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探索39日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「衣装作製」の宣言を確認しました。 「合成獣」の宣言を確認しました。 |
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※ええっと〜、ちなみん過去編の6……かな。 ※基本暗めの続き物で御座いまする。 ---+++--- 『ちなみの過去のおはなし …肆→伍… 』 ---+++--- 酷く寂れた駅。 陰気くさい駅。 始めの印象はそうであった。 行く当てがあるわけでもなく、考え無しに乗り継ぎついた場所であった。 人の気を避けて逃げ回っていただけかもしれない。 かも……ではない。 ただ、逃げただけだ。 逃げた先に何があるか、なんて考えてもいない。 それでも、あの地に居るのは……それだけで悲しみに押しつぶされそうで辛く。 そう、ただ逃げ出した……それだけだ。 財布に目を落とす。 もう、残りも少ない。 少なくとも……あの地に戻るだけの金額は残っていない。 ちなみは元来た方角に悲しげな目をちらりと向け、 駅の外へと足を運んだ。 ---+++--- 夕も暮れ始め、赤く染まるその見知らぬ街並みを見つつ、ちなみはただ足を運ぶ。 駅の外の街並みは…何処か古臭さを感じ、やや時代遅れな面影を見せている。 いや、発達した時代に取り残されたようなそんな街影。 ただ、そんな街でも明るく笑い楽しげな表情を見せる人達をよく見かける。 或いは、表情に暗い影を落としトボトボと歩く人達もよく見かける。 そんな人達とすれ違うたびに、 笑顔や、奇異の目や、哀れみの混じった顔などが向けられているのを感じていた。 「あの……、こんばんは」 ふと突然声がかかりちなみは振り返る。 そこには花を抱えにこやかに笑っている女性がいた。 その女性に、ちなみは軽く会釈をする。 「キミ……、多分この街は初めてよ……ね?」 問いかける女性に少し訝しげな視線を向ける。 「あ、別にキミをどうこうするつもりで話しかけたわけじゃないのよ。 見たこと無い子だなぁって言うのもあるし、 キミみたいな人がよくこの街にふらりとやってくるから 多分そうなのかな……ってね」 そう言う女性の目が悲しみの混じった色に変わる。 「この辺りとか夜歩き回るのは避けた方がいいよ。 帰る場所があるなら帰るのが一番だと思うのだけどね……。 あ、もし行く当てが無いなら、私の知り合いの所を紹介するけど……?」 その女性が善意で言ってくれてるのは、ちなみにもよく分かった。 ただ、人の気を避けたかったのか……ちなみは小さく横に首を振った。 「そう……。 あ、ごめんね……突然声かけちゃって。 ただ、この街はあまり治安は良くないから気をつける事ね。 ……そうそう、もし良かったらこれどうぞ」 女性は手に持つ花の束から一輪抜くと、ちなみに差し出す。 白い……雪の雫の様な花を。 「これは、スノードロップっていう花。 厳しい冬を乗り越えやがて暖かい春を向かえる…希望の花よ。 キミの……悲しい目を溶かして笑顔で笑える事を願ってプレゼントしたい」 ちなみは目を見ながらそういう女性に、心が見透かされてる気がして戸惑うが、 少しの間をおいて花に手を伸ばした。 「……ありがとうございます」 ぽつりと、小さなお礼。 ただ、久々に喋ったような気がして少し変な気分でもあった。 小さな言葉に女性はちなみに笑顔を向けると、 「いえいえ、こちらこそ受け取ってもらってありがとうね。 それじゃあ、気をつけてね」 笑顔で手を振る女性に軽く会釈をすると再び歩き始めた。 ---+++--- 日も沈みかけ辺りもすっかり暗くなる。 ふらりと立ち寄った公園のベンチに座り……ふぅと息を吐く。 雪が降っていないのは幸いにしても、空気は冷たく身を震えさせる。 辺りを見回すと段ボールや木、鉄板やテントなど様々な形の小屋の様な物が目に映る。 時々、その一角の中に入っていく人を見かけるが、 その身なりはあまり見られた物では無かった。 ――ホームレス。 そんな単語がちなみの頭をよぎる。 少なくとも今まで自分が住んでいた街には その様な類の人は一度も見たことは無い。 近くの街でも見ることは無かっただろう。 そういう人が住むところは、TVのニュースで見た知識ではただ一つ。 貧困街……スラムとも呼ばれるような場所だけであった。 勿論そんな呼ばれ方は蔑称であったが、 治安の悪さからそう呼ばれてもおかしくないのであろう。 その様な街に居ると思うと、先程の女性の言葉も納得がいく。 だが、どう危ないかちなみには分かるわけも無く。 ――もう……疲れました。 心も体も疲れ切ったちなみは、これからどうしようなどと考えが沸くわけでも無く。 ただ、冷たい寒空のベンチに横になる。 ---+++--- ……だから……だったんだよ……。 ……のじゃろうな……。 ふと人の声が聞こえ、ちなみはゆっくりと目を開けた。 視界には先程の公園とは違い、狭い部屋に薄暗い灯りが灯っていた。 「まぁ、この子には帰る場所があるんだ。 捜索願だって出てる。 帰してやったほうが良いと俺は思うけどな」 「それはこの子が決めることじゃな。 少なくとも気持ちが落ち着くまでは面倒見ても良いと思うがな」 二人の男の声が聞こえる。 何の話をしているのか……分からない。 いや、それ以前にここが何処なのかも分からない。 ふと…ちなみの周りに煙が舞い込んでき、ちなみは思わず咳き込んだ。 「こほっ……こほっ……」 ちなみの咳に、二人の男は会話を止める。 「お?どうやら目が覚めたようかな」 そういうと男はちなみの顔を覗き込んだ。 男とちなみは目が合う。 「やあ、おはよう。 調子はどうだい?」 無精髭を生やし、やや痩せ気味の中年の男がカラッとした笑顔を見せる。 そんな男をちなみは不信の目で見つめる。 「おいおい、別にとって食おうなんてつもりじゃないんだ。 お前が寝ていたベンチは、他の人の寝床だったし そんな格好じゃ風邪ひくから俺らの寝床に連れてきただけだよ。 それに……」 そこまで言って、男は女性からのプレゼントである花に目を向ける。 「お前をどうこうしようとしたら、後で仲間に叱られるからな」 そう言い苦笑する。 「ま、不信がるのも無理はないじゃろうて」 カッカッと笑いながらもう一人の男……老人が煙草をふかす。 「そんなに警戒しなくてもよいて、な。 『水原千波』君?」 老人の口から出た自分の名前にちなみは不信の目を強める。 「ぜん爺……。 そりゃ警戒しろって言ってるようなモンだよ……。 わりぃ、俺ぁ情報屋やっていてな、 ちょっとお前の事調べたんだよ」 男は頬をぽりぽりかくと、真顔でちなみを見つめる。 「さっきも言ったが、お前をどうこうするつもりは全くない。 ほっとけないから連れてきただけだ。 信用しろ……ってのはキツイかもしれんが、それだけは信じてほしい」 ちなみはまだ不信な目で見ていたが、視線を落とすように目を伏せた。 「怪我してるみたいだし、だいぶ疲れも溜まってるようだから、な。 ひとまずゆっくり休め。 何か千波の食べ物でも用意しておくか。 ……、あ、そうだ」 男はそこまで言うと、思い出したように言葉を続ける。 「俺は…そうま…『ゆうき そうま』だ。 そっちはぜん爺。『ゆうき ぜんじ』な」 「『ゆうき』は屋号みたいなもんじゃがな。 まぁ、短い間かもしれんが宜しぅな」 ----****---- う〜ん……書く時間がやばすぎた。 物凄い纏まりのない文になってる気がする。 時間的にねれねぇ〜(´・ω・`) もうちょっとで終わらせそう……だけど、迷走しないことを祈る。 次回書ければイベント参加したいですのぅ とりあえずとりあえず。 過去のおはなし零 http://nekodx.blog113.fc2.com/blog-entry-8.html 過去のおはなし零→壱 http://nekodx.blog113.fc2.com/blog-entry-9.html 過去のおはなし壱→弐 http://nekodx.blog113.fc2.com/blog-entry-10.html 過去のおはなし弐→参 http://nekodx.blog113.fc2.com/blog-entry-11.html 過去のおはなし参→肆 http://nekodx.blog113.fc2.com/blog-entry-12.html
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ブランくん♪(175)からのメッセージ:![]()
うめ&バズーカ犬(998)からのメッセージ:
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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エキサイト に技回数を 4 振り分けました! チャーム に技回数を 4 振り分けました! 鼓動の高鳴り に技回数を 4 振り分けました! ヴィガラスソング に技回数を 4 振り分けました! レンド に技回数を 4 振り分けました! スケイルバリア に技回数を 3 振り分けました! ネイチャーズリボルト に技回数を 3 振り分けました! オーバーウェルム に技回数を 3 振り分けました! シャングリラ に技回数を 1 振り分けました! チャームボイス に技回数を 2 振り分けました! ノスタルジア に技回数を 2 振り分けました! 一斉攻撃 に技回数を 1 振り分けました! ラストネル に技回数を 1 振り分けました!
現在の体調は いい感じ!
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訓練により 魅力 が 43 上昇しました!(能力CP - 71 ) 訓練により 音楽 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 30 ) 訓練により 音楽 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 31 ) 訓練により 合成 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 29 ) 訓練により 合成獣 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 23 ) 訓練により 合成獣 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 24 ) 訓練により 合成獣 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 25 ) 訓練により 合成獣 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 26 )
赤土の染料 を ラベンダー染ダウンジャケット に合成しました!
ビッグエイプ を 糸田木 すう子 に合成しました!
アルミ缶 から 空き缶 という 衣装 を作製しました。(- 80 PS)
SB\x87V の 体格 が 14 上昇しました。(-51CP) B1F G-7 魔法陣〔黒い太陽〕 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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![]() | 声が聞こえる・・・ |
テオ & スイ(384)の声が届いた:![]()
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![]() | Next Battle |
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B1F G-7 / 魔法陣
通常戦が発生!
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![]() | Data (第38回 第40回) |
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ENo.715 ゆうき ちなみ |
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* 単独行動中 * ![]() |
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[PL] ちー |
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