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探索40日目 基本行動の宣言を確認しました。 「通常戦」の宣言を確認しました。 「装備とセリフ」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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長い長い道のりを、半熟双子は歩いてきた。 えるの読んだ絵本に出てくる谷底の道のように、狭くて長い道だった。 大抵はつめたい床で、ときたま砂地に出るが、周りの壁は変わらない。 その度にえるは『砂と床とどちらが先なのか』と考えるが、答えは出ない。 「はーやーくーでーたーいー」 「あうあう、める、もうちょっとだけ我慢するのですよー」 「おーなーかーすーいーたーよーう」 「あうあうあう……宝玉を手に入れれば、外に出られるのですよ」 「そんなものより、蟹とかそんなもののミソが欲しいわミソ」 「あう」 「はーやーくーでーよーうーよー」 「あうあうあうあう」 珍しくぶーたれ続けているめるに、処置なしとえるは肩を落とした。 普段ならば、めるがここまでぶーたれる前に、さっさと外に出ている所だ。 だが、今回だけはそういうわけにはいかないのだ。 何故なら、目の前に宝玉があるのだから。 しかも、覚えたての技は、一度だけなら無条件で使える『しくみ』が、この 『島』には存在する。 一度外に出て戻るのはなかなか面倒だということも併せて、この通路を通り 宝玉戦に挑んでから外に出るべきだというのは、譲れないラインだった。 「先人たちの切り開いた道は偉大なのですー……」 ――全ては、先へ先へと進んだ先人たちのもたらした情報だ。 その情報に従って、宝玉を手にするものの何と多いことか。 えるたちも、勿論例外ではない。 自分たちだけでは10日かかるが、他人の力を借りれば3日ですむ。 それならば迷わず3日を選ぶ。これは、二人とも共通してのことだ。 特にこの宝玉の有無は、二人が『ほんもの』になる為に必要なのだから。 (……ちょこっと申し訳ないとは、思っているのですよー) ぶーたれつつもしっかりと前を歩くめるに、心の中だけでえるは詫びた。 めるがぶーたれる羽目になるのは、ひとえに、食糧不足である。 そしてその原因の一つに、あまり荷物をもてない自分の体力がある。 ――少なくとも、えるはそう思っている。 しかし、それを口に出して言っても、めるの空腹を癒すことは出来ない。 えるに出来るのは、せいぜいしっかり食べて、全開の魔力でめるのサポート を行うくらいのものなのだ。 正直言うとえるもさすがに疲労が溜まってきてはいたが、致命的という程の ことではない。むしろ、今しかないという位に戦意は高まっている。 ぐっと顔を上げ、えるは地面を踏みしめた。 ========================================================= ――彼女はまた、夢を見た。 彼は彼女にどこか似ていて、やはり似ていない。 けれど彼女に似ていないところは、彼女に似ていた。 そしてどちらの彼女とも似ていないところがあった。 彼を呼んだのは彼女だということは彼女は気づいていない。 彼女にしてみれば、いつもよく出会うだけのこと。 彼女は彼女に伝えるため、その夢を反芻し、記憶する。 しかし彼女が知らないことに、彼もまた夢を見ているのだ。 ========================================================= 目を開くと、薄暗い室内が目に入った。 ゆっくり身を起こして窓の外を見る。 まだ薄暗い空の遥か向こう側に、朝焼けの先触れの光が見える。 それを見ただけで、五感から離れた別の部分で、今日の天候を予測する。 その姿勢のまま、ぽつりと呟いた。 「……起きているのか」 視界の端をちらりとよぎった光に声をかける。 光は既に薪の陰に隠れていたが、その存在感までは消せていない。 ひとつ溜息をつき、窓の外を見たまま告げる。 「俺に懐けとは言わんが、別に俺が起きたからといって隠れなくてもいい。 もうあれこれ問い詰めるような真似はせん。 ここはいまおまえの家でもあるのだから、遠慮する必要もない。 そのかわり、俺の目つきが悪いのは諦めろ」 こちらの言葉に、ぴくぴくと反応しているのがわかる。 まだまだ不安定らしい『雛』に、どうにも困った気分になる。 相方に任せておけばいいといえばそれまでなのだが。 性分なのかもしれない。つい、手を伸ばしてしまうのは。 ――好奇心についちゃ、俺もハルのことは言えんからな。 「ああ、それから」 雛が物陰でびくんと飛び上がったのを察し、思わず噴き出しそうになる。 が、鉄壁の無表情で笑いを押しつぶして、続けた。 「毛布をありがとう」 いつのまにかかけられていた毛布を、ぱさりと肩から落とす。 薪の陰の雛は沈黙したままだったが―― (端を少し焦がしそうになったな、これは) 毛布の端の、ほんの少し焦げた痕。 これをかけたのが相方ならば、こんなヘマはしない。 必死で毛布を咥えて引き摺ってくる雛の姿を想像する。 それはきっと、大変な作業だっただろう。 自分の背丈より高いベッドから毛布を引き摺り下ろして。 口に咥えて窓辺のこの椅子まで引き摺り、椅子の上まで跳び上がる。 この焦げ跡は、力を入れすぎて、力がこぼれたものか。 きっと大慌てしたことだろう。叩いて消した跡が、床にも残っている。 ――そう遠くない未来、この雛は自力で歩き出す。 その萌芽を見た気がして、思わず口元が緩んだ。 (お前も、頑張ってくれよ) 想像の中、必死で毛布を引き摺る雛の姿が、夢の中の子供に被る。 ========================================================= 「呪文は何でもいいんだ。 良くないという術もあるが、とりあえずお前の使う術はそうじゃない。 大事なことは、気合だ」 「根性とか努力とか気合とかなのですか?」 「その通り。言葉だけは術士に似つかわしくないが、実はこれが一番大事だ。 力は恐ろしい。だが、本心からそれを必要として力をひねり出す奴は―― みっともないかもしれないが、『いいやつ』だと思う」 「『いいやつ』……ですか?」 「ああ……」 その瞬間、彼は思い出す。 あれはきっと思い出だけの中にあるもの。 けれど、彼以外の誰にも手出しできないもの。 最後に焼きついた思い出は、正しさも間違いも超えていた。 ただ無心に幸福を祈りたくなるような。 神よりももっと身近なもの。 「ハッタリでも何でもいい。お前がカッコイイと思ったら猿真似でもいい。 必要なら扉を叩け。がむしゃらに叩いて頭突きでもして開けさせろ。 それを恥じる必要は何一つない。何故なら――」 ========================================================= 「える、何それ」 「カンニングペーパーなのです。略してカンペなのです」 「……何ソレ」 「今日、えるが魔力を全力放射するためのおまじないなのです」 「カンペなのに?」 「カンペはニセモノじゃないのです」」 かみ合うようなかみ合わないような会話を、最初に切ったのはめるだった。 「よくわかんないけど、役に立つのね」 「役立ててみせるのです」 「……気合入ってるわねー。ロクでもないものじゃないでしょうね」 「まったく罪のないものなのです」 「カンペなのに?」 「カンペに罪はないのです」 きり、とりりしく眉を上げたえるに、めるはドライな一言を発した。 「気合満点なのねー。お腹一杯だから?」 「……めるの分も頑張るのです! 気合なのです!」 「いやいいけどね。おにく食べたし」 「あうあうあう」 シオシオとうなだれそうになりつつも、えるは『カンペ』を覗き込む。 それは、えるの持っている本の中で、かっこよかったり威力があったり、 とにかく「凄い」と思った言葉をメモした、魔法の呪文だった。 えるが頑張れば、この呪文は、本当に凄いものになる。 目を閉じて、最後の言葉を反芻する。 『開きたい扉を見つけた。それだけでも、凄いことなんだ』 夢の人は、あまり自分を頼ってはいけないと言っていた。 それでもこうして助言してくれた。 そしてえるも、多分、同じ立場なら、同じことをするような気がする。 「そろそろ交戦区域なのですー。 ええと、ハレハレ分身――じゃなかった、ええと、汎用支援小型デバイス 展開、ハレハレ――あう、母体へ情報のしゅうせ、しゅうせ」 「噛んでる噛んでる」 「あうあうあうあうあう! ハレハレー! やっちゃうのですよー!」 「……まあ、こーなる気はしてたのよ、うん」 ふっと息を吐いためるが、手の中でくるりと槌を回した。 空から、銀が降って来る。
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Message |
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【パーティメッセージ】 める(858)「ああもうなんか邪魔くさいって言うかめんどくさいって言うかなにこの状況」
える(859)「……ず、ずいぶん長く歩いた気がするのですー。ハレハレをおっきくするですか?」
リコ「そ、それは『当たらなければどうということはない』という奴でしょうか。
リコ「お互い、相方がいなくなってしまうなんて考えられませんからね。
リコ「そういえば、あなたに何か報告しなければいけないことがあったような……。
今日はメッセージを送っていません。
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なんでも許可!(コミュイベ中) |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
Main |
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のんびり休憩しました! HPが 1128 回復! SPが 270 回復!
砦飯 を食べました。
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通常戦開始!
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める「前置きが要らないなんて話が早…くないわね。さっさとソコ退きなさいよアンタ誰よ私はお腹が空い(ry」 える「め、める、あれです、あれが一応、孵化するのに必要な宝玉なのですよー。」 ランス美「消え去れ。」 ランス美の活力LV2 ランス美のMHPが735上昇! ランス美のHPが735増加! ランス美の体力LV2 ランス美のMSPが122上昇! ランス美のSPが122増加! ランス美の命中LV2 ランス美のHITが上昇! ランス美のMHITが上昇! ランス美の回避LV2 ランス美のEVAが上昇! ランス美のMEVAが上昇! ランス美の加速LV2 ランス美のSPDが上昇! ランス美の物攻LV2 ランス美のATが上昇! えるの防御LV4 えるのDFが上昇! えるのMDFが上昇! めるのDFが上昇! めるのMDFが上昇! えるの防御LV2 えるのDFが上昇! えるのMDFが上昇! えるの活性LV1 えるのMHPが314上昇! えるのHPが314増加! えるのMSPが75上昇! えるのSPが75増加! えるの加速LV2 えるのSPDが上昇! えるの魔攻LV2 えるのMATが上昇! えるの集中LV1 えるのCRIが上昇! えるのMCRIが上昇! めるの活力LV2 めるのMHPが1425上昇! めるのHPが1425増加! めるの魔防LV1 めるのMDFが上昇! めるの回避LV2 めるのEVAが上昇! めるのMEVAが上昇! めるの防御LV1 めるのDFが上昇! めるのMDFが上昇! めるの祝福LV1 めるに祝福を追加! めるの物攻LV2 めるのATが上昇! |
非接触フェイズ
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ランス美の攻撃! クイック!!8 ランス美のWAITが減少! ランス美のSPDが上昇! えるの攻撃! える「ハレハレ、今日はずっとここに居て、えるたちを守るのですよ。えるの魔法のサポートに徹するのです。」 セーフティゾーン!! えるが次に受ける物理攻撃のダメージが軽減されます! えるが次に受ける魔法攻撃のダメージが軽減されます! めるが次に受ける物理攻撃のダメージが軽減されます! めるが次に受ける魔法攻撃のダメージが軽減されます! える「さあ、ハレハレ坊主ハレ坊主、今日もでっかくしておくれー♪」 ヴィガラスソング!! えるのATが上昇! えるのDFが上昇! めるのATが上昇! めるのDFが上昇! ランス美の攻撃! ランス美「死んでしまえぇぇッ!!」 ハイスピードジャベリン!!1 めるは攻撃を回避! ランス美「それで私を止めたつもりかぁぁッ!!」
ランス美に812のダメージ! 槌攻撃によりランス美に 混乱 を追加!
ランス美に844のダメージ! ランス美「それで私を止めたつもりかぁぁッ!!」
ランス美に831のダメージ! 槌攻撃によりランス美に 混乱 を追加! (ランス美の混乱の効果が消失) えるの攻撃! える「……あなたさまに祈り捧げるものここにあり、あなたを呼びます。わたしたちに加護を、かれらに障害を(たどたど)」 プレイア!! えるのMHPが312上昇! えるのHPが312増加! えるのMSPが63上昇! えるのSPが35増加! めるのMHPが634上昇! めるのHPが634増加! めるのMSPが110上昇! めるのSPが110増加! ランス美のMHPが322低下! ランス美のHPが206減少! ランス美のMSPが39低下! ランス美のSPが35減少! |
戦闘フェイズ TURN 1
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ランス美の攻撃! ランス美「我がランスに敵う者など存在しないッ!」 テンペスト!!2 めるは攻撃を回避! えるは攻撃を回避! えるは攻撃を回避! めるは攻撃を回避!
ランス美は攻撃を回避! えるのWAITが増加! めるは攻撃を回避!
ランス美に814のダメージ!
ランス美のHPが86減少! ランス美「無駄な足掻きだッ!」 テンペスト!!3 えるは攻撃を回避! めるは攻撃を回避! える「あうあう、ハレハレちょっと戻るのですすぐ戻るのです!」 えるは攻撃を回避! めるは攻撃を回避! ランス美「それで私を止めたつもりかぁぁッ!!」 めるは攻撃を回避! える「あうあう、ハレハレちょっと戻るのですすぐ戻るのです!」 えるは攻撃を回避! めるは祝福されている !!! めるの攻撃! める「イラッときたときこそ冷静に。熱しやすく冷めやすく。」 スマザー!! 瞬速料理によって加速! ランス美は攻撃を回避! める「…まだまだ!追っかけるわよ!」 めるの追加行動! める「速度に自信が有るみたいだけど…ますます避けるわよ!」 トリッキーアタック!! めるに 追撃LV1 を付加! めるのEVAが上昇! めるが次に受ける物理攻撃の回避率が増加! えるの平穏LV2 えるのSPが28回復! えるの平穏LV2 えるのSPが28回復! えるの攻撃! える「ハレハレに乗らないのは、心細いので、す、がー……頑張るのですよー!」 フォースヒーリング!! ランス美に396のダメージ! える「ハレハレ、このまま思いっきりつぶしてしまうのです!」 えるのHPが518回復! ランス美「なんということだ・・・ッ」 ランス美が倒れた! |
める「…ええと、あれ?普通の敵じゃ、無かった、感じ?(我に返る)」 える「……宝玉を見つける日が来るのは、想像してなかったのです。」 戦闘に勝利した! PSを 300 獲得! 能力CPを 5 獲得! 戦闘CPを 5 獲得! 生産CPを 3 獲得! 上位CPを 1 獲得! エリア内を探索・・・ める(858)は 轟石 を見つけました! える(859)は 楔石 を見つけました! |
「いいだろう・・・お前にこれを渡す。」 めるは 風の宝玉 を入手! えるは 風の宝玉 を入手! 「また会うことになるかもしれない。」 そう言うと遥か下方に広がる水面へとダイブしていった・・・
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訓練により 命術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 27 ) 訓練により 命術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 28 ) 訓練により 命術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 29 ) 訓練により 魔石強化 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 5 ) 訓練により 尭風舜雨 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 6 ) 訓練により 尭風舜雨 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 7 ) 訓練により 尭風舜雨 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 8 ) 訓練により 尭風舜雨 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 9 )
技 春の訪れ を修得しました!
遺跡外に戻りました!
【合言葉&場所チェック】
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声が聞こえる・・・ |
遺跡外では様々な声が飛び交っています! |
Next Duel |
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遺跡外
【パーティのデュエル行動】* める(858) : ナハル(1525)のパーティに練習試合を申し込む める(858)の行動が選択されました!
練習試合が発生!
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Data (第39回 第41回) |
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ENo.859 エルンスト=シュトレーゼマン |
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ENo.858 メルセデス=シュトレーゼマン |
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[PL] 松子 |
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