ABCD(92)からのメッセージ:
雨の中を遊び回りたそうに耳を立てているが、さすがに自重の様子。
「エゼさん、海にって―― 去年は女の人達の部屋に勝手に入って枕を投げられてたっけ…。」 流血はしていたかな、と首を心配そうにかたげ。呟き一つを残した。
鋼の騎士を仰ぎ、考えるように双眸を眇めた。 「ええ、それは―― 探索の役に立つ物なら喜んで買いますし、でなくとも面白い物なら。そういうのを持っていたり眺めていたりするのは好きなんです。」 苦笑の色が口の端に浮かんだが、すぐに笑みを象る。 「僕も何かそちらの気を惹くような物が有るなら、交換で――。通貨は在るとは言え、此の島の主流は物々交換みたいですね。」
「ああ、僕は忘れっぽくて―― 思い出せないんですよ。10年ばかり前に故郷の辺りで大きな戦争が在って、その後ああいう人たちは何処へ行ったんだろう。って――。」 問い返された言葉には困ったような表情。考え考え話しているのか声の速度が下がった。 「しんから鋼でしかも魂の無いもの達は、何を思う処も無く別の仕事に就いているけれど…… そうでなく魂を持つものは、街では殆ど見ないので。」
”死影”の零(118)からのメッセージ:
「……」 手近にあった菓子をつまみ、止みつつある雨を眺めやる。
マコト(406)からのメッセージ:
マコト「火の宝玉で空気を乾燥させて湿度を下げつつ、水の宝玉で発生させた冷気を風の宝玉で自分の周りに循環させる……大分分かってきたで。宝玉の使い方がな(間違い)」
フォウト(586)からのメッセージ:
フォウト「残念ですが、斯様に気の効いたものはありません。 椅子にでもかけておけば……(空を仰ぎ)、もう晴れ間が出てきましたから、すぐに乾くでしょう。 (零に向かって淡々と言ってのけた。追い出す気も引き留める気もないようで)」
フォウト「(ソニアに向かって)確かにあの類の冷却装置は、とんでもない価格でした。 サイズも、とても流浪の輩に持ち歩けるものでもありませんよね。 魔道とやらを使わずとも、何か良い暑気払いでも出来ればいいのですが。」
零の問いには何も言わず、ただ黙っていた。当然袖を捲ろうとはしないまま。
ソニア(959)からのメッセージ:
ソニア「そうだな。どう言おうと、性別が変化するわけではない。女性は女性であり、男は男だ。それが当たり前に通じないことがある方が、私にとっては不思議でならん。……まぁ、だからと言っても、扱いが女性としての扱いになるかは別問題だが。現に、傭兵団では男女の区別はなかった。 ……ただ、今回のケースは、膂力の問題だからな。私は人間族の男よりも膂力に優れている。それは客観的な事実だ。故に、力仕事を進んでやるというのは、適材適所だと思う。>エニシダ殿」
ソニア「私にとっては、非常に共感できる話だがな。(思わず苦笑しつつ)血と肉と臓物の臭いに溢れた安寧の対極。狂気と正気が入り混じる場所。それが戦場だ。そして、私はその場所を愛している。そこで戦えることに歓喜している。……戦狂いとは、概してそういうものだ。冒険者に変われればまだマシな方なのではないかな。>ケイロン殿」
ケイロン(1069)からのメッセージ:
ケイロン「エゼさんは海に入ると聖痕でも開くのか……?」
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