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探索36日目 基本行動の宣言を確認しました。 「取引行動」の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「闘技大会」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 |
![]() | Diary |
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夜の砂浜を歩く。 そうしているうちに、ドキドキも高揚感も寂しさも、少しずつ洗い流されてしまって、後に残ったのは胸にぽっかりと空いた喪失感と、これでよかったのかも、なんていう消極的な納得だけだった。 シーエルダー号、飛び出してきちゃったけど……別に行くあてがあったわけじゃなかった。ただ、あの後何事もなかったようになんて眠れなくって、少し歩きたくなっただけで。 ちょっと物騒かなと思ったりなんかもしたけど、 どうでもいっか。 って、そう思って、足を交互に動かす事だけを考えた。。 靴の中にはいってくる砂が気持ち悪かったから、早々に裸足になった。砂浜を裸足で歩くのなんて何年ぶりだろう。 歩いていると、足の裏で砂浜が崩れて流されていく。なんだか、足元がおぼつかないような気がして、ありもしない不安に駆られた。 夜でよかった。 陽の光の下を何の対策もしないで歩き回って、日焼けしちゃったら嫌だ。役者やってた時からずっと気をつけてたから、そういうのって習慣になってる。 雑然とした事に考える事を沢山使って、たった今やった事、逃げ出してきちゃった事、考えないように考えないようにって歩いた。 そう考えてしまう事が、何より意識してるってことなんだろうけど。 簡単に気持ちを切り替えてしまえなかったんだ。 だから、考えない、考えないって、それだけを考えるよう意識した。 潮騒が聞こえる。 寄せて返す波のリズムって、何でか考える力を奪っていってくれる気がする。雑音だとか雑念だとか、そういうの全部掬い取って、海に流してしまうような。 靴を持ったまま、少しずつ海に向かって歩いてみた。 端から見ると入水自殺っぽいかな、とか思ったりもしたけど、もちろん、全然そんなつもりなんてなくって。 本当にたった今、こんな時になって初めて、あ、この島ではもう夏なんだなって、不意に、実感したんだよね。 失恋して実感する夏ってどうなんだって、どこかで冷静な自分が突っ込んでたりして。 あ、夏だなって、急に思った。 下ばっかり向いて歩いてたから気がつかなかったけど、あたりを見渡したらシーエルダー号っぽい船影が見えた。 結構歩いた気がしたけど、あんまりそうでなかったみたい。 夜の海は空との境の見分けがつかなくって、火照った体が見渡す限りの暗幕と星々とに包まれてるような気がしてくる。 対照的に、海の水は冷たかった。 たまに、足元を攫っては、今日のことが現実だったんだって私に教えてくれる。 両手を祈るみたいに握って、それを思いっきり裏返して、力いっぱい伸びをした。 最初は胸の前に、次に空に向かって。 そのまま左に倒して、右のわき腹が張ってるのを思いっきり意識した。 この島に来てから舞台の稽古なんてまるでやってなかったけど、案外鈍ってないかもね。 砂浜に座り込んでストレッチするような格好じゃなかったから、足を蹴り上げたりまわしてみたり。 足元を確認して、いけるかな? って自問した。ダンスなんてずいぶん久しぶり。 軸足と体の芯を意識して、まずは一度ターン。 それからダブル。 一息ついて、トリプルで回ろうとしてバランスが崩れた。 船長さんに押されてそうなったみたいに、思いっきり尻餅をついちゃった。 でも悪い気はしなかったんだよね。 もう一度やったら今度はちゃんと回れるって思ったから。 座ったまま、砂の感触を確かめていたら、遠くから砂を踏む足音が聞こえた。 「ユウ? ………1人で泳いでて、ダイジョブかな?」 砂を叩いて落とす。よいしょって口の中だけで呟いて立ち上がっった。 アルト、こんな所歩いてた。 バイト仲間のアルトと、こんな所で会うなんて思ってなかったから、ちょっとびっくりしちゃう。 ちょっと前にあったときは綺麗な青い髪をショートにまとめた活発そうな印象だったのに、雰囲気が全然違うから、一瞬誰かと思っちゃった。 夜遅いのに、一人で歩いてたら危ないよね。って、人のこといえないかな。 幸い、携帯は持ってきてた。せめてメモか携帯を持ってないと、外歩く時は不便でしょうがないもんね。 『そう見えた? ちょっと運動してたの、気晴らしに。久しぶりにダンスの練習』 「あ、そっか。ユウって劇団員だったっけ……凄いネ。朝練?」 『ただの気晴らし。意外と鈍ってなくって、ほっとしちゃった』 「あ、ユウもなんだ……実はあたしも。最近ちょっと、歌歌えなくなっちゃってネ……」 気晴らし、って照れたみたいに笑う。 この島の人たちって、本当にいろいろ抱えてる。 屈託なく笑う人たちだって、どう見ても普通にしか見えない人たちだって、やっぱり何か事情があったり目的があったりして、遺跡を探索してるんだよね。 だから、なんとなくだけど出来るだけ前向きに返そうって思ったんだ。 明るい話をしようって。 携帯電話のボタンを押す音がリズムを刻む。普段意識してないけど、携帯ってすごく便利。 『アルト、髪伸ばしたんだ? よく似合ってるね。すごく大人っぽくなったから、びっくりした』 「伸ばしたってよりも、伸びちゃった……カナ?ホントいうと、伸ばしてたンだけど……」 小さくなる語尾と対照的に、アルトは嬉しそうに頬を染めた。自然と漏れた笑みを見て、吊られて口の端があがるのがわかった。 「……隣、座っていいかな?」 頷くと、アルトは私の横に腰を下ろして、じっと私を見上げた。 これから昇る太陽みたいな色をした瞳だなあって、そんな気がした。 そろそろ、夜も明けようとしてる。 どうしたの? とアルトが首を傾げたから、なんでもないって首を振って、私も座り込んだ。 それだけじゃなくて、背中から倒れこんで、髪が砂まみれになっちゃうことも、服が砂まみれになっちゃう事も、全部、ま、いいかって受け入れて、空を見上げたんだ。 『横になって』 『空を見上げて』 『歌うの』 ただ歌うんじゃなくて。 『へその下の、空気の発生装置を意識して、お腹から呼吸をするの』 横隔膜を動かして、空気を体に取り込んで。 携帯の画面を見て、アルトがすぐ横に寝転がった。 小さく頷いてから、アルトの口が聴いたことのない歌を紡いだ。 綺麗な歌だなって思ったけど、アルトは満足しなかったみたいだった。 「……んー、そんな簡単にはいかないか」 困ったように自分の頭を小突いて、苦笑いを浮かべてる。 「……はぁ。目の前で困ってる人も救えないなんて、な」 後で聞いた話なんだけど、この島には、聖歌って呼ばれる人を癒す歌声があるんだって、彼女はきっと、それをやろうとしてくれたんだと思う。 でも、その時の私は何も知らなかったから、アルトのそんな気持ちに気がつかなかった。 『そうかな? 声出てたよ?』 なんて、とんちんかんなこと返事してた。 文字を打ったら、もう一度集中。 『舞台の上では、ずっとお腹で声を出すのを意識して、音がどこで発生して、どこで共鳴して、どこから出て行くのか、意識して』 意識したとしても、もう舞台に立つことはないかもしれないけど。 取って。 リズムを取りながら、息を吸った。 声を出そうって、息を吐こうとして、……全然、うまく行かなかった。 それでも関係なく、同じことを繰り返した。 お腹の下のほうで生まれて、体をめぐって、共鳴して、口から吐き出される音を意識して、ひきつけでも起こすみたいに不恰好だったけど、繰り返した。 『気にしないで。私ね、こうやってちゃんと声を出す練習するのも初めてなの。多分、人に頼ってばっかりじゃ駄目なんだよね』 「……偉いよ、ユウ。そうやって、自分の力で、前に進もうとしてて」 そうじゃないんだ。 そうじゃないんだよね。私って、そんな立派な人じゃないんだ。 『偉くないよ。逃げてるだけ。振られちゃったから、大声出したい気分なの。何にも考えないで思いっきり叫びたい気分なの』 「え!?」 凍りつくアルトを見て、なんだか少しだけすっとしちゃった。 あ、他人からみたらそういう反応もらえるくらいの関係には見えたのかなあって、ちょっとだけ。 アルトは上半身を起こすと、小さく首を振った。違うよ。って、まるで諭すみたいに笑った。 「……あたしからしたら、誰が何と言おうと、ユウは偉いよ。声出なくても、その気持ちを伝える事が出来ただけ、ハンデがあったって、伝えたんでしょ? あたしも……ずっと好きな人が居る、その人の為なら、自分は礎になるって決めたけど……やっぱ、納得行かなくて、諦められない自分がいるの」 ハンデなんてなかったよ。ただ、好きだっただけ。 何か伝えられたらって思うんだけど、何にも、言葉にならなかった。 こうしたほうがいいとか、そういうの、きっとあるんだろうけど、伝えようと思わなかったんだ。 どうすればよかったのか、どうなればよかったのか、正解なんて、私にだってわからないもん。 だから、アルトの手を握った。 大丈夫。わかるよ。って、それだけ伝わればいい。 わかるよ。 辛いよね。 って。 握り返してくれた手。 もらったのか渡したのか、よくわからないけど。 どうでもいっか。 いいよね? 日が上ったら、水着に着替えて思いっきり泳ごう。 声が出ない分、思いっきり体を動かそう。 それで…… いつかちゃんと気持ちに整理をついたら、もう一度向き合おうと思う。 頼ってばっかりな私じゃなくて、対等な、一人の人間として。 Eno223 メルヴィさんのサブのアルトさんとの、早朝のお話。
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![]() | Message |
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シキガミ(36)からのメッセージ:![]()
くろ(208)の超突撃:
ジャンニ(354)の声は粘りつくように低く響く:
町屋(478)からのメッセージ:
みゆき(598)からのメッセージ:
アレフ(869)からのメッセージ:
しずかちゃん(1284)からのメッセージ:
リーチャ(1379)からのメッセージ:
ゆらゆら(1811)からのメッセージ:
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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![]() | 長編日記倶楽部 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | 突撃メッセ委員会 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | Fairy's INN |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | 町屋商店 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | 魔法陣『灰色の草原』 |
(571)からのメッセージ: ![]() イチゴウの視線が青髪の少女がそこで一礼したのを見て、ふと魔法陣の上に止まります。 「……ひょっとして、そこに誰かいるの……?」
町屋(478)からのメッセージ:
村娘(1348)からのメッセージ:
ゆらゆら(1811)からのメッセージ:
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![]() | 自キャラが絶対言わない事を言わせるコミュ |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | NANDEMO許可! |
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![]() | レンタル宣言 |
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![]() | 文章が好き! |
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![]() | 普通。 |
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![]() | かぼちゃの涙亭 〜休憩中〜 |
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![]() | Main |
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形代(410)からの生産行動を許可しました。 ナコ(980)からの生産行動を許可しました。
マズルカ に技回数を 3 振り分けました!
ItemNo.14 簡単な保存食 を捨てました。
おにく50 を食べました。
【第40回更新からの闘技大会参加メンバー】 闘 技 大 会 に参加中です!
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訓練により 魅力 が 34 上昇しました!(能力CP - 54 ) 訓練により 体格 が 16 上昇しました!(能力CP - 23 ) 訓練により 音楽 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 30 ) 訓練により 呪術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 22 ) 訓練により 舞踊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 1 ) 訓練により 舞踊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 2 ) 訓練により 舞踊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 3 ) 訓練により 舞踊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 4 )
パル子(480)に 450 PS 渡しました。
パル子(480)から 腐った丸太 を受け取りました。
パンくず を買いました。(- 0 PS)
ナコ(980)に、 楽器のかけら を 青春トライアングル に合成してもらいました!
形代(410)に、 ヘッドルーツ から 見せる相手の居ない水着 という 防具 を作製してもらいました。(- 200 PS)
人面犬 の 体格 が 13 上昇しました。(-45CP) リスカーネイル をペットにしました! B1F R-15 魔法陣〔落書きの壁〕 に移動しました!
S-15 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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![]() | 声が聞こえる・・・ |
フェリシア(1818)の声が届いた:![]()
みっきー(1756)の声が届いた:
てるや(1633)の声が届いた:
ぷいぷい(1552)の声が届いた:
ちゃとらん(1144)の声が届いた:
メイベル(1002)の声が届いた:
らすぬこ(2222)の声が届いた:
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ベルクレアと思われる集団が待ち構えている。 「・・・・・・ハハッ!来やがった来やがった!待ちくたびれたぜッ!!」 「14隊は突破されましたか・・・・・・あの状態では仕方ありませんね。」 「楽しみがまわってくるなら大歓迎じゃねぇか、エキュオスちゃん?」 「ギル・・・・・・何度も言うように、私はエキュオスではありません。シズクリアスプリズムという長ったらしい名があり、呼称はシズクという呼びやすい名を推奨しています。如何でしょうか?」 「エキュオス蔓延るエルタ出身の得体の知れない奴が何を言っても無駄無駄無駄。黙って俺の役に立ってくれればいいんだよ。」 「・・・・・・そうですか。では、使命を果たしましょう。」 「我らベルクレア第15隊!魔王エリエスヴィエラの守護のもと、いざ参るッ!・・・ってかぁ?ハハッ!隊長の半分が消えてるってぇのに探索より足止め優先たぁ騎士団長様は余裕なもんだねぇ?」 「・・・・・・。・・・いきますよ。」 「はいはい。敵さんは全力出せよぉ?・・・でないと、一瞬で終わっちまうからなぁぁッ!!」 (この戦闘に勝利できなかった場合、戦闘終了時にS-12に強制移動)
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![]() | Next Battle |
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B1F S-11 / 平原
イベント戦が発生!
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![]() | Data (第36回 第38回) |
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ENo.1739 牧野瀬 悠(まきのせ はるか) |
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ENo.244 エイテン=U=フォーロック ![]() |
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[PL] ぼり |
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