レイナ「さてさて、今日は急いでいくよっ、Jチーム紹介っ！　まずは赤き血の強豪、
浦和レッドダイヤモンズ　いってみよー！」

レイナ「そのチームの母体となったは三菱自工サッカー部。とはいっても、Jが出来る前、本当はホームタウンに一番近くにあったチームは、本田技研狭山（現ホンダルミノッソ狭山FC）だったんだよねぃ。ところが、J創立時の誘致の際にHONDAはJへの不参加を表明。今のアルディージャの母体となったNTT関東もその頃は参加に同意しなくて、サッカーの町として知られる浦和は、別のチームを誘致する必要に迫られたの」

レイナ「紆余曲折の据え見つけ出したのが、同じくJを目指しながら此方はホームタウンを何処にするかで悩んでいた三菱自工。互いの考えと必要性ががっちりとかみ合った結果、難産だとは言え赤の強豪浦和レッドダイヤモンズは誕生したんだよ」

レイナ「そして迎えたJ開幕。事前のカップ戦でそれなりの好成績をおさめた事と、サッカー所を本拠に持つと言う事で圧倒的なサポーターの支持を得たチームは、優勝、とまでは行かないでも上位争いに食い込むと思われたんだけど――蓋を開けてみると大苦戦。下積みの差か、それとも他の問題か、兎に角チームの歯車が全然かみ合わなくて、開幕から数年は「Jのお荷物」とまで言われてたんだ。」

レイナ「でも、厚い雲もいつしか晴れる。変わりだしたのは1995年頃からだったかしら？　ブッフバルト監督の一時政権。ドイツ人やブンデスからの外国人を軸とした補強が上手く行き出して、長年チームを支えてきた「ミスターレッズ」福田さんたちが躍動、1998年の原監督時代まで、優勝候補、とは行かないまでも「上位チーム」っていう呼称には値するチームを作り上げたんだよ」

レイナ「でもね、そんなに調子良くは行かないのがサッカーの常。チームが多くのアクシデントに見舞われた1999年、「世界一哀しいVゴール」を経てJ2に降格――ため息と涙で満ちた駒場の風景は、今尚時々TVで流れるよね」

レイナ「でもね、それでも、大サポーターも、そして選手の多くもチームを離れなかった。J2での戦いは一年で終止符。しっかりと、最短距離を歩んでJ1に戻ったんだっ（裏では石崎監督の大分での悲劇があったんだけど…それは、前に話したからねぃ）」

レイナ「それからのチームの躍進はご存知の通り。特に大きかったのは2002年の元日本代表監督オフト氏の就任な気がするな。初年度こそ１１位と低迷したんだけど、そこからは飛躍的に順位を上げて――2004年、ブッフバルト監督が就任して囲碁のチームは、監督が変わっても、「リーグで二位以下になった事がない」。スポンサー企業や地元の強い後押し、何よりも、どんなときもチームと共にある大サポーターの支援の果てに、遂に、遂に「優勝候補」と呼ばれる強豪チームに、かつての「Jのお荷物」浦和レッズはなったんだ。」

レイナ「……そんな誇りと、危機を迎えた歴史があるからこその今年の監督解任劇だった気がするし、その後の大逆襲もあるんだと思うんだよねぃ。」

レイナ「福田、小野、バイン、ワシントン、ポンテ、山田。歴史を紐解いても今のスタメンを見ても、個性的な選手の多いチームだって印象もあるよね。…ツカサ、大事にしてよね？」

レイナ「今年も今現在首位を走る浦和レッズ、ホームでもアウェーでも、常に赤にその場を染めるサポーターと共に、浦和レッズはこれからも戦い続ける、きっと、ずっと」

レイナ「さてと…続いて、ジュビロのコトとお返事のことなんだけど、ごみん、今回も、本当に余裕なし（とほほ）…次回に延期させて？　ホントにごみんねっ…なんかもー、最近、もーしわけないぃ」

イリス(748)からのメッセージ：
イリス「セリエAは優勝争い・CL枠争い・残留争いが皆最終節まで縺れ込みましたね。
　　　　 全てが終わった時一体どんな結果が待ち受けているのでしょう・・・
　　　　 ともあれPL一押しのフィオレンティーナには是非もう一踏ん張りして欲しい所です。」

PL：水渚「しかし千葉の新監督＆ヘッドコーチ就任のニュースには本当に驚かされました。
　　　　　　これだけの人材を引っ張って来られるのならまだ諦めずに済みそうですね。
　　　　　　流石にマイケル・オーウェンまでは望んでおりませんが。（何）」

イリス「浦和は序盤の躓きをすっかり取り戻した印象が有りますね。流石にまだ去年の様な強さ
　　　　 とは行きませんが。ACL決勝トーナメントまでに間に合うかどうかが気掛かりです。」

イリス「そのACLはガンバ大阪がGL一戦を残して早々と突破を決めましたね。
　　　　 初戦をホームで引き分けた時はどうなるかと思いましたがアウェーを全勝出来たのが
　　　　 一番大きかったかと。鹿島も得失点差で優位に立ってますし此方にも期待です。」

PL：水渚「東京Vは間違いなくJリーグ黎明期一番の功労者ですね。
　　　　　　賛否両論有るとは思いますが彼等の御陰で今のJリーグが在ると思います。」

デストミー'Ｓ(886)からのメッセージ：
デストミー様「東京ヴェルディ……かつての王者、読売クラブがこういう変遷を遂げるとは、当時誰が予想しただろうなぁ。
輝かしい綺羅星のごとき選手たちを排出する一方、『サッカー界の読売』として金と戦績にモノを言わせた専横が結果的にサッカーバブルの終焉と共に去り、読売新聞社・よみうりランドが経営撤退してからの新生ヴェルディが苦難の道を歩むことになったのは皮肉を感じるな。

９４年、１st王者の広島の前に立ちはだかった２st王者の川崎、あれが最強のヴェルディイレブンだったと思う。苦杯を舐めることになってしまったが、それも已む無しと思うため息が出るようなメンバーだ。
今のヴェルディは……フッキ頼みか。それも寂しいな。」