エニシダ「海、か……。エゼは血で汚すから立ち入り禁止だったか？（ひどいうわさ話だった）」

”死影”の零(118)からのメッセージ：
「やれやれ、まさか雨宿りするとはな……」
　ロングコートを脱ぎながら呟き、キョロキョロと周りへ視線を巡らす。
「……フォーマルハウト、ハンガーか何かないか？」

　　　　　　なんだかんだで居座るつもりのようだ。

「……そういえばお前が肌を晒したところをみたことがないな」
　そして、長袖を捲ろうとした動作を、零は見逃さなかった。

ソニア(959)からのメッセージ：
ソニア「湿度が高いのは厄介だな。汗が乾いてくれん。まとわりつくような暑さは不快感も増すし、体力も奪う。魔導のアイテムで、それを解消して快適な温度と湿度を実現するアイテムもあるらしいが、な。（とてもじゃないが高くて手が出んよ。そう言って肩を竦める）＞フォウト殿」

ケイロン(1069)からのメッセージ：
雨を暫し眺めて居たが、視線を戻した。

アーサーの方を向く。声に微笑む色が交る。
「そうだな、買って貰えると扶かる。が、必要な物か否かは区別してくれよ。臭い物を掴ませても悪いからな。
……其の時には物々交換の方が良さそうか。」

「魂入りの機械兵は珍しかろう、見た事も有れば記憶に残るだろうさ。
……駄目だ、とは？」
聞き留め、首を傾げた。

ソニアに頷く。
「戦場を愛して居たのやも知れん。平穏を好む者に在っては不気味な話だろうが。
だが最近、時々は考える。そう云う社会不適格者が冒険者に成るのやも知れんとね。ハハ。」

ケイロン「海か……流石に水中は対応して居ないからな。沈みたくは、無いな。」