ABCD「ああ、そうそう。その店でね、先週から新しく置かれた本だよ。外の宿でより探索中に使いそうだけれど、はい。お土産。（振り返り、少年へと一冊の本を手渡してテーブルへ）」

ABCD「（白い犬人の言葉に軽く頷き）肉ばかりで凹凸の見分け辛い体は、どうにも難しいですね。気軽に臍を見られるでも無し――　ま、貧しい？」

ABCD「そうですね、僕は院から出たばかりなので、本当に此の島が第一歩なんです。そしていつか此の島が探索されつくしても、違う何処かへ行くでしょう。――　仕送りの自由が利かないのは、ちょっと難ですけれどね。」

（肉料理にわくわくしている。灰銀の狼については、においで判別したのか特に騒ぐことも無い…と言うか、注意の大方を肉料理にやっている）

アンジェ(156)からのメッセージ：
（青年がプリンを冷蔵庫へと移す一連の動作を目で追っていたが、差し出された本に目を丸めて）

アンジェ「え……っと、『お母さんの“遺跡で役立つ”レシピブック』…？わぁ、料理本ですね、ありがとうございます！（嬉しそうに本をぎゅっと抱いた）」

アンジェ「あ、僕もできあがりまし…（野菜の皿を運んでいたが、やがて現われた狼とその声に）……あ、れ？さっきの…」

アンジェ「はい、孤児院の皆は仲のいい兄弟姉妹、家族の様なものです。僕は一人っ子でしたし…。」

アンジェ「…いつも戦いに身を置き、鍛練とその意思の怠るところの無いように。平和を望みますが、そのためにも強くなりたいんです。」

イル(1452)からのメッセージ：
イル「おや、それは残念ですね。
　　　在庫整理に使うなら、もっと他にバリエーションがあっても良いと思うのですが」

イル「（テーブルに置かれた料理と、その香りに目を輝かせ）
　　　おお、これは美味しそうですね……！
　　　（イルは魅了されている!!!!!）」

イル「（キアと入れ替わりに出てきた狼に、少し驚いた様子で）
　　　ええ……と。キアロ様、でしょうか？」