各種宣言を行なう >> |
探索5日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「通常戦」の宣言を確認しました。 「装備とセリフ」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 「コミュニティ」の宣言を確認しました。 |
![]() | Diary |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
「……え、お、……」 訪れた現実に、レイキの思考は半ば止まっていた。 その衝撃の質は、己の常識を超えた姿の“冒険者”たちを見た時と似ている。 「ぅ、おおぉ……」 しかしその時得ることができなかった、――いや、得ていても、困惑といったものの方が大きくて表面に出ることがなかった感情が、ついにレイキの奥底から爆発的勢いで噴き上がってきていた。 「す――すげぇ……!」 それは驚愕であり、感動であり、何よりも近い表現は“歓喜”であった。 さながら新しいオモチャに目を輝かせる子供のような、そんな好奇心に満ちた表情で周囲を見回す。 レイキがこの島で目覚めてから、初めて“楽しい”という感情を自覚できた瞬間だった。 遺跡の探索を決めたレイキは、しかし遺跡の入口である階段を降りていくことはしなかった。 改めて地図を見返した際、魔法陣の位置が書き込まれているのを見つけたのだ。 魔法陣とは、遺跡外と遺跡を結ぶ移動装置である。誰が設置したものなのか由来はわからないが、遺跡の探索に臨む者なら必須と言えるほど重要なものだ。 魔法陣は遺跡内に散在して描かれており、一つ一つ陣の模様が違う。その上に立つことにより、以降は魔法陣の模様を思い浮かべて念じるだけで、遺跡外から遺跡内のその魔法陣の位置に一瞬で移動することができる。遺跡外にも同様の仕掛けがされており、遺跡内のどこからでも自由に遺跡外へと出ることができる。 “前回”の探索でも使われていたが、模様が変わったらしく“今回”は“前回”の魔法陣は使えない。 ――というような説明を、噂の吟遊詩人が冒険者に地図を渡す時にしているのだが、『記憶を失う前に会ったらしい』ぐらいの面識しかないレイキにとっては、知る由もない。 だが、地図に書き込まれた二つの魔法陣を見た時、レイキの脳裏にはそれらの魔法陣の模様が浮かんできた。 その瞬間、レイキは魔法陣がどういうものかわかっている自分に気付いた。聞いた覚えのない魔法陣の説明を、はっきりとではないにしろ、不足ない程度に思い出していたのだ。 これにレイキは戸惑ったが、冒険者たちの話から何らかの移動装置があることには気付いていたし、一度遺跡内に足を運んだ“過去の自分”がそれを利用した可能性も考えていたため、失った記憶の一部が戻ったとして、すぐにその知識を受け入れることができた。 そして、地図を見る限り、魔法陣のある場所のすぐ横が水場なので、わざわざ階段を降りていく必要はないと判断し、実際にこの“移動装置”を利用したのだ。 知識を受け入れつつも、どこか半信半疑ではあったレイキの考えが塗り替えられるには、一瞬という時間だけで充分だった。 「すげえええ! なんだこれ、すげえ! ホントのホントにファンタジー世界かよ!」 興奮のあまり言葉を統制することもなく、ただ感情の溢れるまま「すげえ、すげえ」と喚き立てる。 レイキは遺跡の入口近くの木にもたれかかったまま、目を閉じて一つの魔法陣の模様を頭の中で描いただけだった。 それだけで、一秒もしないうちに周囲の音が変わり、風から潮の匂いがしなくなり、開いた目には変化した景色が飛び込んできたのだ。 頭上に広がる青い空とそこに浮かぶ白い雲は、先ほどと変わりない。 しかし、右手の方を見やれば人工的な壁がそびえ立ち、左手の方からは河川のさらさらという涼しげな音が聞こえてくる。近くには砂地や青々とした草が茂る平原、遠くには鬱蒼とした木々が立ち並ぶ森や小高い山岳すらも見える。 その光景はどう見ても遺跡外のものとは違った。 本当に“一瞬”で移動してしまったのだ。 「すげえ、すげえ! 地下だぞ、ここ! 意味わかんねえ! ははっ、ははははは!」 瞬間移動だけでなく、遺跡内の地形もレイキの興奮を更に強くしていた。 仰ぎ見る天空は外のものと変わらない。だが、遺跡自体は地下にあるもので間違いないはずなのだ。 日も風も水も、一体どうやって維持されているのか。レイキには皆目見当もつかず、これぞファンタジーの技、と言うしかなく、あまりの滅茶苦茶っぷりに笑いさえも込み上げていた。 実は遺跡ではない場所に来たのではないか――? そんな疑問を持ってしかるべきような光景だが、しかしその説はまたもや地図によって砕かれることになった。 吟遊詩人が配っているこの地図は、どうやら何かしらの仕掛けが施されているらしく、所持者の現在地が地図上に示されるようになっている。 それだけではなく、同じ地図同士で情報を共有しており、誰かが地図の空白となっている部分を進めば、自動的に全ての地図に新たに明らかとなった地形が書き込まれる。更に(大雑把ではあるが)地図の所有者の位置がわかるため、遺跡内の探索者の分布も見ることができ、所有者の簡易な情報を取得することすら可能である。 もはや地図というよりも、遺跡の探索に関する事柄が集積されるデータベースツールとでも表現すべき代物だった。 地図に示される二つの魔法陣、『始まりの右足』と『始まりの左足』のうち、レイキが『始まりの右足』を選んだのもこの地図から得られた情報を参考にしたからだった。 たんに、“右足”ルートの方が平原が多く地形が易しい(“左足”の先には森や山が多く険しい)というのもあったが、なにより“右足”の方が既に移動していた冒険者の数が多かったのだ。 冒険者の数が多ければ当然安全性も高いし、自身の記憶に関しての情報を得られる可能性も上がる。 なんだかんだ言って、やはりレイキはあるかわからない“宝物”を探すために危険をおかすことは忌避したいのである。だから、冒険者の集団に紛れて遺跡を進むという、なるたけ確実性の高い選択肢を取ったのだ。 移動前は遺跡外にいたためか、現在地を表示することがなかった地図も、今は『始まりの右足』の地点に淡い光点が灯り、間違いなくレイキが遺跡内にいることを示していた。 足元には、頭に思い浮かべた模様と同じ模様が地面を覆いつくすように描かれている。 「ははは、すげえな、はははは、はは、は……あー……本当に、そんな世界……なんだなぁ……」 だんだんと声量が小さくなり、さっきまでの興奮の叫びがどこへいったのか、最後にはため息と共に言葉が吐き出された。 実感。 正直なところ、今の今までレイキにはそれが欠けていた。 “人外”との邂逅、及び対話を体験しても、どこか今の状況というものを信じきれない部分があった。全てに対して半信半疑だったとも言える。 その少し残っていた、言ってみればレイキにとっての“常識”や“現実”を今の状況は完全に吹き飛ばしてしまった。 ――ここまでくれば、もう完全にいわゆる“ファンタジー”を前提にして動くしかない。 少々複雑な気持ちは残っているが、改めて、あるいはやっとレイキはこの遺跡に対し真正面から立ち向かう覚悟ができたのだ。 「……あ、そうだそうだ」 興奮が醒めて素に戻ったせいか、急に自分の目的を思い出した。 それは記憶を取り戻すための情報収集――ではなく、当面というか直近の目的である水の入手だった。 地図にもあったように魔法陣がある場所のすぐ近くに水場はあった。というか目の前である。 どこからどこへ流れているのか知らないが、とにかく川と思しき水の流れがあるのは確かだった。 川べりまで移動したレイキは、その水の綺麗さに目を見張った。 水面はきらきらと光を反射しているが、それだけでなくどこか水自体が淡く光っているように見える。それでいて水底まではっきりと見えるほど、一切の濁りなく透き通っている。 そこには水草も虫も魚の姿もほとんど見えず、まるで人の手で管理された“水の道”か何かのようだった。 思わず膝をついて水を飲もうとしたが、飲み水を入れるのに適した入れ物がないことに気付き、仕方ないから手で掬って飲むことにした。 両手のひらで囲まれた水は、思ったよりも冷たくなかった。 「んっ…………うめぇ!?」 美味しかった。間違いなく美味しかった。 心配していた臭みとかそういった余計な物はなく、すうっと自然に染み込みように喉を通り抜けていく。 純粋な水の旨味とでも言えばいいのだろうか。この美味しさを上手く伝えられるような言葉をレイキは持ってなかった。 煮沸消毒の用意も無く、生水を飲むことに抵抗があったはずだが、そんな懸念は簡単に吹き飛んでしまい、喉が渇いてたこともあって、レイキは次々にかぶかぶと水を飲んでいく。 川の表面は水の流れがあるにも関わらず、なぜか波立つことはなく、周囲の景色をその身に映し出していた。 それはいっそ恐ろしくなるほどに正確に綺麗で、“水鏡”という言葉が相応しい様子だった。 水を飲むための少しの波紋に歪みながら、しかしやはり正確にレイキの姿も映している。 その顔にいつもの黄色系の肌はなく、右半分は赤い筋繊維に覆われており、左半分は白い骨が剥き出しとなっている。 眉毛も瞼もない状態で目玉がぎょろぎょろと動き、体を巡る血流に合わせて血管が蠢く。水を飲もうと口を開くたびに、顎周りの筋肉が伸縮する。 顔だけではなく、水を掬う手にも肌はなく、筋肉や骨が露出している。 ――それは生きた人体模型が水を飲んでいるように見えたかもしれない。 この異様な光景をすべて川は正確に映し出している。当然レイキの目にもそれは捉えられているはずなのだが、しかしまったく意に介さず水を飲んでいる。 そう、レイキには見えていないのだ。いや、正確に言えば見えているが見えていない。 今、レイキの目に写るのは、普通の人間と同じ姿をした自分が、普通に水を飲んでいる光景だけだ。 そこに全身の皮膚を剥がされたかのような、そんな姿をした“気持ち悪い怪物”が水を飲んでいる光景など、見えていない。 レイキの深層意識が現実を見ることを認めていない。故に、その映像は自動的に変換され、レイキの表層意識が気付くことなどない。 自分が不定期にこのような姿になることに、そしてそれが胸に残る“謎”の答えだということに――レイキが気付くことは、ない。 そして、『何事もなく』水を飲み終えて満足したレイキは、遺跡に入る前よりも明るい気持ちで歩き始めた。 普通の人間の自分には水の入れ物が必要だと、そう考えながら――。
|
![]() | Message |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
【つぶやき】![]() サイズとか環境の違い……まあ、いいや。 絵、付けないと色々わかりにくい。一考。
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
|
![]() | 長編日記倶楽部 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | NANDEMO許可! |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | 文章が好き! |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | チキン。 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | Main |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
パンくずを揚げて砂糖をまぶしたもの を食べました。 現在の体調は いい感じ! 大丈夫!いつも通りだね☆ 武具に 仕込みグローブ を装備! 防具に 軽い脛当て を装備! 装飾に シンプルな首飾り を装備! 自由に 手頃な手斧 を装備!
|
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
B1F F-20 / 魔法陣
通常戦開始!
|
![]() ![]() インプの体力LV0 インプのMSPが4上昇!SPが4増加! |
非接触フェイズ
|
行動者なし! |
戦闘フェイズ TURN 1
|
[HP]1206/1313 [SP]161/172 レイキの行動!
インプに181のダメージ! レイキのHPが59回復! [HP]324/505 [SP]88/88 インプの行動! ![]() ディム!!2 レイキに134のダメージ! レイキは攻撃を回避! |
戦闘フェイズ TURN 2
|
[HP]1131/1313 [SP]151/172 レイキの行動!
インプに262のダメージ! [HP]62/505 [SP]78/88 インプの行動!
レイキは攻撃を回避! |
戦闘フェイズ TURN 3
|
[HP]1131/1313 [SP]141/172 レイキの行動!
インプに260のダメージ! ![]() レイキの追加行動!
ボロウライフ!! インプに233のダメージ! レイキのHPが76回復! [HP]-431/505 [SP]78/88 インプの行動! ![]() カース!!1 レイキに137のダメージ! レイキのDFが低下! 天恵によりインプに追加HP117が与えられた!! インプが倒れた!
|
戦 闘 終 了 !!
|
![]() 戦闘に勝利した! PSを 40 獲得! 能力CPを 1 獲得! 戦闘CPを 1 獲得! エリア内を探索・・・ レイキ(2114)は ただの石 を見つけました! レイキ(2114)の 格闘 の熟練LVが増加!( 7 → 8 ) レイキ(2114)の 命術 の熟練LVが増加!( 5 → 6 ) |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
訓練により 天恵 が 14 上昇しました!(能力CP - 10 ) 訓練により 格闘 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 6 ) 訓練により 斧 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 3 ) 訓練により 斧 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 4 ) 訓練により 合成 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 9 )
技 エキサイト を修得しました!
己が拳 を 仕込みグローブ に合成しました!
F-19 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
|
![]() | 声が聞こえる・・・ |
三ちゃん(1349)の声が届いた:![]()
ヴァン(1323)の声が届いた:
しずかちゃん(1284)の声が届いた:
P・C(1267)の声が届いた:
ミリィ(1237)の声が届いた:
フレイド(1193)の声が届いた:
伍長(1188)の声が届いた:
ラグ(1157)の声が届いた:
ナコ(980)の声が届いた:
ラピス(952)の声が届いた:
G子(920)の声が届いた:
サフラン(912)の声が届いた:
ダーク(910)の声が届いた:
なっちゃん(897)の声が届いた:
ミルワ(787)の声が届いた:
スマさん(763)の声が届いた:
ソラ(760)の声が届いた:
アンリ(750)の声が届いた:
さおりん(719)の声が届いた:
ルチル(704)の声が届いた:
真那霞(693)の声が届いた:
セブン(690)の声が届いた:
イヨ(658)の声が届いた:
りん(617)の声が届いた:
ちびアルファ(604)の声が届いた:
タカシ(571)の声が届いた:
ウツホ(555)の声が届いた:
アスカ(502)の声が届いた:
【闇女王】ルーラ(487)の声が届いた:
ヒカル(435)の声が届いた:
エモ(390)の声が届いた:
禍月(383)の声が届いた:
リレイバーリオン(353)の声が届いた:
たつみ(322)の声が届いた:
魅月(259)の声が届いた:
たぬき(219)の声が届いた:
ノルン(204)の声が届いた:
シェーシャとマナサー(161)の声が届いた:
キアロ(159)の声が届いた:
ネイ(122)の声が届いた:
シルバ(99)の声が届いた:
パン製造機械(62)の声が届いた:
ピエラ(58)の声が届いた:
ソーマ(2151)の声が届いた:
シルヴィ(2133)の声が届いた:
リザ(2132)の声が届いた:
DQN(2083)の声が届いた:
スヴェルナ(2082)の声が届いた:
リィズ(2055)の声が届いた:
すず(1973)の声が届いた:
はなたれ(1849)の声が届いた:
メリッサ(1826)の声が届いた:
どざこ(1824)の声が届いた:
アカマルさん(1611)の声が届いた:
ランディ(1599)の声が届いた:
しふぉん(1584)の声が届いた:
つかさ(1473)の声が届いた:
レン(1438)の声が届いた:
藤九郎(1415)の声が届いた:
もののふ(1391)の声が届いた:
|
![]() | Next Battle |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
B1F J-19 / 平原
通常戦が発生!
|
![]() | Data (第4回 第6回) |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
ENo.2114 柩運守塔 隷鬼 |
各種宣言を行なう >> |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
![]()
* 単独行動中 * ![]() |
![]()
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
![]()
![]()
![]()
![]() |
![]()
![]()
|
[PL] Hi-Chi |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |