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探索8日目 基本行動の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「対集団メッセ」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 「コミュニティ」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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遺跡での戦闘は思ったよりもハードだった。 倒しても敵が次から次へと現れるのだ。 いい加減埒が明かなくなってきたので、おれはエヴリンを抱き上げると、背中から出した翼を広げて浮上した。 「逃げるが勝ちってな、じゃあな!」 おれは眼科の敵に向かってそう言いながら、一路遺跡外へと向かった。 遺跡外に出ると、ふと目に付いた建物があった。 「あれって教会か何かか?…ちと寄っていくか。」 おれは建物の扉をくぐり、中へと入っていった。 建物の中は簡素な作りになっていて、人もまばらで各人世間話で談笑している様子だった。 外れの方には懺悔用の窓もあった。 おれはふと知人の過去の話を思い出し、懺悔用の窓の所まで向かった。 窓の前の椅子に座ると、中に人がいる事を確認した。 「知人の事なんですが、今いないのでおれが代わりに話します…。」 その場にいない知人の話…その中でも比較的「あほだなー」というような話を懺悔話として、窓の向こうに話した。 知人からも以前「機会があったら代わりに懺悔しといてくれ」とも言われてたので、話すこと自体に問題はなかった。 案の定と言ったところだろうか、窓の向こうからブーイングを浴びせられた。 まぁ、この辺は想定内。 お説教が終わり、苦笑いしながら席を立つ。 すると今の話を聞いていた他の人たちがこちらに好奇の目を向けている。 一見おっかなびっくりと言った感じだが、口元は笑っている。 得てして野次馬なんてそんなものだろう、苦笑いを禁じえない。 「おーっほっほっほっほっほっほっほっほっ!無法には関わらない方が身のためですわよ!」 突然野次馬の中の一人のお嬢様風の女がおれたちの方を指差しながら、周りに聞こえるように言い放つ。 例えると小学生にたまにいる「優等生タイプのいじめっこ」に近い感じである。 この手のタイプはほっとくのが一番なのは重々承知しているので、おれもほっとく事にした。 だがエヴリンはそうではなかった。 「ちょっと、勝手な事言わないでよ…ムラマサが今懺悔してたのは知り合いの人のことでしょ。何でムラマサが無法者扱いされなきゃならないのよ!」 エヴリンがお嬢にくってかかる。 「おーっほっほっほっほっほっほっほっほっほっ!そんな事私の知った事ではないですわ!」 高笑いを続けるお嬢。 おれ自身は別に気にもとめてなかったが、高笑いされたエヴリンは相当頭にきているようだった。 「まったく、レベルが低いですわ。おーっほっほっほっほっほっほっ!」 愉快そうに高笑いするお嬢。 対するエヴリンはもう少しでキレそうだった。 「な・ん・な・の・よ〜…!」 怒りに震えるエヴリン。 おれは流石にヤバさを感じた。 「ちょっとぉ!一体何なのよー!」 「まてエヴリン!こんなんでカッカすんな!」 ブチギレ状態となったエヴリンがお嬢にくってかかろうとするのを食い止める。 「っ!…私の事なら聞き流せても、ムラマサの事まで言われて黙ってられないわよ!」 マジギレ状態になってるらしく、エヴリンは怒りを露わにしていた。 彼女の手を抑えるも、油断したら即行で振り解かれそうな勢いだった。 「っ…だから落ち着けって!」 おれはそう言うや、とっさに彼女の口を唇で塞いだ。 「!?」 完全に不意を突かれたらしく、エヴリンは目を白黒させた。 そして徐々におとなしくなっていった。 1分ぐらい経ってからゆっくりと唇を離す。 彼女の口から小さく吐息が漏れる。 もうすっかり落ち着いたようだった。 「…落ち着いた?」 おれはエヴリンをそっと抱き寄せながら、念のため今一度ささやくように問いかけた。 それと同時に彼女を落ち着かせる為とは言え、こんな状況でこんな事を素面(シラフ)でやってのけた自分の面の皮の厚さに対し、苦笑いを抑えるのに必死だった。 「…ムラマサずるいよ…こんな事されたら、怒るどころの話じゃなくなっちゃうじゃない…。」 顔を赤くしながら困惑気味の表情を浮かべ、目線を逸らしてつぶやくように答えるエヴリン。 「ごめんごめん、でもおれは大丈夫だから…だからそんなに怒らないで…ね。」 おれはそう言うとエヴリンの頭をそっと撫でた。 彼女は一瞬戸惑うも、ゆっくりと微笑んで首を縦に振った。 「おーっほっほっほっほっほっほっ!人目もはばからないところなど、ホント無法ですわ!」 …一難去ってまた一難、さっきのお嬢が噛みついてきた。 「ほぅ…そう言うあんたはどうなのさ?あんたはこういう事する相手はいるのか?」 流石に鬱陶しくなったので、言い返した。 「おーっほっほっほっほっほっほっ!そんなはしたない真似、しようとも思いませんわ!」 「へー、そう。外観はきらびやかなのに、意外とさびしい人生送ってるんだな〜。」 おれは相手の返答に対し、すかさずカウンターを入れた。 案の定お嬢の表情が一転する。 「おれを無法と言いたきゃ、好きなだけ言えばいいさ。だがそんなおれにも大切なものがある…愛する人がいる…それがあるから、おれはどんな事にも耐えられるし、越えられる自信がある…それがおれにあって、あんたに無いもの…言わば、あんたとおれの決定的な差だ。」 おれはそうお嬢に言い放った。 心なしか、ほんの少し笑みさえ浮かべた気すらした。 「…ぉ……おーっほっほっほっほっほっほっ!無法が何を言うかと思えば、とんだ茶番ですわ!何を言うかと思えば…所詮無法は無法!バカバカしいにも程がありますわ!」 怒りを紛らわせるように高笑いしながら叫ぶお嬢。 おれはとりあえず某芸人の歌のように右(の耳)から左(の耳)に受け流す事にした。 だがおれは大事な事に気が付いた。 それはおれの腕から抜け出し、既にお嬢の背後に回り込んでいたのだ。 ヤバさと焦りを感じたおれはお嬢にジェスチャーでそれを知らせようとした。 所謂『○村、後ろ後ろ〜!』である。w;(ぁ) 「おーっほっほっほっほっほっほっ!あなた、無法なだけでなく頭までおかしいんじゃなくって!?お話になりませんわね!おーっほっほっほっほっほっほっ!」 …駄目だ、全然通じねえ。(汗) 次の瞬間、お嬢の服の襟に何かが引っかかり、すごい勢いで吊り上げられた! 「!?…な、何が起こったんですの!?」 「あんた…いい加減にしなさいよー!」 お嬢の背後から聞こえてくる声の主…エヴリンは手にしたハルバードの鍵爪の部分でお嬢を吊り上げ、そのままハンマー投げの要領で思い切りぶん回した! 「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」 金切り声を発しながら豪快にぶん回されるお嬢。 「…せっかく抑えたのに、また逆撫でするから…。」 おれはため息を吐いていいやら、苦笑いしていいやら、判断に困った。w; 「とんでけぇーっ!」 「いやああああああああああああああああああ!」 エヴリンの叫びと共に投げ飛ばされるお嬢。 お嬢は頭から窓ガラスを突き破り、そのまま立て続けに頭から近くの池に落ちた。 派手な水音が鳴り響き、大きな水飛沫が窓から見える。 その光景に前におれは呆然となった。 「…さ、行こうムラマサ。」 エヴリンはそう言うとおれの手を引いて、その場を後にした。 背後からお嬢が「キイィィィィィィィィィッ!覚えてらっしゃぁぁぁぁぁぁい!」と叫んでいたが、その時点のおれには相手に出来る程の気持ちの余裕は無かった。 (次回に続く) ーーーーーーーーーー 今回の執筆時のBGM 「O2」(ORANGE RANGE) 「Faint」(Linkin Park) 「アラベスク第1番」(ドビュッシー) 「守りたいもの」(普天間かおり) 「仕事人」(SEX MACHINEGUNS)
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以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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天使の歌声 |
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羽キャラ同盟 |
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料理研究会 |
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クイズマジックアカデミー 〜偽島校〜 |
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コスプレ大好きっ |
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永く生きてます |
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やっぱり槍が好き |
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Main |
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お気に入り/コミュニティ枠を 1 増やしました!
スラスト に技回数を 5 振り分けました!
おいしい草 を食べました。
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訓練により 槍 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 10 ) 訓練により 魅惑 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 5 ) 訓練により 魅惑 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 6 ) 訓練により 魅力 が 14 上昇しました!(能力CP - 11 ) 訓練により 魅力 が 15 上昇しました!(能力CP - 13 ) 訓練により 魅力 が 16 上昇しました!(能力CP - 14 ) 訓練により 魅力 が 17 上昇しました!(能力CP - 16 ) 訓練により 魅力 が 18 上昇しました!(能力CP - 18 )
おいしい草 を買いました。(- 0 PS) B1F D-25 魔法陣〔始まりの左足〕 に移動しました!
E-25 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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Next Battle |
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B1F G-23 / 砂地
通常戦が発生!
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Data (第45回 第47回) |
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ENo.2032 ムラマサ&エヴリン |
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* 単独行動中 * |
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[PL] ロードゲイル |
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