ルチル「鉱石は、そのままで削り出したりしなくても綺麗ですよね
エティさんも鉱石がお名前の由来との事で嬉しいです
逆さに綴る、は予想してませんでした…今後、お名前のチェック時には気をつけますっ」

ルチル「ゆっくりですけど、色々と紹介して行こうと思いますので、これからもよろしくお願いしますね」

ルチル「では、今日はエティさんの名前の由来「タンザニア」について解説行きますねっ
タンザニアは群青色から明るい紫がかったブルーを基調とした透明の石で、見る角度によって、内部に紫や紅といった色をちらちらと映し出します（遊色、というそうです）」

ルチル「その変化の強い物は、名の由来である「タンザニア」の澄んだ夜空のように美しいのだとか。画像を見つけましたけど、濃い目のブルーの中に紫が細かく入り込んでいるのがとても綺麗でした
和名は黝簾石（ゆうれんせき）といいます。書くのも読むのも難しそうな字ですね…」

ルチル「本来、「タンザナイト」は「ブルーゾイサイト」という鉱石なのですが、響きがよろしくない（シーサイド【自殺】と発音が似ている）、という事で産地の「タンザニア」から名を取り、「タンザナイト」という宝石となっています
名付けたのはアクセサリーで有名なティファニーだとか。宝石として売り出したのもティファニーです」

ルチル「その美しい透明感を得る為に、殆どの原石は加熱加工する必要があります
加工したとしても非常に脆く、丁寧に取り扱わないとすぐに割れたり欠けたりしてしまうそうです
石の中の「美しい夜空」が、外に出たがっているんでしょうか」

ルチル「宝石言葉は「誇り高き人」「空想」「冷静」「神秘」など
古代ケルト人には「霊力を授ける魔法の石」として崇められていたタンザナイト…
エティさんには良く似合われると思いますっ」

ルビー(68)からのメッセージ：
「エティさんはじめまして！まぁ、逆さから読むなんて気付かなかった。
教えてもらえて良かったわ、タンザナイト…って、どんな石かしら？」