みゆき「何やっているんですか、さつき……」
苦笑しつつも蒼き鋼の娘は、寝かせておいたピザ用生地を薄く延ばし始める。
程なく直径36cm程に広がった生地を、薄いチーズと共に何層も重ねていった。
それは“ミルフィーユ”の様なピザ生地。全ては、表面を黒く塗りつぶす為。
取り出したのは、ツナの混ぜ込まれたイカスミソース、そして炉でじっくりと
焼かれたローストチキン。更に黒オリーブや“お化け型”のマッシュポテト、
そしてウズラ卵等のトッピングが黒ソースの上に施され、最後にマヨネーズで
蜘蛛の巣が描かれる。“お化けの悪戯”に相応しい、豪勢なピザが完成した。
──ちゃっかりサラダやドリンクを添える辺り、栄養価も気にしている様だ。

＞カノン様
みゆき「畏まりました。此方がご飯で、ビールは……っと。良い泡が出来ました♪」
『和食の好みは比較的合う様ですね』と言いながらも、メカメイドがビールのお代わりを差し出した。
＞咲夜様
みゆき「おろし金で指の皮まで引っ掻いてしまうのは、偶にありますよね……あれ、痛いんです」
金属質のパーツを纏ったメイドは、何処か懐かしむ様に微笑んで。
みゆき「外を選んだのは自分ですしね。そこは泣き言を言わず、出来るだけの事はしたいですし。
そうして経験を積んでいく事を、楽しんで自分に課せる様になれれば、と……理想を持っています」
『そして其れは半ば叶いつつあります』と、多忙な現状に明るい笑顔を見せた。

優しく撫でられると、跳躍の動きをぴたりと止める謎生物・さつき。
聞き分けが良いのかもしれないし、手触りにご満悦なのかもしれない。
＞ルクラさん
じっとつぶらな瞳で龍人の少女と見つめあい、やがて角砂糖に視線を落とす謎生物・さつき。
小さな手？で角砂糖を突くけど、舐めようとはしない辺り、お腹は空かないのかもしれない。
＞リーチャ様
みゆき「廃教会で行われるイベントに合わせて、今日も後夜祭という事でお出ししますよ。自慢のピッツァです♪」
そう言いつつピッツァを石窯──チキンやナン用とは別のモノ──で焼く、蒼き鋼の娘。

みゆき「其れは良かった……今後も是非ご贔屓にっ。そうですね、さつきは急速に智慧を付けています。もうじき喋るかもしれませんよ？」
窯の様子を見つつも、会話に興じるだけの余裕は有る様だ。
＞カティ様
みゆき「ではお作りしますか？茸はまだまだ一杯ありますよ」
金属質のパーツを纏ったメイドが、そう言って籠一杯のキノコを見せる。
＞クロ様
みゆき「舞茸やエリンギ・エノキもいいですね。茸は意外と、侮れない食材です」
ポットパイを破る様子を見ながら、メカメイドは深々と頷くと。

みゆき「どう致しまして、じっくり召し上がって下さいな♪折角“進化”を続けているのですし……ね」
一通り解説を終えた後、リゾットを頬張る姿に笑顔を見せた。
みゆき「はい、お待ちしております……って、さつきを持って帰るのはダメですよ？」
しかしオーバーな“猫可愛がり”に、ちょっとした苦笑も漏れる。
＞リーチャさん・カティさん・クロさん
皆に撫でられ抱かれて、ご満悦の謎生物・さつき。実は何も考えていないのかもしれない。

＞エリー様
みゆき「畏まりました、では早速♪お酒は、そうですね。米から作った此方の清酒など」
芋を手早く茹でる、蒼き鋼の娘。そこから水気を飛ばし、粉ふきいもが出来るのはあっという間だった。
大蒜・生姜・葱・挽肉・エリンギと豆板醤などが絡み合い、絶妙の麻婆餡掛けが完成し、粉ふきいもに掛けられる。
一方、網の上では軸を切った椎茸が天地逆に炙られ、その中にレモン汁と醤油が垂らされていた。
傘の中で吹き上がる椎茸のエキスは、見るからに酒が進みそうな、野趣溢れる最高の精髄だ。

カノン(319)からのメッセージ：
カノン「お、有難う。
うん、暖かくて旨そうだ。
三つあるし、PMと頂こうかな」

ラピス(952)からのメッセージ：
ラフィー「お久しぶりー、めっきり寒くなったねー」
ラピス「（カウンター席に座る）っと、今日はしばらくゆっくりさせてもらおうかしら？」

ラフィー「今日は……迷うなぁ」
ラピス「何でカレーのメニューを見てるのよ……今日は、日替わりランチ２人分お願いするわ」
ラフィー「ああっ」

ラピス「あ、あと、カプチーノ……を貰えるかしら。で、できれば甘めで……」

ラフィー「へー、コーヒーなんて飲むんだー」
ラピス「な、何笑ってるのよっ」
ラフィー「じゃあボクはブラックでー」
ラピス「……くぅっ！」

エリィ(1340)からのメッセージ：
エリィ「＞みゆきさん
そういうものなんだ？…私は料理ってあまり得意じゃないからそういうのよくわからなかったりするのよね、実は。どれも美味しいと思うんだけど、素朴さかぁ…（もぐもぐ）」

リーチャ(1379)からのメッセージ：
リーチャ「ハロウィンランチだー♪いただきまーすっ！…次は南瓜じゃないハロウィン…？(わくわく)」
リーチャ「この前まで暑かったのに、いつの間にか木枯らしぴゅーぴゅーですねー…」
リーチャ「みゆきちゃんのお料理をいただいてあったまります♪」

カティ(1529)からのメッセージ：
＞みゆきさん
カティ「なるほど。そうなのですね〜」
カティ「でも、同じ人でも向こうとは少し違う雰囲気を感じる方もいますね。人との繋がりが人を変える、といったところかな？」

クロ(1608)からのメッセージ：
クロ「ハロウィンの時期はかぼちゃがいっぱい食べれて幸せでした。かぼちゃ…甘くてホクホクでおいしいんですよね。」

＞みゆきさん
クロ「甘味ですか…それじゃぁ、季節物で…紫芋のモンブランとか…」
クロ「屋台でもっとお金をとってもいいと思うのだけれど…赤字が出たらもともこもないですから…。」
クロ「お姑さん…ですか？おいしい物を食べて怒られるなんて…お嫁さんも大変ですね。人数分用意すれば、みんな仲良く食べれるかな？（結局ことわざの意味は理解できていないようだ）」
クロ「みんな美味しそうに食べてるし、満足してるみたいだし…心配しなくても、きっとそうなってると思います。」

ビス(1647)からのメッセージ：
ビス「わ、今日は普通に営業してるんだと思ったら、メニューがハロウィンだったなんてっ」

ビス「こういう形でのサプライズも良いものですね、ふふー」

ビス「まずはこの、あつあつのキッシュからいただきましょうか・・・ふーふー、ふー・・・湯気と香りがすごいなぁ・・・」

”硝子の扇”エリー(2156)からのメッセージ：
”硝子の扇”エリー「家庭料理の素朴な味わい言うても…ありあわせの材料に、適当な味付け…やで？手間も暇もかからないような手抜き料理が基本やしなぁ…。」
”硝子の扇”エリー「そんなんでええなら、幾つか教えられるけど…教わってまで使うもんとちゃうと思うで？」