「“しまのポスト”？…あら、ビッケ君？お久しぶり！
ここは…もしかしてちらっと見かけた、“ポスト設置の協力者募集”の？」

ABCD(92)からのメッセージ：
ABCD「君は――…　あぁ！君のにおいは確かにあの森のにおいと共に思い出せるよ。」
目線の位置を合わせるように屈みかけ、肩に座る妖精の存在を思い出してその速度を落とした。
「だから箱や棚が沢山有るんだねぇ。僕も何か出来るかな。」

ABCD「ああ、ポストも増えて行ってるんだ？確かに、西はまだ僕らは行って無いね。」
妖精の言葉には考えるように目を丸めて眇めた。
「此処で出来たポスト、皆であちこちに持って行けば良いのかなぁ――…。」

　　　　(460)からのメッセージ：
ノエル「『フェレルダ』…って、他所の国では呼び方が違うのかなあ。
ぼくらの国では、ええと…昔から森に住む妖精たちをそう呼ぶんだけど…」

ノエル「でも、藻？　藻って水の中の？　わあ、ぼくらの国でも、妖精の王さまは緑色の髪を
していて、『緑藻』って称号を神様からいただいてるんだよ！　モコのお姉さんもきっと
由緒正しい古の妖精なんだね！」

シジマ「……いや、我らの国の妖精王は『海の妖精』ゆえ、やはりそれは若干違うのでは…」

ノエル「あっ…ポスト、もう出来たの！？　ナズのお姉さん、すごいや！　ほら、シジマも頑張らないと！
妖精と人間が交じっていろんな種族が住む国かあ…そんなところもあるんだね！
行って見たいなあ…ヘビはちょっと怖いけどシジマが追い払ってくれるよ、ねえ！」

シジマ「……。　（と、久しぶりの騎士と新しく来た犬人のほうを見て軽く一礼する）」

ノエル「あっ！　テンカのお兄さんに…犬のお兄さん！　それに…せ、精霊？　初めて見たっていうか…
お、お話でしか聞いたことないや…　（おずおずと）あっ、あ、あの、こ、こんにちは…
ええと、ここはあの、ポストを作ってみんなにお手紙を運ぶところ…だよ！」

ナズ(502)からのメッセージ：
ナズ「（服やスカートに付いた木屑を叩いて立ち上がり）―、あれぇ。何だか夢中になってるうちに賑やかになったね。お客さん？それともお手伝い？何にしても、宜しくねっ」

花(612)からのメッセージ：
「ポスト…って、地下一階にあるって話なら聴いたコト有るわ。西の方らしいから見ては無いケド。」
独り言のように呟いた後、駆けよって来た少年を見下ろす。

「ビッケ、ね。ン。私は名も無い雑草妖精。ただの白い花。
あら、ここにも私みたいな妖精がいて？」

犬耳の青年の発言にはじろりと視線をよこした。
「ただ置いとくだけじゃ、転げて壊れるか、どっか行っちゃうでしょ…。ちゃんと固定させなきゃダメよ。」

リヤン(2018)からのメッセージ：
リヤン「わ、こんなところにポストあったんだね！」

リヤン「おうちにお手紙出したかったんだけどここに入れても良いのかな？」