ギュス様「まあ負担に感じてまでこの茶席に付き合う理由も無い。これまでと同様、ここに馴れ合いは要らんのでな。己の好きに反応するがよいわ。」

ギュス様「ふ。リガの小僧にとっては茶の味に慣れるのは時間が掛かろう。しかし薬湯と思えば近いものにも感じられんか。」

ギュス様「黄鴆、そう警戒せずとも良いわ。一服盛ると言うが素人相手にそこまで仕込みはせん。」

ギュス様「憩いだと？裏家業に生きる貴様からその言葉が出るのも面白いわ。安心せよ、毒など仕込んでおらんぞ。もっとも、被害者を増やさぬ為にここで食い止めてやるのも一つの手だが…まあ冗談だ。」

ギュス様「心よ、実際は一日も経ってはおらんのだが、どうにも感覚が鈍るのは否めんな。まあ仕切りなおせば良い話だが。」

ギュス様「ふ。貴様にとっては良い時間の空きになったか淡雪。正座は慣れに時間が要るが、この先の為にも今のうちに訓練しておけよ！」

”死影”の零(118)からのメッセージ：
「……。」
　零の影が動いて、淡雪の足を突付こうとしている。

ココロ(545)からのメッセージ：
ココロ「薫風の季節と相成りましたですねー。」