鴉「却説今日の問わず語り――」

鴉「足！」

鴉「脚！！」

鴉「大御足！！あんよ！！」

鴉「噫――口にするだけで踏まれたくなって参りました――」

鴉「只今夏真っ盛り。ですので、今回はニーソ・パンスト・足袋等や靴等の服飾的嗜好に就いては割愛させて戴きます」

鴉「ずばり、語るのは――」

鴉「素足」

鴉「却説！今の季節、露出された脚の脚線美を見掛ける事も少なくないでしょう！」

鴉「腰・御尻・ふともも(の裏)・膝(の裏)・膝小僧・脛・ふくらはぎ・踝・踵・足の甲・足の裏・爪先。部位は大きく分けると此の位ですかね」

鴉「好みの部位は人によって様々。僕のイチオシは――」

鴉「足の裏」

鴉「あの子の可愛い土踏まずっ！あはぁはぁは！！足の指の並びも何だかえっちいいいいいいいいいッッ！！！！」

鴉「手の平を見せて下さい。首筋を見せて下さい。――此れらの事を人前で実行するのは然程恥ずかしい事ではないでしょう」

鴉「しぃかしィッッ！！？」

鴉「ふふっ――足の裏を見せて下さい(格好良い声で微笑みながら紳士的に爽やかにギャラクシーを感じて郷愁の思いに浸りながら大好きなあの子を想って二回ぐらい回転してキラキラエフェクトを使用しながら)」

鴉「――どうですか！どぅおうですくぁっ！！何と無く恥ずかしいでしょうッ！？」

鴉「善いのです！！どんどん恥じらって下さい！！僕は其の表情を凝視、玩味し乍ら――ッッ――！！」

鴉「――ふぅ(急激にクールダウン)」

鴉「僕に足の裏を見せて下さる方は何処にッ――！！」