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探索41日目 基本行動の宣言を確認しました。 「取引行動」の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「対集団メッセ」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 「マナ魔石」の宣言を確認しました。 「魔翼作製」の宣言を確認しました。 「禁術」の宣言を確認しました。 |
![]() | Diary |
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「いたた……酷い目にあったわ」 町のはずれにある湖畔。 聞こえるのは木々や水面のざわめき位。 昼間にお弁当でも持ってやってくれば憩いの場になるだろう。 しかし、もう茜色に染まり始めた世界。 吹く風も心なしか肌寒く感じる。 その湖畔にある樹の下に座り、 数十箇所に出来た小さな傷を回復魔術で治癒させていく。 宝玉を見極めようとして試合を建前に出来たのは良かったが、想像以上の力に驚く事になり、 遺跡の住人相手には粘られた上に離脱するハメに。 「勝敗で考えると散々ね」 そう言いつつも別にそれを気にしているわけでもない。 調べようとした事は達成できた。 宝玉がどういうものかも判断できた。 条件がそろわなければ今は問題ない。 ――そう、今は。 「まっ、良いでしょ」 傷の治療を終え、服についた汚れを叩き落とす。 この体の彼女は呑気に夢でも見ているのだろうか。 それはないか。 私が戻ってくるのを今か今かと待っているだろう。 彼女の性格ならそうだ。 戻ったら愚痴を言われちゃうかもね。 想像して笑みがこぼれる。 事が終わってすぐ返すつもりだったが、アレコレとしている間にすっかり時間が経ってしまった。 でも、そろそろ帰らないといけない。 「その前にやるべきことをやりましょうか」 落ちていた枝を使い陣を描く。 その陣の中に彼女が拾った五つの宝玉を収める。 「――――」 小さく詩を紡ぐと、宝玉が淡く発光し始める。 その宝玉が置かれた陣に右手をかざす。 「霧散」 その言葉を引き金に、宝玉が光を失う。 「成功ね」 私は何事もなかったかのように荷物の中に宝玉をしまう。 立ち上がり地面に描かれた陣を足で消し、これでやるべきことは――、 「……」 まだあるようだ。 早くしないと怒られてしまうのに、と苦笑する。 「手短にお願いできるかしら?」 数分前まで誰もいなかったこの空間に三人の男が立っていた。 背格好はばらばら。 体格の良い者が一人。病的に痩せた者が一人。イヌ科の獣人が一人。 ただ黒いローブを羽織っているのだけは共通だ。 「ナンパならお断りしておきますわ。思い人がいますので」 当の本人が聞いたら激昂されそうだ。 だが、男達の表情は揺るがない。 感情がないように見える。 いや、まるで生気すら……。 「ふぅーん」 三人を見比べて納得する。 「この島の残りカス。『がらんどう』を使ってるわけね」 目の前にいるのは元々はこの島にいた者達だ。 なんらかしらの理由でこの島を去ったか、或いは呑まれたかで、 その個がいないのを良い事に、姿を借りているようだ。 外見だけで中はからっぽ。 「……銀輪の廻し手。話がある」 体格の良い者がこちらへ一歩出て、話しかけてくる。 「あら、この子じゃなくて私なのね」 笑いかけるがやはり表情は動かない。 「貴女は何をしようとしている?」 「何って……」 これはまた返答に困る質問だ。 「敢えて言うなら知的好奇心を満たす事、かしら」 「貴女が外に出ると不都合も多いのだ。戻っていただきたい」 「なぁにそれ。まるで人を厄介者みたいに言って」 「厄介なのダヨ。お前はヨ」 痩せた男がフラフラとこちらへ歩いてくる。 その足取りは危うい。 定着がきちんと出来ていないのだろうか。 「お前が現れるところには何かが起こる。例外なくダヨ。それを見逃せないのダヨ」 酷い言われようだ。 心外だわ、と反論しようとしてやめる。 男の言うことは間違ってないのだから。 「ここで何をしていた」 「答える義理があって?」 「義務があるのダヨ。報告するために」 報告……ねぇ。 「一応聞くけど、誰に報告するのかしら?」 私の問いに痩せた男は首を振る。 「お前にあるのは答える権利だけダヨ。さあ、何をしていた」 男の手が私の肩を掴もうとする。 「躾がなってないわね」 その手を払いのける。 「軽々しく女性の体に触れようとすると嫌われるわよ?まぁ、その性格じゃそれ以前の話でしょうけど」 その一言で男の表情が揺れた。 「キサマ!」 「何処の小間使いかしらないけど、答えは同じ。答える気はないわ」 イラついた様子でこちらを睨みつけるその視線を流し、笑みを浮かべる。 「帰ってその躾もできない主様に報告なさいな。問題ありませんでした、ってね」 言い終わるや否や、殺気が向けられ視線の端で銀色が走る。 私は半歩下がる。 殺気を放つ痩せ男の手には銀のナイフ。 下がらなければ喉から鮮血が噴出していただろう。 「怖いわねぇ。当たったら危ないじゃない」 「取り消せ」 「何を?」 「主を侮蔑した事をダヨ!」 素晴らしい主従関係に感心する。 主が全て。命令は絶対。 そう教え込まれているのだろう。 なら――、 「絶対にいーや」 そう言い放つ。 男が奇声を上げ、ナイフを振りかざす。 私は特に動くわけでもなく、男の目を見る。 「がっ!?」 男が動きを止める。 「至近距離なら勝てると踏んだんでしょうけど無駄。体を拘束させてもらったわ」 「キサマ!何を!?」 「魔眼って知ってるかしら。アレの真似事よ。本家に比べたら可愛いものよ」 動けなくなった男を無視して、残りの二人に話しかける。 「貴方達もやる気なのかしら?」 「……仲間の非礼は認めよう。我らとしても荒事をするつもりはない」 体格の良い男は静かに構える。放たれる殺気は本物だ。 獣人もそれに倣うよう腰のベルトから鉈を取り出す。 「だが、主への言葉を撤回してもらわねば、納得できん」 「まったく。従順すぎるのも問題ね。そう考えるとうちの教育は良いのかしら」 馬鹿じゃないんですか?と弟子の声が聞こえた気がする。 あれはあれで問題な気もする。 「じゃあ仕方ないわねぇ」 心底面倒だけどしかたない。 私は傍で硬直している痩せ男の右腕を掴むと、 「えいっ」 枯れ木でも折るかのようにへし折った。 「――っ!」 しゃがむ事も、腕を押さえることも叶わない男が絶叫する。 耳障りな悲鳴に眉を顰める。 「これはさっきの仕返しね。貴方はこれでおしまい」 何事もなかったかのように残りの二人を見ると、動かないままこちらを窺っている。 迂闊に動くと危ないと知っているからだろう。 「貴方達も攻撃するなら、何かが無くなるくらいの覚悟はなさい」 出来れば面倒なのでしたくないので、この脅しで引いてくれれば良いのだけれど。 「ぐっ!グァるアあああ!」 腕を折られた男が涙を流しながらこちらを睨みつけてくる。 「許ざナい!こロス!コロジデやル!」 その様子を黙って見つめる。 「そノ目をくり抜イて同じヨウに血腕をヘシ折ってやる!イヤ、千切って喰ってヤル!血ト涙と鼻水でそのすかした顔をグシャグシャにしてヤル!黒銀の魔女、コ――」 右腕を、薙ぐ。 耳障りな雑音が、消える。 ドサリ、と丸い果実が地面に転がる。 「黙りなさい、三下」 言った後に矛盾に気づき、笑ってしまった。 「黙りなさいはおかしいわね。もう喋れないものね」 地面に転がった男の頭部を見て微笑みかける。 だが、彼の表情は笑みを返さない。 狂気に染まったその顔はもう変わらない。 「……見るに耐えないわね」 薙いだ腕をそのまま振り下ろす。 「!」 果実が潰れる音が響く。 それを見た男達の表情が強張る。 「カスを潰しても本体は安全だと思ってるでしょ?」 彼らはがらんどうを使っているだけで、本体は別の場所にある。 動かすために精神を同調させるため感覚はあるが、 その前に回路を遮断すれば、痛みはない。 遮断できればの話。 「そんなことさせるわけないじゃない。この男はちゃんと『殺した』わ」 「ならば……」 「退散なんて今更叶わないわよ?貴方達の精神、そのがらんどうに定着させてあげたから」 動く前に狩る。 もし動きがすばやいのなら罠に掛けてその動きを殺す。 狩りの基本。 その事実を知った彼らの動揺がおかしくてたまらない。 「大好きなご主人様から聞いてなのかしら。二つ名をはどれを呼んでも良いわ。好きに呼びなさい。でもね――」 一歩踏み出す。 「私の真名を迂闊に口にしようとした者は、殺されるって」 ゆっくりと男達に近づく。 あれだけ無表情だった二人に、明らかに焦りと恐怖の色が浮かんでいる。 それで良い。 それが正常な反応。 「仲間の失態は連帯責任って言うでしょ?さて問題」 腕を振るうと傍で獣の唸り声が生まれる。 犬の影がそのまま立体になり、顔の部分に大きな目玉が一つ付いた獣は目玉をギョロっと動かし、獲物を捕捉する。 それを見て、獣人の口から小さな悲鳴が上がった。 その様子が理想過ぎて楽しい。 私は歌うように問いを紡ぐ。 「禁忌を犯した哀れな羊はどうなってしまうでしょうか?」 さあ、実際に答えを体験してみましょう。 町へ続く野道を歩く。 茜色だった景色はすっかり黒く染まってしまった。 すっかり遅くなってしまった。 あの子らしい言い訳を考える。 そう、あの子――雛神このみ。 歩みを止め、目を閉じる。 そして内を覘く。 「もう、そんなに時間はないわよ」 予想していたより進行は早いか。 この島のせいか、逢うべき者たちと出逢ったからか、魔具のせいか。 「私のせいもあるかもね」 呟き、苦笑する。 何にせよ結果は遠からずでるだろう。 「待つ未来に笑顔があれば良いわね」 苦笑ではなく、自然に生まれた笑みを浮かべた後、私は彼女の宿へと再び歩き始めた。
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【パーティメッセージ】![]()
今日はメッセージを送っていません。
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コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
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![]() | 声コミュ【キャラの声を妄想する集い】 |
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このみ(2298)からのメッセージ: ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
ショルト(272)からのメッセージ:
ジーベン(2043)からのメッセージ:
泣き虫魔剣士トーネ(2068)の涼やかな声が届いた:
緋乃(2138)からのメッセージ:
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泣き虫魔剣士トーネ(2068)からの生産行動を許可しました。 ショルト(272)からの生産行動を許可しました。 封真(2230)からの生産行動を許可しました。
インカンテイション に技回数を 3 振り分けました!
ItemNo.13 牡丹 を捨てました。
なきーる(1367)に 火焔草 を渡しました。
質素な保存食 を食べました。
【第50回更新からの闘技大会参加メンバー】 このチームで 闘 技 大 会 に参加しました!
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![]() | Special Event! |
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紗江(308)から 山吹色のお菓子 が届きました!![]()
アキ(2292)に 魔女の気まぐれカボチャパイ が届いた気がします!
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訓練により 高速魔術 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 22 ) 訓練により 高速魔術 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 23 ) 訓練により 高速魔術 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 24 ) 訓練により 高速魔術 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 25 ) 訓練により 高速魔術 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 26 ) 訓練により 高速魔術 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 27 ) 訓練により 高速魔術 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 28 ) 訓練により 高速魔術 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 29 )
技 マジカルライブラリ を修得しました!
あの(1557)から 300 PS 受け取りました。
バルドン(1930)から 300 PS 受け取りました。
夜一(238)に 韮 を渡しました。
質素な保存食 を買いました。(- 20 PS)
ショルト(272)に、 グリーンストール を 銀環の要 に合成してもらいました!
アル(1804)の所持する 黒い玉 から 黒魔石 という 魔石 を作製しました。
滝(1213)の所持する 山査子 から 押すとぴっ!って鳴るボタン という マ石 を作製しました。
あの(1557)の所持する 青い宝石 から 青い魔翼 という 魔翼 を作製しました。
緋乃(2138)の所持する おにく20 を料理し、 つくね焼き をつくりました。
アセナ の 器用 が 12 上昇しました。(-39CP) B2F I-5 魔法陣〔終わりの石〕 に移動しました!
J-5 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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![]() | 声が聞こえる・・・ |
【白蛇】(1394)の声が届いた:![]()
ゴーテ(1311)の声が届いた:
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![]() | Next Duel |
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B2F M-6 / 床
【パーティのデュエル行動】* このみ(2298) : 泣き虫魔剣士トーネ(2068)のパーティに練習試合を申し込む このみ(2298)の行動が選択されました!
練習試合が発生!
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![]() | Next Battle |
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B2F M-6 / 床
通常戦が発生!
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![]() | Data (第49回 第51回) |
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ENo.2298 雛神 このみ |
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* 単独行動中 * ![]() |
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[PL] 雛椿 |
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