乾いた洗濯物を爪先立ちで取り込んでおり、
白い大きなシーツを身体全体で受け止めてる
――その横から顔を出して、軽く会釈した

「ふふっ　その切欠の洗濯物が下着類でしたら、ラブコメディーになっちゃいますね」

釣ってある洗濯紐を緩めて、
端にある洗濯物もひとつまたひとつと回収していく

「これで大まかな物は全部終わりかしらね
　大掃除っぽい大お洗濯も、無事一段落っ」

バジル(973)からのメッセージ：
バジル「新しい節目に、新しく洗った、新しい干し物。気持ちがいいぞ。また、よろしくたのむ。」

ツァンタ「ギャッ！」（仔竜は黒っぽいぬいぐるみの方へ元気よく吠えた！挨拶のようだ！）
バジル「ふたりのひとがちかよると、洗い桶のなかで、水に顔がうつるかもしれないな。
　　　　　洗濯はひとりよりふたり。沢山いたほうが楽しいということだろうか。俺もそう思うぞ。」
（頓珍漢な答えをする猛獣使いは洗い場の主たちへぺこりと頭を下げると、盥の中をじっと見た！）