アカ「おっと（カウンターの古臭い電話機のようなものを取って）はいはい、宿屋F…おっと、お客さんかい。ミズハね、201…と。空いてるから具合のいいときにおいで。
借りたら自由にしてくれていいよ。宿屋の連中と遊んでもいいし、一人で部屋にいてもいい。ま、二日後を楽しみにしてるよォ」

アカ「アーサーは叙事詩そのものになりたいのか！ちょっとあたしゃ感動したよ。できれば、あたしもアーサーを語りついでいきたいねえ。」

アカ「（抱き枕をみて）…アンジェはそういうのが好きなのかい。　はは、あんたらが来てから食事には困らないねえ、助かるよ（いただく気まんまん）」

アカ「（わっはっは！と笑い）いやいや、リーリルはほんとにいい子だ！しかし、そのままだとティムの耳がうさぎになっちまうか、とれちまったりするんじゃないのかい？」

アカ「ここには国も何もないからねえ。自治体みたいなのはあるんだろうけど…　狩猟制限なんかはちょっとわからねいねえ。どのみち、宝や宝玉？を奪いにくる人らにそんなのはきっと…関係ないのさ。アタシ含めてね（笑って）」

アカ「鼻がいいとやっぱり便利なもんかい？余計腹が減ってしまいそうな気がするけどもね、ふふ…」

ABCD(92)からのメッセージ：
ABCD「…いや、此の人が誰だかは僕もよく知らないけれど、無料ですって置いてあった福袋に入ってたの。」

ABCD「枕、かぁ。そろそろ新しいのに変えようかな。東方の人から聴いた話だけれど、綿で無くて――　何だったかな、もっと乾燥した実？穀物の殻…とか入れると涼しいんだって。それなら用意するのも安くで済むかな？」

ABCD「人の顔は、色と大きさの差ぐらいでしか中々判りませんからね。においを――（仲が良いには頷いて笑った）　アンジェはいつでもしっかりしてますし、頭も良いですから――　あ、彼はアンジェと言うんです。アンジェライナ。僕はアーサー・バーナード・クラーク・ダグラス。」

ABCD「201号室なら―――　（受付奥に掛けられた鍵を眺めてから振り返り、それらしい姿の無いことに首を傾げた）」

ABCD「おにくー！！（気を取り直し、肉を料理しに行く青年を見送った。野菜を料理しに行く仲間は、程々に見送った）」

アンジェ(156)からのメッセージ：
アンジェ「…まぁ、僕らはどちらも夜目があまり利きませんから枕を使う時分には柄もわからなくなっていますけれど……いえ結構です、アーティさんのところに置いておきますよ。（渋々抱き枕を部屋の二段ベッドへ置いてきた。）」

アンジェ「抱き枕は他にも必要でしたら、僕が作りましょうか？材料費はかかりますけれど…材料その物なら遺跡外で揃うと思います。」

アンジェ「（白い犬人の言葉に、三つ編みを横目で見てから苦笑に変わり）昔から一緒でしたから。僕は自分がしっかりしているとは思いませんけれど、アーティさんはこの性格ですし…それを矯正させたいとは思いませんしね。」

アンジェ「遺跡内での探索や、こと戦闘ではアーティさんが頼りですし。しっかりするべき領域が違うので、持ちつ持たれつです。」

（男性の声が聞こえたような…と思いながら、グリーンアスパラガスの調理に取りかかる）

キア(716)からのメッセージ：
（厨房の方からアスパラをもった少年に笑顔で手招きをしている。一緒に作りませんかと言う事のようだ）

イル(1452)からのメッセージ：
イル「（二人目の犠牲者に申し訳なく思いつつも、リーリルへ言葉を返す）
　　　此方こそ宜しくお願いします、可愛らしいお嬢さん。
　　　（何だか困ったような表情を浮かべ）……ええと、どのようにお呼びすれば宜しいでしょうか」

イル「…………そこまでは思い及びませんでした。
　　　しかし、狩猟制限の話は聞いた事がありませんね。
　　　私も積極的に獣を狩っている訳ではありませんし、問題はない……と、思います」

イル「確かに野草を食べるという手もありますが……
　　　“食べられる”というだけで“食用”とはまた違うのですよね、味やその他の面で（ふう、と溜息）」

イル「宜しくお願い致します、キアロ様。期待していますね？
　　　（調理場へ消えていく青年へ、そう声をかけた。此方の尾はばさばさと大きく振れている――）」

イル「（虹色の瞳の少年へ）ええ、私は構いませんよ。
　　　ただ、急いで行かないと、既に料理を始めてしまっているかもしれませんよ？
　　　（そう言って調理場の方をちらりと見た）」