薙(69)の口から煙と共に言葉が吐き出される:
「クズハ…ナイス判断」 よろよろとモンキーとドライバーを受け取り、無言で椅子を立て直し最後のネジを…… 「はい、これで終わ…あ゛ッ」 ヤケクソ気味に締めたら力が入りすぎてネジ山をなめた。一難去ってまた一難。
「〜〜〜ッ!いい!これでOK!」 やり場の無い怒りを堪えて開き直った。 「んで…下の掃除もそろそろ終わりか?」
「綺麗に拭き終わったら、最後にスプリンクラーの動作テスト兼ねて洗い流すぞ?」
やれやれ、と最後の拭き掃除の締めを手伝いながら雑談に戻った。 「せめてダンディとか…いや、そんな言葉が似合う歳でもねぇからいいや」 「十中八九間違いはねぇがどんな教育だよそれ……エロオヤジだけは勘弁してくれ!」
「じゃ、じゃあどう言ったらいいんだよ!」 「あぁあ……見れるもんなら見たいよ!そ、それで良いんだろ畜生!」 赤面しつつ開き直った。
「テオバルトの旦那ぁ、気にするなと言われりゃ気になるぜ?仕返し!」 てぃ!とばかりに括られた後ろ髪を電気のコードよろしく真下に引いた。ガキだ。
「う……チマチマ嵌めてる姿想像したら切ねぇ」 「参考までに聞くが、何処がどう気に入ったんだよソレ」<ボールペン
「まぁまぁ、そう言うなって…そこの黒兎ちゃんから養分でも吸収してみたらどうだ?」
「精度にもよるが、今でも造ってりゃ個人的にお願いするところだったがなぁ」 「あー……実家に借金なのか。踏み倒すに踏み倒せねぇし、身内から催促されるのはキツイだろ」
「さて、(個人的に)大騒動の掃除も終盤…そろそろ通常営業に戻れるかな?」 「って、今気が付いた!椅子からこけてから噛み煙草が行方不明!?」 「まさか……飲み込んだ?これって飲み込むとヤバいんじゃないか?」
ファニィ(237)からのメッセージ:
「ナントカー」 ベタ。
「働き者のマスタァに休んでほしカッたがタメ、泣く泣く荒事に打って出た拙者。 うゥんロマンチックでありマスネ。モチロン嘘デスガ」
「シカシまァ、マスターの腰を使いモンにナらナくシてしまッタのは事実。 拙者が向こうをヤりマスカラ、一気にグイッとヤッちゃいマショウ。ジャイアント・テオ」 一度外に出て反対側からソファを傾ける。ようやく真面目に手伝い始めた。
「ァッハ。言ッテもナいコトを拡大解釈でデッちアゲんの得意デスヨ、拙者」>Mr.テオ
テオ & スイ(384)からのメッセージ:
テオドリックの手伝いをしていたために落ちた瞬間は見られず。大きな音に驚いて振り向く。 「何やってんだ?管理人」
「で、お前は何をやったんだ?兎女」 ”女らしさ”とは正反対のファニィ嬢を見てため息。
万年道士テオ(1059)からのメッセージ:
万年道士テオ「(チッ・・・適当にフケようと思ってたのに、ケガされて頼まれると抜け出しにくいじゃねえか畜生)」
万年道士テオ「外で休んでろ、木陰とかな>薙」
万年道士テオ「みんなありがとな!豆腐か〜そうだな、これからは素麺とかが多くなるやもしれん」
万年道士テオ「九曲黄河陣。仙人だけに「封神演義」のパクだが、最終奥義っぽいクサさと響きを併せ持ってるなあ、と。」
裏刃(1686)からのメッセージ:
「まっったく、普通こういうときは私みたいなのが迷惑かけてあーだこーだと言う、ね?お約束的なさぁ…… 逆になんか落ち着いてきちゃうじゃん? 何時の間にか普通に掃除終わらせちゃうよもう」
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