 散々話している内に、別の店の話を耳にして、また足を伸ばす。 そこでまた話をしている内に、別の店へ目移りして――。 それを何度か繰り返す内に、気づけば知らない場所に立っていた。 『……ねぇ、うなぎちゃん どうやって帰るんだっけ?』 『、、、、ま、迷ってしまったかも、、、知れません。。』 あわあわとする少女が2人。 夕闇に飲まれそうになれば、焦る気持ちも大きくなって。 とりあえず、今来た道を引き返して…と手に手を握って歩みだしたその瞬間。 『ばぁっ!何してんの?なになに、買い物? 今から宿に戻るんだけど、一緒に帰る?』 声の主はフレグランス。 ぽかんとあっけにとられた少女達を見て、なに?どうしたの?と不思議そうにきょろきょろする。 そうして安心した少女2人も無事に宿へ。 お土産話も出来た所で、楽しい食事になったと言う。 楽しい声が響いたから、今日もやっぱり良い日だった――と、少女の両親に宛てた手紙も明るかった。
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Message |
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【パーティメッセージ】 ポフコ(71)「(ゴン、と耳に痛い音が響く。少女は壁に額からつっこみ、案の定、額を強打したようだ)」
ポフコ(71)「…うぅっ…くらくらするの…(くらくら」
フレグランス(218)「もうおでこ痛まないかな?大丈夫?」
フレグランス(218)「ポフっ子、いいかい、隠し通路があるかどうかわからない時は、自分で突っ込まないでペットに「行って来い」するんだよ!」
フレグランス(218)「ほらこんな風にね、「かげもっちゃん、ゴー!」(壁を指差して高らかに)」
フレグランス(218)「……あ、何か良い買い物出来たかい?」
今日はメッセージを送っていません。
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大樽 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
宝箱 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
NANDEMO許可! |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
レンタル宣言 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
Main |
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アーク(899)からの生産行動を許可しました。 さなぎ(431)からの生産行動を許可しました。
萌えろ に技回数を 4 振り分けました!
ItemNo.12 おいしい草 を捨てました。
にら饅頭 を食べました。
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訓練により 魔力 が 15 上昇しました!(能力CP - 10 ) 訓練により 魅惑 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 6 ) 訓練により 命術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 1 ) 訓練により 命術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 2 ) 訓練により 命術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 3 ) 訓練により 命術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 4 ) 訓練により 合成 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 9 )
技 ボロウライフ を修得しました!
ポーションSP40 を買いました。(- 20 PS)
ポーションSP40 を 質素な保存食 に合成し、 青い宝石 に変化させました! おっさん(340)の所持する ポーションSP40 を 質素な保存食 に合成し、 青い宝石 に変化させました!
どうしようもない物体 から れんしゅう1 という 装飾 を作製しました。(- 10 PS) どうしようもない物体 から れんしゅう2 という 装飾 を作製しました。(- 10 PS) どうしようもない物体 から れんしゅう3 という 装飾 を作製しました。(- 10 PS)
さなぎ(431)に、 おいしい草 を料理してもらい、 揚げ出し豆腐のおいしい草あんかけ を受け取りました。
アーク(899)に、 青い宝石 を消費して 鉱石の欠片 に効果付加し、 平穏LV1 を付加してもらいました。
リルララ の 体格 が 5 上昇しました。(-6CP) B1F F-20 魔法陣〔シリウス浮ぶ河〕 に移動しました!
F-19 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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Next Battle |
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B1F J-19 / 平原
通常戦が発生!
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Data (第5回 第7回) |
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ENo.71 ポフポコ |
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ENo.218 未確認生命体F |
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[PL] 明太子 |
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