ふうま は現在、広大な遺跡が地下に広がっているという、噂の島にいます。
島はあまり大きくはありませんが、たくさんの招待客で賑わっています。 休養する者、情報を集める者、食料などを販売する者・・・、遺跡の外はそんな人達でいっぱいです。 遺跡の入り口は島の中央にあります、崩れかけた入り口から地下への階段が続いています。
階段を下りていくと分かれ道がありました、そこに一人の青年が座り込んでいます。
ジョシュア 銀色の長髪に青い瞳。 旅人らしい格好をしていて、背中には大きな弦楽器を背負っている。
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「やぁ、初めまして!私はジョシュア、しょーもない吟遊詩人さ。・・・もしかすると初めましてじゃないかもしれないが。こう記憶が曖昧だと参るね、あはは・・・・・・」
ジョシュアから小さな地図が手渡されます。
「遺跡を探索する冒険者に配っているんだ。遺跡の暴走があった時に私は死んでいたはずなのだが、私はこうして生きている・・・・・・どうやら私は冒険者に救われたようでね、少しでも役に立てればってな。」
地図を広げて説明を始めます。
「地図の通り、最初の分かれ道の先にそれぞれ魔法陣がある。"始まりの右足"と"始まりの左足"だ。右足の先は平原が広がっていたよ、平和そうな感じだ。左足の先は険しい森林や山岳があって、かなり険しい道だ。まぁとりあえず、右足と左足の魔法陣を記憶しておくといいよ。そこまでは安全なはずだから。」
「あ、魔法陣の説明をしていないね。これは便利な移動装置でね。魔法陣を通過したことのある者がその魔法陣の模様を思い浮かべることで、瞬時に遺跡外からその魔法陣へと移動できるようになるんだ。遺跡暴走前の探索者たちもこの魔法陣をいくつも記憶してたんだが、遺跡の暴走後は記憶の中の魔法陣を思い浮かべても何も起こらないようだよ。きっと模様が変わったんだろうな。」
「それと、遺跡内は"マナ"という発光体、力の源で溢れている。その力で、この島も、この島の生き物も、活動しているようだ。マナは本来動くはずのないモノにすら力を与えて、生命を持たせることもある。そんな生き物のことを"エキュオス"と呼ぶそうだよ。私も遺跡外の青空教室で知ったことだが。」
ひととおり説明を終え、満足げに地図をたたみます。
「探索が順調に進むことを祈ってるよ。・・・まぁみんなに言っているから、祈りの成果は期待できないけどね。」
ジョシュアと別れ、遺跡内へと足を進めると・・・・・・そこには遺跡内とは思えない光景が広がっていました。
白い雲・・・ 青い空・・・ 草原・・・河川・・・ 森や山も見えます。
もらった地図の通りに進むと、2つの魔法陣も見つかりました。
ふうま はとりあえずその2つの魔法陣の模様を記憶して通過し、遺跡外へと戻りました。
* * *
探索1日目が終了し、ふうま は現在遺跡外です。
RuleBook「大まかな動き方」 を参考に、 キャラクターデータの右上にある「各種宣言を行なう」から各種宣言を行なってください。
※新規参加直後に宣言「基本行動」が未宣言の場合、 次回更新時にキャラクターが削除されてしまいますので必ず宣言してください。
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