このみ「……」
聖「うちの妹君が吼えかねんのでな」
魔女「たしかに。あの子を怒らせるのは後が怖いしねぇ」
魔女「それでご用件は？」
聖「そうそう、聞きたい事があるんだ」

聖「この前、このみのやつがあんなに怒った理由なんだが」
魔女「……」
聖「どうした？」
魔女「いやぁ、まさかその話とはねぇ……」
聖「確かに話を聞かなかった俺に非はあったが、あんなに怒る事でもないだろう？何か他にあったのかと思ってさ」

魔女「まぁ、そう……ねぇ」
聖「言いにくい事でもあるのか？」
このみ「兄さんが聞いても解らないと思いますけどね」
聖「どういうことだ、それ」
このみ「さあ？」

聖「お前なぁ、こないだから何か機嫌悪いのは知ってるが、変につっかかるのやめろよ」
このみ「別に機嫌悪くないです。ただおにーちゃんとか言われてまんざらでもなさそうな顔してるダメな兄に呆れてはいますが」
聖「べ、別にそんな顔してないぞ！」
このみ「どうだか……」
魔女「そんなにヤキモキするなら自分でも呼んだら良いじゃないの」

このみ「なっ！い、嫌ですよ！恥ずかしい！」
魔女「別に気にすることじゃないじゃない。ねぇひじりおにーちゃん」
このみ「ちょっと！だから私の顔してそういうこと言わないでください！」
魔女「おにーちゃんも気にしないわよねぇ？」
聖「ん？別に気にしないぞ」

このみ「――っ！だからっ！デレっとしないでください！」
聖「してないって言ってるだろー！」
このみ「まだ言いますか、いいですよ。正確に説明してあげます！」
魔女「あーあ、また始まった。外は随分寒くなってきたのに此処は暑いわねぇ」
魔女「そんなこんなで今日も騒がしいけどゆっくりしていってね」

＞ジーベン
魔女「貴方、お肉キャラだったかしら？」
魔女「お店にあるもの？色々あるわよ。色々と、ね」
魔女「常識人ねぇ……ボケなのか素なのかしら？」

＞トーネちゃん＆ゼイル
魔女「服装は108通りあるわよ。ニーズにお答えするために」
魔女「あら、気に入ってくれた？その執事服、素材がペンペン草とペンギンの羽毛や皮でできてるのよ？貴方なら気に入ってくれると思ったわ」

＞緋乃ちゃん
魔女「はい、採用！」
魔女「そうねぇじゃあ早速モップ……あ、やっぱり商品陳列……えーっと」
魔女「うん、とりあえず笑顔で挨拶だけにしましょうか」

ショルト(272)からのメッセージ：
ショルト「アイコン描くのいっぱいいっぱいでコミュメッセのほう直すの忘れてた……」

籠「…だから、更新前には確認しろとあれ程……！」

ショルト「ん？　フリフリドレスには別に興味なかったけど着てみようか？　何か最近あんまり変装することに抵抗なくなってきたなぁ」

籠「……待て。着用義務は私にも適用されるのか？　されるのなら全力でこの店を潰すことになるが」

滝(1213)からのメッセージ：
滝「ぺんぺん草食べたら語尾が『ぺん』になればいいっぴ…抵抗もなくなってきっと華麗に言ってくれるっぴ……」

ジーベン(2043)からのメッセージ：
ジーベン「わんにゃあ…」

ジーベン「だが俺ってあれだよな。兎だよな…」

泣き虫魔剣士トーネ(2068)の涼やかな声が届いた：
天の声「こんばんは、今週もわんにゃあお悩み相談室の時間がやってきました。
本日の相談者は…偽島の某宿屋在住のT子さんです」
T子「えぇと…こんばんは。相談というのはですね、相方が逃亡しちゃいまして…」
T子「や、やっぱり…わたしの魅力が足りないんでしょうか…？」
華麗な店員「待て待て待て！　あれは不可抗力だ。俺は悪くぬぇー！！」
華麗な店員「（しかし、なんだこの茶番は…名前変えただけではバレバレ過ぎるだろう…。
せめて目線くらい入れたらどうなんだ…？）」

天の声「それでは皆様お待ちかね、わんにゃあお悩み相談室お馴染み…
後悔処刑タイムの時間がやってまいりました！
それでは、悩みを根元から排除しちゃいましょ〜っ！

　　　　　　　　　　　　　　　〜処刑用BGMが流れ出す〜

華麗なバイト「ちょ…何だ貴様らっ！？　何故俺の両肩を掴んでいる…？」
T子「ゼイル…元気でね…」
華麗なバイト「いや、もう色々突っ込みどころがあり過ぎ…。
せ、せめて最期に…華麗について24時間語らせてくれぇー！！」
その後、ゼイルの姿を見たものは居ない…

とりあえずこっから本編（？）ですよ〜
泣き虫魔剣士トーネ「い、いらっしゃいませにゃぁ…。
（軽くひきつった笑みを浮かべながら、シャツの裾を抑えている）」
泣き虫魔剣士トーネ「うぅ…ほんとに着せられるなんて…。
ちょっと油断したらその…見えちゃうよぉ…」
ゼイル「（……正直、戦闘中も時々見えてるんだが言わない方が良さそうだな。色々な意味で）」

シルキィ「（む〜ゼイル兄ぃ、なーんかえっちぃことかんがえてるな〜）」
シルキィ？「（ま…わらわとしては、このままあの娘を観察するのも面白いからのぅ…。
今回は見逃してやるとしようかの…）

店長（魔女さん）＞
トーネ「み…見られてたぁっ！？」
泣き虫魔剣士トーネ「あ、あぅ…あれはその、忘りぇて…」
ゼイル「（ぶふっ！？　そこで噛むか普通っ！？　ドツボにはまりすぎだぞ…）」
シルキィ？「（い、いかん…！　面白すぎる…！　この娘、ここまで弄り甲斐があったのか…）

泣き虫魔剣士トーネ「お兄さんかぁ…いいなぁ。このみさんも嬉しそうだし」
ゼイル「ふっ…何なら俺のことをお兄ちゃんと呼んでくれてもいいぞ？」
泣き虫魔剣士トーネ「ゼイルみたいに手のかかるお兄さんはいらないよ！」