レイナ(1741)からのメッセージ:
レイナ「ユーロは個人的には残念な結果。でもスウェーデンはこれで世代交代に踏み切れるよ、リュングベリの後継者はもしかするとシュテファン・イシザキかも。頑張って欲しいなっ そして「無敵艦隊」スペインが戴冠。これでまたヨーロッパサッカーの景色が変わりそうだねぃ」
レイナ「さてさて今回もいってみましょー、Jリーグチーム紹介ッ 今回取り上げるのは柏レイソル! 苦難を知ったからこそ、チームも、そしてサポーターも強く、逞しくなったチームだねぃ」
レイナ「そのチームの歴史は母体となった日立製作所サッカー部時代までみるととっても深くて、実に1940年にまでさかのぼることが出来るんだよ〜 日立サッカー部はJSLのオリジナルチームの一つにも数えられる由緒あるチームだったんだ。当時はジェフの母体となった古河、レッズの礎になった三菱と並び称されてたりもしたみたい」
レイナ「……でもねぃ、皆、知ってのとおり、日立から生まれたレイソルは、Jリーグのオリジナルにはなれなかった。何故なら、その時丁度日立がチームの方針のブレから低迷をしていたからなの。「タイミング」の重要性を、改めて思い知らされる事実だよねぃ」
レイナ「けれどもそこは名門日立。1992年には準加盟申請を出してJを目指す意向を打ち出すと、その二年後には念願のJ昇格を果たすんだ。カレカとかが所属してたのはこの頃だったかしらね?」
レイナ「そしてJリーグ昇格後、「柏レイソル」はそのルーツとなった名門の名に恥じないサッカーを展開。時に敗れる事はあっても、ニカノール氏、西野現ガンバ監督と了承に恵まれた事もあって、そして明神にホン・ミョンボ、薩川といった選手たちの活躍もあって中位から上位を定位置したチームになったんだよっ。1999年にはアントラーズとのPK戦を制してナビスコカップのタイトルも獲得、1990年代後半は、クラブにとって至福の時期だったといえると思うんだよ」
レイナ「でも――ね。そんなチームにも、苦難の時が訪れたんだ。21世紀に入るとレイソルは次第にその歯車を狂わしてゆく。サポーターの不幸な、悲しい問題も起きてチームは徐々にその力を失って……」
レイナ「2005年。十分な戦力を備えながらも入れ替え戦の末にJ2に降格してしまうの。」
レイナ「この年の柏は、単純な戦力の足し算で行けば、そこまで凋落するようにはとても見えなかったんだ。でも、前々から燻ってたサポーターの問題や、チームとして一枚岩になれなかった事、そして最後には、逆に一丸となっていた甲府の勢いを止められなかった事――いろんな要因が全部悪い方に働いた末の降格、だったように見えたよ」
レイナ「そして戦力をもったチームが降格した時の常――選手たちの大幅な異動でこの2005年のシーズンは幕を閉じる。柏というチームに携わる、そしてチームを愛する全ての人にとって、忘れられない悪夢の一年になってしまったと、そう思うんだ。」
レイナ「落日を迎えた太陽は、それでも再び昇る事を夢見る。J2で迎えた2006年。チームとサポーターは間に入った亀裂を埋めようと努力したし、チームの再建は、名将石崎監督に託したの」
レイナ「此処に至るまでにJ2の幾つかのチームを率いた自身の経歴の中で、何回も後一歩の所で昇格を逃してきた石崎監督は今度こそとばかりに限られた時間で戦うチームを作り上げる。愛弟子の山根や魔法使いフランサ、岡山に南といった多士済々の面々が力を存分に発揮して――」
レイナ「何よりもまず、相手を圧倒する攻撃ありきのスタイルで、J2優勝こそ逃したものの、僅か1年でのJ1復帰を果たすんだ」
レイナ「一時は修復不可能とまで思われたサポーターとの一体感も取り戻した柏は、J1復帰初年度の2007年も躍動、8位という好成績でシーズンを終了し、柏レイソルは此処に完全復活を果たしたのさっ」
レイナ「今シーズンは、怪我人が続出したりして出だしこそ危うい部分もあったけど、次第に調子を上げてきて上位に食い込んできてるねい。熱血漢石崎監督と、その「愛弟子」、そして「柏バカ一代」なサポーターの戦いは、これからも続いてくのさっ」
レイナ「そうそう、柏について語るなら、そのホームスタジアム「日立台」についても話さないとねぃっ」
レイナ「ピッチと客席の近さは日本でも屈指。選手同士の声のやり取りまで肌で感じられる臨場感と、そして柏サポーターの作る「劇場」の雰囲気は、とても素晴らしいものなんだよっ 一時は暴力などの悲しい問題もあったけど、それを乗り越えた「聖地日立台」は、柏サポーターじゃなくとも行きたいスタジアムの上位に来るんじゃないかしら?」
レイナ「さてっ、行ってみましょう次回予告っ 次回から2〜3回程、ちょっと趣向を変えて、「これからJを目指すチームについて」ってのをやってみようと思うよっ」
レイナ「J2拡大構想が打ち出された事もあるしねっ、わたしもまだまだ知らない事も多いし、色々話せたら嬉しいな? とかっ」
レイナ「まず次回は、「JFL所属チーム」についていってみよー! ってコトで、JFL各チームの色んな話、待ってるよっ」
レイナ「そしてお返事タイムっ イリスッ そうだね、スウェーデンVSデンマークは、89分のどちらが勝つかわからない激闘があったからこその清清しさもあったと思うよ。89分まで2−2という結果に落ち着くかはわからない、一進一退の試合だったしねぃ」
レイナ「今回のユーロは波乱含みだねぃ。ロシアがまさか、「あそこまで」やるとは監督力を考えた上でも想定外。レーハーゲルのギリシャの再現はならなかったけど、大健闘だったよね 」
レイナ「デストミーさまっ 鳥栖は世代交代をうまく行ったカンジだよねぃ、現場をまとめる岸野伊監督もそうだけど、イクオさんの力も忘れちゃならないと思うのさっ あとサッカー批評、買ってみたよっ ゆっくり読んでみるねぃ」
イリス(748)からのメッセージ:
PL:水渚「気が付けばEUROという祭りも終わりJリーグも再開。漸くいつもの日常に戻った様な 感覚がしなくもないです。EUROの方はスペインが44年振りの優勝でしかも完全優勝の オマケ付き。凄いというしか有りませんね。」
PL:水渚「個人的にはオランダが準々決勝で呆気無く散ってしまったのが非常に残念でしたが、 それだけロシアを率いていたフース・ヒディンク監督の手腕が優れてたという事なの でしょう。韓国やオーストラリアをW杯にて大躍進させたのは伊達じゃない訳ですね。」
PL:水渚「何気に今振り返ってみると、ロシアとトルコが良い感じに場を引っ掻き回してたなと 思えなくも無いです。」
PL:水渚「柏については書く時間が無いので申し訳無いですが今回はパスで。 しかしかつてレヴァークーゼンに在籍し欧州CL出場への原動力となったフランサと ポンテ(浦和)が今Jリーグで敵同士として相見えてるという光景は感慨深い物が。」
PL:水渚「> デストミー様 件の『サッカー批評』、私も購入し読んでみました。 十戒の中の一部の物は、言葉を置き換える事で政治にも通ずる所が面白いですね。」
PL:水渚「私的見解にはなりますが、『日本サッカーの闇』はそのまま『日本その物の闇』にも 通ずる様にさえ思えます。日本サッカーを変えて行くには日本その物すら変える位の 覚悟が要るのかもしれないですね……」
デストミー一座(886)からのメッセージ:
デストミー一座「すまぬ。レイソルの思い出をひとつだけ。
かつて「柏の太陽」と呼ばれたカレッカが、J1昇格を決めたとき、雨天だったか歓喜の水だったかにまみれながら天を指差し『Jリーグ!!』と感極まって絶叫したあのシーン。 忘れられないというか、個人的にはあのころがJの一番幸せなころだったのかもしれない、と思っている。その意味ではノスタルジっくな思い出だなぁ……。」
デストミー一座「そして、延長したのでもうひとつ。 北京五輪のOA問題、昨日発表があって大久保は招集せず……はいいのだが、それをあくまで「落選」と抗弁する協会の厚顔たるや……。 これで、ある種ここまで順風満帆でやってきた反町は、五輪の結果――たとえば決勝トーナメントに出場できない場合、更迭という可能性も出てきたなぁ。もっとも、五輪が終われば解散するチームではあるが、「OAを使わなかったために負けた」という問題を放置はしないだろう。というか、多分川淵あたりがまた途中で余計なプレッシャーを掛けるに決まっているし。はだかの王様は、さらに高みを目指す、ということか。」
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