みゆき「ですが豊作と聞けば、腕が鳴る物です。幸い、レシピはありますしね……♪」
しかし其れにめげる事もなく、蒼き鋼の娘は手早い調理を開始した。その品目は三品。
松茸・舞茸・シメジは手で裂かれ、鶏ガラスープ・微塵切りの玉葱と共に、粉チーズと
バターをたっぷり利かせた、濃厚な味わいと松茸の香りが心地よいリゾットになる。
更に松茸・椎茸・エノキは、コンソメスープや鶏肉等と共に熱々のポットパイとなり、
焼いた松茸・エリンギは、揚げた千切りメークインや野菜と共に、ワインビネガーの
ドレッシングで和えられ、サクサクコリコリの食感を重視したサラダとして完成した。
──出来上がってみれば、その実態は“松茸ランチ”。安値が信じられない程である。

＞あんず様・白蓮様
みゆき「ふふ、秋ですからね。眠くもなります」
蒼き鋼の娘は、まったりする猫巫女に笑顔を見せていたが。
みゆき「あ、いらっしゃいませ。もしや、あんず様の関係者でしょうか……？」
新しいお客に頭を下げつつも、猫巫女との類似性を指摘する。
＞カノン様
みゆき「丁度焼けましたよ。はいどうぞッ……。ご飯はどの位食べます？
苦いから退かして、という向きも分かりますけどね。私は好きですよ、秋刀魚の腸」
メカメイドはそう言いながら秋刀魚定食を並べて、ご飯を装い始めた。

＞咲夜様
みゆき「有りがちですよね。そうして、包丁で指を切っちゃったりするんです……気をつけないとっ」
金属質のパーツを纏ったメイドが、己の両手を組んでしみじみ頷いている。
みゆき「はい。その為に、様々な対策を凝らしていますからね。この屋台自身、毎日の消毒は欠かしませんよ？」
そして『外で気持ちよく食べて頂く為ですし』と言いつつ、屋台の清潔感をアピールした。
みゆき「ええ。それに、見知らぬトラブルや新しい方向へ取り組む際にも、そう言った経験は必ず活かせますしね」
大きく頷きつつ主張する辺り、経験が生きた事も多いのかもしれない。

飛び跳ねる様にカウンター席を移動し、徐々に距離を詰めていく謎生物・さつき。
図星なのかもしれないし、違っていても何かシンパシーを感じたのかもしれない。
＞ルクラ様・リズレッタ様
みゆき「どう致しまして。また何かオーダーする際は、お声がけを」
コーヒーを満足げに味わう女性に笑顔を見せ、敢えて静かな時間を邪魔しない様に離れると。
みゆき「ええ、楽しみにしていて下さいな。にしても、
どうなんでしょうね……？何か食べた様子はないのですけど」
少しだけ声のボリュームを抑え、ブルーベリー色の謎生物を撫でるメカメイド。

つぶらな瞳で、龍人の少女をじっと見上げる謎生物・さつき。
不思議なのかもしれないし、何も考えていないのかもしれない。
＞リーチャ様
みゆき「食欲の秋と言いますからね。根菜類はまだお高いですけど、
キノコは逆に大豊作なので……この所は、気合いの入ったランチが続いています」
『お気に召すといいのですが』と言いつつ、蒼き鋼の娘はリゾットの米を炒めていた。
みゆき「そんな感じですね。最も、考えている事は分かりませんけど」
分身と言われると大きく頷くが、外見的にも似ているのか似てないのか、微妙なラインだ。

ふにょん、と柔らかい躯を変形させる謎生物・さつき。
気持ちいいのかもしれないし、秋の日差しで眠いだけなのかもしれない。
＞クロ様
みゆき「スプーン等でも食べられる様にはしてありますよ」
金属質のパーツを纏ったメイドが、笑って洋食器を取り出す。
みゆき「あ、分かります？味を調える為に、大豆調味料を使ったんです」
『折角の和風御膳ですしね』と笑う姿は、自信に満ちていた。
みゆき「って、逆です逆。こっち……んしょ」
戸惑う獣人の少年、その頬に指を伸ばすと、米を掬い取り。
みゆき「大丈夫、美味しいですよっ」
取った米粒を食べ、笑顔で“デザートを”解説する。

みゆき「んー。足る事を知らず、日々此積み重ねだと思ってますしね。頑張れる所は頑張りたいんです」
瞑目して態度を新たにする辺り、どうやら謙遜から来ている様だ。
みゆき「あ……分かりました、喜んでッ！」
しかし願いを聞くと破顔一笑。大きく頷いて、約束を快諾した。

ふにゅん、と抱かれた胸の中で、柔らかく形を変える謎生物・さつき。
程良い抱き心地と人肌並の適温は、人を魅了する魔性の感覚かもしれない。

＞ビス様
みゆき「秋本番ですし、サービスしないと！……なので、今日もコース型のランチにしてみました。
流石に食べ放題というわけには行きませんでしたが、それでもキノコはたっぷりですよッ」
茸の香ばしい匂いが漂うキッチンから、笑顔を覗かせるメカメイド。
＞エリー様
みゆき「そう言って食べて頂けるだけで、もう十分幸せですよ」
金属質のパーツを纏ったメイドは、そう言って満足げに微笑むと。
みゆき「そうですね。日替わりランチ以外なら……一品料理で、麻婆風餡掛けの粉ふきいも等、如何です？」
そう言って、ジャガイモを取り出した。大きさは控えめだが、良い土の色である。

カノン(319)からのメッセージ：
カノン「お、中華ちまきか。
モチモチして美味いんだよな、あれ。
どれ、間食用に持ち帰りで一つもらおうか」

エリィ(1340)からのメッセージ：
エリィ「A secret makes a woman woman...とも言うし、ね？（そう、芝居がかったように嘯き）」

リーチャ(1379)からのメッセージ：
リーチャ「今日は中華ですねっ、寒くなってきたから、ワンタンのスープであったまります〜！」

カティ(1529)からのメッセージ：
＞みゆきさん
カティ「あら……ここはみゆきさんのお店だったのね」
カティ「改めてこんにちわ。あちらでもおいしいものいただいています」
カティ「主食ですか？そうですね……では、炒めたご飯をいただけますか？」
(パラっとした感じでお願いします、と付け加える)

カティ「こうしてみると、見覚えの人がちらほらといるなぁ。世間って狭いものね〜」

クロ(1608)からのメッセージ：
クロ「中華ちまき、いろんな具の味と筍の歯ごたえが、いいですね。和・洋・中にカレー…みゆきさんのお店は何でも出てくるね…。」

＞みゆきさん
クロ「うん、冬のキャベツ料理も楽しみにしてるね。でも…上質のキャベツは高そうだね…。」
クロ「「ありがと…。で、でも、おいしいものならお嫁さんにも食べさせてたいっておもうのが普通だよね？自分だけ食べたら、夫婦喧嘩になっちゃうよね。」（差し出された水を受け取り、笑顔のみゆきさんにお礼を言うと、ゆっくりと口に含む。）」
クロ「みゆきさんが幸せだと、ここのご飯ももっと美味しくなってさらにみんな幸せ…幸せの循環？」

＞さつきさん
クロ「厨房を見て、お仕事覚えてるのかな？それとも、見てるだけの方が好きってことかな？（ぽよぽよ」

”硝子の扇”エリー(2156)からのメッセージ：
”硝子の扇”エリー「…専門店に顔負けの料理が常っぽいから、一本に絞る必要がないんかもしれんねぇ……通年メニューはカレーっぽいし。」

”硝子の扇”エリー「まぁ、家庭料理専門のウチとは次元が違った・・と。（言いながら、料理に舌鼓。）」