リリが落ち着くまで、ぽふぽふとその背を撫で
　やがてその手が胸元を押すように離れれば、その手もまた緩く離れた


「…いいえ。」



「崩れた、ですか。
　……リリはその足場が崩れて、今はどう思っているんですか？」


「…ただ願うだけなら0PSなんですから良いんじゃないですか？
　僕も…僕もこんなですが、まだ自分は人だと…そう思っていますしね。」

「想うそれを、そうだと決定するのは多分…自分自身だと思います。
　僕が“リリは人だ”とどんなに言っても、突っぱねられては通りませんから。」


「…。」



「“何でそこまで”…ですか。
　何、と言ってしまうには色々な事が絡みすぎて…上手く説明が出来ないんですが…」


「そうですね、強いて言うならば
　“リリがちゃんと自分の意思で笑う所を見届けたくなった”…こんな所でしょうか。」

「…！」



「…これはまた難しい質問ですね。
　人を好きになると言っても、尊敬する対象だったり家族としてだったり色々ありますが…」


「…恋愛……の方だとすると…余り経験がないんですよね、実は。」



　

「おや、要りませんか？…これは残念。」

　何時もの表情でしれっとそんな事を言った


「……まあ、判らなくは無いですよ。
　あくまで“判らなくはない”と言う程度ですが。流石に実行はしませんね。」


「呪い…で、魂と半同一化…ですか。
　流石に呪術関係となると専門外もいいとこですね。」


　暫く何かを考えているようだったが、ふと何かに気付いたように顔を上げた

「ふむ、餅は餅屋…ですかね。」



「相変わらず人の不幸を酒のツマミにするのが好きですね貴方は。
　幸せを願って、何て言っていた言葉がどんどん薄っぺらくなってますよ？」


「第一、賭けるにしても僕が賭けられる物なんて何にもないですし。」

　　　(571)からのメッセージ：
「あー、そっかー……　まあ、考えてみりゃそーだね、確かにジャラジャラしたのって旅の間は
　邪魔になりそーだし。　かといってあんま飾り気ないのもね。　最近流行ってるネコミミとかは
　どうかと思うけどさ、でもわかるよ、そういうのは。　ポリシーってか、かっこいいと思うな」

「んー、自信がないって言うか……まあ、そうだね、『隠す』ってのは合ってるかもね。
　……ほら、こうしてメガネかけてるの見ると何かいろいろ思わない？　『ひょっとしたらこの人、
　メガネとったらイケメンなのかも？』とか……まあもちろん、実際全然そんなことはないんだけど。
　　　　　　でもそういう『ロマン』っていうか……女子に『夢を与える』？　そんな男でありたいね（ｷﾘｯ」

「そ、そうだった？　俺、あんま自分の張り紙よく見てなくってさ、まあ、張り紙の前を本人が
　あんまりうろうろできるわけもないんだけど。　なんか格別写り悪いの使われてたりしたら
　やだなあ……　凶悪犯っぽい顔だったりとかしてたのかな？　ワイルド系だった、写真の俺？」

「（え、帰る場所が……）……あ、そうなんだ。　うん、まあ俺こんなだけどさ、飽きるまで
　じゃあこんな感じで、道なりに……よろしく。　ん、俺のことは好きに呼んでくれていいよ。
　てか、今更だけど、『ミミちゃん』って俺、勝手にちゃん付けして呼んでたけど良かったかな？」

「……！　あ！　俺、そういや、前の彼女に『シラサギに似てるとこが好き』って言われたこと
　あったんだけどさ、別れる時『やっぱアホウドリだった』って言われたんだよね。　その後しばらく
　意味わかんなくて悩んでたんだけどさ、アレだよね。　やっぱ絶滅危惧種的な、そういう意味の
　　　　　　危うさ、みたいな？　……うん、『紳士』っていいよね、シラサギって『紳士』って感じするし！」

「……んー……ごめん。　正直、最初はちょっとそう思ったりしたんだけどさ……それなら、
　こうして話してる間に俺、何回でも殺される隙みたいのがあったはずだし。　それに何ていうか、
　君は全然そういう感じしないっつーかさ……まあ勘なんだけど。　……でも、すごく危ない、って
　　　　　　言ってるのについてくるのは、まさか俺がそんなに面白いから、ってんじゃないだろ？　……」

「……　ん、くどいようだけどさ、少しでも周りがきな臭い感じの空気になったら、俺に構わずに
　すぐ逃げて。　本当に島のルールとか関係ないような奴らだから、何するかわからないから。
　……まあ、それ以外のとき、完全に安全なときは……こうして、構ってくれれば嬉しいかな」

「へえ、そういえば前にも、この島でこういう集まりみたいのあったって話、
　聞いたことあるよ。　やっぱり懐かしくなったとか？　昔の友達とかも
　来てたりするの？　……少しは島の様子も変わったりとかしてるのかなあ」

「ふぅん……　何か苦労してきたんだね。　苦労ってのも違うのかもしれないけど。　俺も
　プチ家出とかしたことあったけど、半日くらいでギブアップしたっけ。　夕日が沈むの見たら
　すごい心細くなっちゃってさ。　俺もその時拾われて、なんかかっこいい名前つけられてたら
　　　　　　人生変わってたかも。　なんだろ、俺に似合いそうな……キョ、『キョウスケ』……とか……？」

「……そ、そうそう！　えと、縁。　縁！　そういうのってきっと大事だからさ……
　いやっ、む、無理とか、そういうのとは違くて！　ちょっとその、距離が……いや、
　……　……す、スイマセンデシタ……」

ティア(1646)からのメッセージ：
ティア「後は、自分の事を考えるのは面倒くさい……なーんて人もいるからね。そういう人にとっては、人に沿って夢を見る事が楽だって……うーん、多少は素敵でロマンチーックな話のはずなのに、物凄くネガティブ臭が漂ってきたわ」

ティア「うん。ま、その辺の諸々は横に置いておいてね。なでさせなさい。私がなでてみたいの！（目をキラキラさせとります子の人）」

ティア「……まあ、生きている事は、大変な事なのよ。往々にして。くすん。……恩師、ねえ……そうやって言葉を引用できるほど、良い恩師に恵まれていたのね……それは少し羨ましいかも。私の恩師なんて……ハァ」

ティア「さて。肌年齢言うな。へし折るわよ。……何を、かはご想像にお任せするわ」

ティア「ていうか、何かさっきからちょくちょく心を抉るような例えが多いんですけど！？　適齢期とか！　当て付けですか、当て付けなのね！　おお、わたしくびをつらなければいけませんコースがお望みかしら！？」

ティア「とりあえず、そういう恋の押し売りは、そっちの小さなアノ娘にでもしてあげるべきよ。うん。尤も、何だか最初に会った時に比べれば、大分雰囲気が丸くなっているけどさ」

ティア「……あっと、話がずれたわね。うん、えーとこっちにサインすればいいわけね……」

ティア「……支払いは一括でいいとして……。……。ん………………」

ティア「……この権利の所有者って、私じゃなくても構わないかしら？」

イリー(1892)からのメッセージ：
イリー「郷に入れば郷に従え、だったかしら。最低限のルールは守らないとむしろ不利益になるもの。穴は結構あるけど。」

イリー「あとは得るものと失うものの天秤次第ね。あたし自身の目的とルールも関わるかしら。」

イリー「無理するな、は怪我人にはとりあえず言っておかないとね。意識しておかないと知らぬ間に限度を超えてるものだから。」

イリー「リリが主に振るう”力”はあたしとは違うものね。だからこそ取引も行いやすいのだけれど。必要となった時はお互い遠慮は無しで。」

リリ「＞ひぃちゃん
わたしなんかは加速装置も楽に買えるが……やはり転送が無いとなかなかPSを稼ぐのも大変か。
魔石の60以上は少ないからな、今のうちに稼いでおくといい」

リリ「＞ミナ
40と30では迫ってきたという程の差じゃないだろう……と思ったが、片方は完全に特化しそうでもあるな。
トップの座は一度とってしまうと譲るには惜しいだろう」

リリ「＞リーゼ
今のところ熱砂と見られる場所はないようだし、さほど気にしなくてもいいんじゃないか。料理の使いどころというのは確かにあってもいいとは思うけどな……遺跡内に潜っている間、わたしもほとんど食事をとらない」

ひぃちゃん(170)からのメッセージ：
ひぃちゃん「＞リーゼさん
　　　　　　　はい、まずはLV30達成です！
　　　　　　　次はLV35！、と言いたいところですがPMの要望で今回はLV32です」
ひぃちゃん「その次にはLV38くらいにしたいなーって思ってるんですよ」

ひぃちゃん「お気遣いありがとうございます＞リーゼさん
　　　　　　　無理はしませんので心配はご無用なのです」
ひぃちゃん「呪符術30、流星光低30、残り全部で魔翼ガン上げの予定だったのである意味計画通り！なんですよ」

ひぃちゃん「あ、遅くなっちゃいましたけど犬耳の合成ありがとうございました＞クロエさん」

ミナ(240)からのメッセージ：
ミナ「やっぱり３０で止める人の方が多いのかしらね。駄岩とか巨大丸太を一致で作れるのは大きいし」

ミナ「作製６０・・・装飾はもうちょっと６０だけど、中々依頼がタイミング合わないと出来ないのよね。」

リーゼ(2060)からのメッセージ：
リーゼ「○魔法石でのLv60効果は防具より魔石のが上かしらね?　防具のほうはスチール缶（Lv54)から悪魔の牙(65?)までまとまった需要はなかったわ　70を超えるとそろそろ未判明素材の領域に入ってくるわねぇ」

「それを実際に確認した者は……今はおりません。　その際現場にいたのは教授のみであり、
　その教授も数年ほど前に亡くなられました。　ただ、その『魔法陣』より出て来た
　男性から得た情報をもとに、教授は論文を書かれ、それを教え子に託されました。
　　　　　　それが今日の『緑の遺跡』の島の調査研究の重要な資料となっているわけです」

「さて、ご質問がありましたね。　お答えしましょう。　『ラーラインズ・ドア』という
　名をつけられたのは、神社教授です。　語源に関しては、教授は笑ってはぐらかすだけで、
　我々にははっきりと教えては下さいませんでしたが……」

「そう、先ほどゆらさんのおっしゃられた『児童文学』がきっと元になって、そこから何かの
　名前をとられたのではと思います。　教授のお孫さんが、たしか何かのお話の絵本が大好きと
　いうことでしたのでね。　研究室にまで教授は絵本を持ち込んでいらっしゃいましたから」

「『ラーラインズ・ドア』の仕組みについてはご説明した通りです。　要は、魔法陣に隠された
　『図形』がドアを使った移動の鍵となりえるということです。　そしてここまでの調査隊が
　設置したドアの遺跡内での位置と、図形は全てデータとしてファイリングされ、残っています。
　　　　　　それを用いれば、あなた達はいつでももとの場所へお帰りになることが出来るかと……」

「……ああ、ただ。　……もしも、時間がお有りでしたらで構いません。　調査にご協力
　願えませんか。　あなた方のやってきた『遺跡』がどのような状況になっているのか、
　我々には非常に興味があります。　少なくとも我々の知る『遺跡』とは状態が違うようだ」

「と。　二千人ですか。　それはまたずいぶん大規模なイベントですね。　なるほど、少なくとも
　お二人はそれぞれ違う国からいらしているようですが……　ええ、魔法や奇跡、というものに
　関して、少なくともわが国では未だ効果が実証されてはおりませんが……それが、何か？」

「……戻る方法。　きっとセンセイからまた説明があると思います。　あっちの部屋の人には
　もう話しているかもしれないですけど、遺跡の中に戻ることに関しては心配ないと思います」

「っていうか……何でしたっけ？　タイム……　タイムパラドックス？
　今、私たちが一番恐れなければならないのはそれだと思うんです。　未来の人間である
　牧野瀬さんや町屋さんが過去であるここで起こした行動が、どういう影響を及ぼすか……」

「だから、まずはそのへんの事情をお話ししようと思ったんです。　とりあえず、牧野瀬さんは
　遺跡から日本へ帰る手段を探しているんですよね。　遺跡の中には警察や軍隊がいるって、さっき
　他の方のお話ではありましたけど、それらを頼るルートは使えない、ということなんですよね？」

リリ(18)が話しかけた：
（ゆらのアンテナをしばし気にするも、すぐに視線を戻す）
「児童文学？そういうのは詳しくないな……どういうものか教えてくれないか」
（説明した、としてもらえればそれで把握します）
（シャノンを眺めて）
「今までの話はわたしの頭にも入っている。改めて見せてもらう必要はないだろう」

（独り言を、ぽつりと呟く）「……しかし、未来か。わたしの居た時間とどれだけ違うかな」

クロエ「お相手は、えー……迷子部？　なんだか不思議な響きね。対人界隈ではある程度名を知られた集団だそうだけれど、今回は流石にご愁傷様かしら。」

クロエ「それにしても……この島も既に収束に向けて動き出しているようだし、人が分散してデュエル自体が発生しないのは仕方のないことなのかしら。
我々としてはあまり面白い話ではないわね。」

クロエ「……懸賞金でも掛けようかしら。」

リリ(18)が話しかけた：
ネイバ「……（何故かボロボロになった男が片隅の床に転がっている）」

ネイバ「……み、皆さん……冷たくありませんか……」

ネイバ「＞クロエ
はっは……そう御無体なことを仰らずに……忠実な従者として私を是非お使い下さい」

ネイバ「＞イリー
諦め悪く縋ってみましたが駄目でした……逃げた方が良かったんですかねえ。って逃がさない用意してる人が言うことじゃないですから！
ううむ、しかしその良い切れ味でなびかない辺りがグッド……！」

（ここまで全て横たわりながら話しています）

キル(90)からのメッセージ：

パチ、パチパチ――

あらぬ空の一点で、稲光に似た紫電が舞い激しく音を立ててます。
紫電が舞い暫くで、色が変わり音も光も収束し――シュウ。

静かな音がすれば虚空から映像が立ちあがりました。

「ヤレヤレ、やっと起動デキたナ。
　―――ヒサシブリ」

キル「……？

　　　 ネイバ、ドこ行った？」

ナナカ(1183)からのメッセージ：
ナナカ「……そのうち改造されたネイバさんとか出てきそうな流れね。
あたしもおしゃべりはほどほどにしよーっと…。」

技回数の振り分けが確認されませんでした、てきとーに振り分けます。
フラッグ に技回数を 11 振り分けました！
ポイズンソーン に技回数を 13 振り分けました！
萌えろ に技回数を 10 振り分けました！
絡みつく枝 に技回数を 3 振り分けました！

ライル(692)に 悪魔の牙 を渡しました。

現在の体調は 絶好調♪
何だってできるさ！

武具に 無骨な岩肌 を装備！
防具に 轟と鳴る風 を装備！
装飾に 好事家の趣味 を装備！
自由に 空洞となった聖獣の角 を装備！

【第50回更新からの闘技大会参加メンバー】
　リリ(18)
　醒夢(779)
　えねり様(992)
３人揃ったので参加準備完了です！

闘 技 大 会 に参加中です！

上位技能 異種共有 を修得できそうでしたが脳みそがいっぱいいっぱいでした。
上位技能 鍼術 を修得できそうでしたが脳みそがいっぱいいっぱいでした。

凡人(16)から 1000 PS 受け取りました。
　
　「1000でいいなら助かる。じゃあ、こいつを頼んだ」

ネイ(55)に 1000 PS 渡しました。
リコ＆櫻香(620)に 10000 PS 渡しました。
リーゼ(2060)に 400 PS 渡しました。

ユシルル(81)から 300 PS 受け取りました。
ユシルル「どうぞ。」

エリシア(117)から 1600 PS 受け取りました。
エリシア「付加を2回分先に渡しておきますね。」

マール(226)から 2000 PS 受け取りました。
マール「やあ。さ一昨日の前日は…何と言うのだったか。兎も角、契約を果たしに来た」
マール「其の傍から新たに世話を掛けるのも何だが、此方としては助かる。引受けて下さって有難う。
　　　　ちなみに、今回分の対価はヴェルがお持ちする手筈だ。
　　　　確認として一応な…それでは、良しなに」

ヴェル(533)から 2500 PS 受け取りました。
ヴェル「やあリリ、また会ったわね。今日も相方の作製をお願いするわ。
　　　　これはその代金。過不足ないかちゃんと改めるよーに。おーけー？」

リル(844)から 900 PS 受け取りました。
リル「どーも、代金持ってきたんで確かめを。」

秋人(1454)から 9660 PS 受け取りました。

カスケード(1677)から 100 PS 受け取りました。
カスケード「ありがとう、大切にする。」

いち(1741)から 900 PS 受け取りました。
いち「衣装代です、ありがとうございました。」

いち(1741)に 轟と鳴る風 を渡しました。
カスケード(1677)に 空洞となった聖獣の角 を渡しました。

ネイ(55)から 月桂樹 を受け取りました。

ネイ(55)から 銀水晶 を受け取りました。

えねり様(992)から 歩行石壁の素 を受け取りました。

ティズ(1860)から 白魔法石 を受け取りました。

マイラ(2123)から 白い枝 を受け取りました。

加速装置 を買いました。(- 8000 PS)

キル(90)に、 夢追い水晶 を 囁く人形 に合成してもらいました！
キル「サテ？これで良いかな、リリ」

らすぬこ(2222)に、 マナの欠片 から 呼び声の枝葉 という 鞭 を作製してもらいました。（- 150 PS）
らすぬこ「この度はご依頼有難うございます。そちらが少しでも役立てば何よりです。」

セフィーネ(144)の所持する 黒い玉 を消費して 炎帝 に効果消去し、効果Bの消去に成功しました。（結晶化）

ライ(906)の所持する 悪魔の牙 を消費して 大償 に効果付加し、 追撃LV3 の付加に成功しました。
リル(844)の所持する 悪魔の牙 を消費して 精霊珠-satire に効果付加し、 追撃LV3 の付加に成功しました。
ライル(692)の所持する 悪魔の牙 を消費して 付加用防具 に効果付加し、 道連LV5 の付加に成功しました。

マール(226)の所持する SP320回復薬 を消費して ストール に効果付加し、 安穏LV3 の付加に成功しました。

凡人(16)の所持する 蟻通 を消費して 5mmのエアライフル を強化しました。

【合言葉＆場所チェック】
　ライル(692)と一致しました！
ライル(692) とパーティを結成！
パーティ名： NoAH商会

【遺跡外でまったりしてます】
　HP/SP/持久が全回復しました！
　体調は絶好調です！
技回数が全て０になりました、技回数を振り直してください。

【成長】
能力CP が 74 増加！
戦闘CP が 72 増加！
生産CP が 23 増加！
上位CP が 53 増加！
NP が 1 増加！