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No.598 La neige de chariot“シンデレラ・ハート”舞鶴みゆき


・始めに

 こちらは [Eno.0598]“シンデレラ・ハート”舞鶴みゆき を弄ったり、
 その中の人と会話したりして、まったりするコミュとなっております。

 基本的にはキャラ(蒼いメイドの方)での応対となりますが、望まれたり
 時と場合によっては、紅いブレザーの方や“中の人”で応対する事も?

 来る物拒まず、去る者追わず。屋台ですので、気軽にお立ち寄り下さい。

 ※註:日替わりランチの注文には『オーダーした更新時に掲載のメニュー』を、その都度お出しします※

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・舞台設定

 遺跡外(たまに遺跡内)の草原にある屋台“La neige de chariot”です。
 読みは『ラ・ネージュ・デ・シャリオ』、意味は『荷車の銀雪』です。
 『何気なく光る、ささやかな癒しであれば』という想いを込めました。

 基本的にヨーロッパ風の料理をお出ししますが、和食・中華等にも対応。
 日替わりランチなんかも出てますが、前述の通り種類は色々とあります。
 基本的に望めば何でも手作りいたします。(但しゲテモノは応相談です)

 ドリンク・スイーツの類にも対応します。但し、お酒はまだまだ勉強中。
 お得意は『はちみつ味のふんわりケーキ』。優しい質素な味が自慢です。

 お席はキッチン隣接のテーブルが八席。他にも、仮設テーブル席を完備。
 基本的なロケーションは草原なので、お好みで地べたに座っても大丈夫。
 お値段は応相談。お安く致しますが、ツケや食い逃げには厳しいですよ?
 営業日は毎週水曜日。他の日は、他の所でバイトしたり探索しています。

 店員は舞鶴みゆき唯一人。彼女は今日も、屋台での語らいを待っています。
 空色の天蓋の下で一人、大切な出会いを求めて、料理を作り続けるのです。

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・導入(屋台設営の様子)

「さて、と」

そこは、爽やかな風が吹き抜ける草原だった。“遺跡”の外にある自然の庭か、
はたまた中にある異質なる園か……みゆきにとってはどうでもいいことである。

「今日はここで店を開きましょう。空の色もいい感じ、良く晴れそうですね」

蒼き鋼のメカメイドにとって、そこが安全かつ快適にお客様をもてなせる場か。
空色の天蓋と翠色の絨毯が整っているか……それだけが“立地条件”だからだ。

「んしょ……では“文華”を展開するとしましょう。セーフティ解除──」

路沿いの良い場所を見定めると、少女は背負っていた銀色の物体を振り上げる。
それは“包丁”──否。包丁と呼ぶには、それはあまりにも無骨で巨大だった。
何も識らぬ者ならば、両手剣(Tweihander)の類だと誤解するに足る、歪な鉄塊。

《Change : Mode - Kitchen... Auto Reformation Program : Start...》

その物体から無機質な声が漏れた。次の瞬間、包丁の“刀身”は三枚に卸される。
次いで“柄”が、複雑なパーツのスライドによって別の形状へと変形していった。
その間に“脚”が随所から伸び、刻一刻と変化する重心をガッチリと支えていく。

「趣味が悪いとは言いませんが……これは、少々やり過ぎですよね。毎度ながら」

持ち主自身が閉口するのも、無理はない。つい先程まで“包丁”だった其れは、
一分もかからず別の“施設”へと変形したからだ。言うなれば、此は“屋台”。
八人掛けのダイニングテーブル、シンクや食料庫・コンロを完備したキッチン。
その両者を繋ぐフレームには、荒天に備え天幕を張る為の機具も備わっている。

「まあ、折角の“店舗”です。利用しない手はありませんし……んしょっと」

文句を述べつつも結局嫌いでないのか、みゆきは黙々とテーブルの扉を開いた。
戸棚からは、巧妙に折り畳まれた仮設テーブルや椅子が、次々と取り出される。
そしてランチョンマットや食器類など、必要なアイテムのチェックを終えると。

「今日のお勧めは、そうですね。アレにしましょう♪ という訳で、今日も」

黒板タイプの立て看板に“日替わりランチ”の内訳をしたため、路沿いに置いた。
“La neige de chariot”──空色の天蓋と翠色の絨毯に挟まれた、荷車の銀雪。

「……開店ですッ」

そんな仄かな癒しをもたらす為に。少女は今日も、荷車の中で大切な人を待つ。



コミュニティメッセージ


みゆき(598)からのメッセージ:
《本日の日替わりランチ:ダブルソースのオムライス(ドミグラス/クリーム)》
※濃厚なチーズクリーム、コクたっぷりのドミグラス。二種類のお味をどうぞ!※
※カレー類のテイクアウトを始めました。使い捨て容器は、別途お代を頂きます※

みゆき「ふふ。この時期は皆様、寒いでしょうしね……」
金属質のパーツを纏ったメイドが、双つの鍋を交互に監視していた。
片方には、コーンやマッシュルームが入ったチーズクリームソース。
もう片方には、ルーから丹念に炒められたドミグラスソース。これらを
待ち受けるのは、ふわふわの卵を纏ったハーブ入りのバターライスだ。
その上に“ダブルソース”と粉パセリをあしらって、一皿が完成する。

さつき「……こっち、あまる?」
その傍らで猫耳少女が、茶色の鍋に気付き指を差した。

みゆき「ええ、ドミグラスソースの方は余りそうですね。これは次回っ」
言わんとしている事が分かったのか、メカメイドが優しく微笑むと。

さつき「ふぁー……わかった。んしょ」
その答えに納得して、猫耳ホムンクルスは元の謎生物に戻った。

>カノン様
みゆき「麦酒大好きなのですね。私はあまりお酒を嗜まず、
自分で飲むのはカルアミルク位ですけど……あ、ピザですね?只今っ」
飲みっぷりに感心しつつ、焼きたてのピザをカットして渡す、蒼き鋼の娘。

>咲夜様
みゆき「何でもそうですよね。武器でも、食材でも……正しく使う事で、人を笑顔に出来る筈なんです」
金属質のパーツを纏ったメイドは、そう言って瞑目し、深く頷いてから。

みゆき「そう、チャレンジです。或いは、さつきがこの間外へ出かけた様な感じで……私も頑張りますよっ」
ハロウィンの事を思い出したのか、満面の笑みでガッツポーズを作った。


ブルーベリー色の謎生物・さつきは、しっかりと頷いてから、
周囲を観察し始めた。この姿でも、自我はあるのかもしれない。

>ルクラさん・リズレッタさん
きょろきょろ、と忙しなく角砂糖を──躯をふにゅふにゅさせつつ──
目線で追いかける謎生物・さつき。物凄く、気になっているのかもしれない。

>リーチャさん
南瓜お化けと思いきや猫耳少女で、かと思えば元の謎生物。
さつきは相変わらず、自由気ままで謎だらけなのかもしれない。

みゆき「ふふ、こういう変わり種もいいかと思いまして……ん、さつきですか?
御陰様で、猫人の姿なら会話も出来る様になりました。今の姿だと声も出さず、
食欲も全く湧かない様なのですが……この辺は、我が“妹”ながら謎ですね」
“妹”という表現を用いて、謎生物への愛着を示すメカメイド。

>クロ様
みゆき「ふふ、ちゃんと飲み物も用意してありますよ」
金属質のパーツを纏ったメイドが、ジュースを差し出した。

みゆき「そうですね、キノコの毒は旨み成分でもある場合が多いと言います。
でもうっかり食べちゃダメですよ?食用と似た毒キノコも多いんですからっ」
そして割と真面目に、毒キノコへの警戒を促してくると。

みゆき「ふふ。その通って下さる皆様を飽きさせない為の“進化”ですから。
とは言えまた何れ、シンプルな和定食を出すのもいいかもしれません」
周辺のお客様を見回して、笑顔で頷いた。


ぽよぽよ撫でられご満悦の、謎生物・さつき。
大丈夫と分かり、一安心かもしれない。

>カティ様
みゆき「畏まりました、では茸尽くしの……サラダ、リゾット、ポットパイを順に作って行きますね?」
オーダーを受け取り、サラダ一皿から丹念に作り出すメカメイド。
その全てに二〜三種類の茸が入っており、まさに茸尽くしである。


ゆらゆら揺れていた謎生物は、暫し動きを止めると、動くケーキに釣られて
躯を左右に揺すり始める。尋常ならざる興味を持っているのかもしれない。

さつき「……とりーと?」
その所為か、堪らず猫耳ホムンクルスの姿に、再度変身してしまう。

>ビス様
みゆき「恐れ入ります。大体ピザの生地はクリスピー型とパン型が主流ですけど、
偶にはこう言うモノもいいかなと思って、ミルフィーユ風にしてみたんです♪」
少しだけ自信があるのか、蒼き鋼の娘はピザ生地について解説した。

>エリー様
みゆき「お、お嫁にだなんてそんな……まだ、告白等もないですしっ」
『恐れ入ります』と酒を汲みつつ、顔を真っ赤にするメカメイド。心底照れている様だ。

カノン(319)からのメッセージ:
カノン「牡蠣は大好物だ! というわけで、一人前プリーズ。
私の国では、蕎麦はソーセージに入れたり、そばがきにして食べたりするぞ」

カノン「ああ、そうそう。
ちまきは、PMにも好評だったよ」

エリィ(1340)からのメッセージ:
エリィ「>みゆきさん
家ではあんまりやってこなかったし、ここには上手な人がたくさんいるからねー…。でも、私があまり出来なくても、出来る人がいるなら、それはそれでいいかなーって思うかな?(じーっと見つめ)」

リーチャ(1379)からのメッセージ:
リーチャ「うん、そのうち雪も降るのかなぁ…(空を眺め)」
リーチャ「お外が寒いから、温かいものが嬉しいですっ。お蕎麦美味しい♪」

カティ(1529)からのメッセージ:
>みゆきさん
カティ「なるほど。そういわれるとそうかもしれません。私もここでちょっとずつ変わっていくのかもしれませんね」

カティ「あ、ありがとうございます。それではでは…」
カティ「いただきまーす♪」

クロ(1608)からのメッセージ:
クロ「手打ちのお蕎麦…みゆきさん、おつかれさまです。牡蠣もほくほくで汁も暖かい…ほんとに身も心も暖かくなります。(ずずずと蕎麦を手繰り)」

>みゆきさん
クロ「白玉…あずき…そういえば、おしるこも美味しい季節になってきましたね…。」

クロ「ありがとうございます。お芋の上品な甘さが癖になるんですよね…いただきます!(モンブランを受け取って、一口いただき満面の笑顔)」
クロ「お金がなくなったら、みんなが楽しめる場もなくなっちゃいます。僕も、みゆきさんがお金のためにお店を始めたとは思ってませんよ。」
クロ「そういう時は、旦那さんが奥さんと半分こすればいいんですよ。いじわるなお姑さんも反省するかもしれないしね。」
クロ「うん。じゃぁ、僕もみゆきさんの目標のために、協力するね。(幸せそうな笑顔で応える)」

>さつきさん
クロ「あ…しゃべった。もう、いろいろしゃべれるのかな?」

”硝子の扇”エリー(2156)からのメッセージ:
”硝子の扇”エリー「…ダイコンやニンジンの皮を千切りにして甘辛く煮付けるとか、カブやダイコンの葉を細かく刻んで炒めるとか、そんなんやで?
孤児院に金なんてあらへんから、貧乏料理の類ばっかりや…。
それでも、幾つかの料理を伝授した!




コミュニティ参加者


 ENo.101 姫榊杏子蚯蚓
 ENo.288 公総 誠司はるち
 ENo.297 蒼紅NOKA
 ENo.319 十・華音・リッチーニシウリ
 ENo.321 如月 世羅&咲夜&和葉水無月らいむ
 ENo.455 ルクラ=フィアーレルクラPL
 ENo.598 “シンデレラ・ハート”舞鶴みゆきALC
 ENo.952 ラピス=ノーザンフィグ福々
 ENo.1244 ファータ・イルクオーレ
 ENo.1340 エリス・クラインYuki
 ENo.1379 リーチャ・ミレッタりい
 ENo.1529 カティル=ラチェスkin
 ENo.1608 片耳のクロKYO
 ENo.1646 ティア・クレイティア
 ENo.1647 ビス・デアス・ノナウムスAAA
 ENo.2156 エリス=コルトショットライラ
参加者 計 16