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探索36日目 基本行動の宣言を確認しました。 「取引行動」の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「闘技大会」の宣言を確認しました。 「装備とセリフ」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 「薬品付加」の宣言を確認しました。 「効果消去」の宣言を確認しました。 |
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私のナミダはすっかりとまって、 代わりにリルィンがぼろぼろ泣いて、 それもすっかりとまってから、けっこーいろんなコトがあった。 私が血ぃ出しすぎて倒れたりとか、おかーさんの部下ってヒトたちが来てオッサンが連れてかれたりとか、私たちの荷物を食堂車のほうから持ってきてもらったりとか。 作業がだいたい終わるころには朝日が昇りはじめて、 私はリルィンとおかーさんと一緒に、おかーさんの部下が乗ってきた真っ黒でヘンテコな形の静かなヘリに乗って、いつの間にかその中で寝ちゃってた。 あ、そうそう。 おかーさんの部下ってヒトたち。 私はちょっと聞いてみたんだ。 反則かなーとか思わなくもなかったけど、つい。 ここまでキちゃったら、もうしっかりきっちり知っときたかった、ってのもあるんだけどさ。 ・ 月の輪郭をなぞるように _Stray cat_ Epilogue 「月の輪郭」 ・ 「――以上が大まかな顛末よ。正式な書類は後日提出するから」 ソフィアは正面に座る男にそう告げた。 「了解しました。中佐にはその旨も伝えておきます」 向かいの男は大きく頷いた。 ヘリの中には、五人しか乗っていない。 ウィオナとリルィンとソフィア、操縦士。 そしてもう一人が、ソフィアの向かいにいる男。軍人らしからぬ、身体の線の細い、長い金髪の青年だ。年齢は十八、九歳ほどの美男子。 残りの隊員はもう一機のカーゴヘリの中だ。 「ごめんなさいね、曹長。いつも使いぱしりのような真似をさせてしまって」 「いえ、大尉の――」 青年は少し、表情を綻ばせた。 「――先輩の為ですから」 ソフィアもまた、表情を緩める。 「助かるわ、本当に」 先輩。 その語が示すとおり、目の前の曹長の青年は、 ソフィアと同系の特殊強化兵だ。 たとえるならデコピンで人間の頭部を吹き飛ばすことが可能な、冗談のような化け物。 「この子が、先輩がいつも言っている……」 曹長は視線をウィオナに向けた。 リルィンと身を寄せ合って眠る彼女は、徹夜の疲れもあってか、ぐっすりと熟睡しているように見える。 「ええ。私の娘よ」 照れて笑むソフィア。 いいなあ。 口にしたい、けれどもしてはいけない言葉。曹長は胸の中だけに留めた。 それはソフィアを得たウィオナに対して、 ではなく、ウィオナを得たソフィアに対して。 特殊強化兵は人間ではない。 と、彼らを知る者の大半はそう考える。 艦載兵器をその身一つで振り回す存在を、人間だとは思えないから。 自分の半分の時間で三倍の距離を走れる存在を、人間だとは思えないから。 ナイフ一本で敵兵を皆殺しにする存在を、人間だとは思えないから。 だから、特殊強化兵は人間ではない。 それは表立っては言われないが暗黙の了解だ。“人間”側の。 人間は分からないものからは距離を取ろうとする。臆病の裏返しだといっても良いが。 それはどういうことか。 『孤独』だ。 特殊強化兵は、人間社会の中に組み込まれると、大いなる孤独に犯される。 当然だろう。自分を文字通り指一本で殺し得る存在に近寄りたいと思う人間は少ない。寄る人間が少なければそこに生まれるのは孤独。単純な話だ。 単純で、根深い問題。 曹長はまさしくそれに直面していた。 自分と同じで自分とは違う種族の檻の中で、 護るべきものと滅ぼすべきものの境界が曖昧な空の下で、 常に強い孤独感に苛まれながら、まるで迷子になったような、拭えぬ不安を背負い続ける。 ソフィアもそうだと曹長は思った。 だから人の群れの中に入ることを躊躇する。人に見られること自体に恐怖感が募る。 本性を知れば、みんな離れていくと知っているから。 それでも耐えられているのは、きっとあの少女のおかげなんだろう。 孤独を忘れさせてくれる存在。彼女にはそれがいる。 故に、思う。 いいなあ。 「もしこうなると分かっていたら、強化兵なんかにはならなかった?」 心中を見事に読まれ、曹長は一瞬だけ狼狽し、それから疲れたように俯いた。 「いえ、たぶんなってましたね。俺にはやっぱり復讐したい相手がいるから」 「そう」 短く、暗い感情をこめて、ソフィアは言った。 「私もだわ」 根こそぎ、ソフィアの幸福を奪っていった者達がいた。 十歳になったばかりのソフィアから。 父と母と兄と姉と友と犬と羊と牛と金と宝と家と村を、或いは奪い、或いは陵辱し、或いは殺し、或いは壊した者達。 許せない。 だから力が欲しかった。 何に変えても。 殺す為の能力。 その者達を、微塵も残さず殺す為の能力。 それこそが、ソフィアがあのとき望んだもの。 「いえ、私もだった、わ」 憎しみに染められていたはずの顔は、一輪の白い花のような可憐な笑顔へと変わった。 その視線は、赤毛の少女へと注がれている。 「今はもう、新たな幸福と、それを持続させていくことだけで精一杯」 本当に大変。だけどがんばっていける。 一つ試行錯誤する度に、一つ何かを得られるから。 「いいなあ……」 曹長はつい、口に出していた。 ソフィアは照れるように、誇るように、首を傾げてウィオナの頬に触れた。 柔らかさと温かさを同時に感じ、ソフィアはそれだけで満ち足りる。 ――しかし。 がしっと。ウィオナに触れるソフィアの手を、別の誰かが掴んだ。 「おまえ、うぃおな、さわる。アタシ、うれしい、ちがう……」 リルィンだ。 「お、起きてたのっ?」 まるで恋敵に抜け駆けを見つかったようだ。 そんなソフィアの手を掴んだリルィンは、その手をしっぽでベシベシと叩き、 ゆらり、と。まるで幽鬼のような目でソフィアを睨んだ。 「うぃおな、アタシの。おまえの、ちがう」 リルィンの首には、首輪は無い。彼女の同意を得てウィオナが外したのだ。 クールなネックレスとか探してあげるねっ。 ウィオナはそう言っていた。きっと彼女なりの気遣いがあったのだろう。 しかし、そのことが有ってか無くてか、この猫耳悪魔少女はますますウィオナにべったりだ。 ソフィアとしては、それは少々、いや、かなり、困る。 だが自らの欲求を押すことが苦手なソフィアは、結局泣きそうな顔で唸るばかりだ。 それを見て、リルィンはソフィアの手を離してウィオナを護るようにしっぽを立てて、また目を閉じた。 「ううう……」 母親としての威厳など、吹いた風に攫われてしまったようなソフィアの顔を見て、曹長は苦笑した。 「難儀しますね、これから」 ・ 「シ・カ・ゴ〜っ!」 私はヘリから降りて飛び跳ねてみたっ。 ぶっちゃけ、行くってプランがオシャカになってたらど〜しよ〜って思ってたっ! 「うぃおな、すき、シカゴ?」 私のあとから降りてきたリルィンがそんな風に聞いてきた。 「うん? う〜ん、好きかなっ」 シカゴが好きってのより、オタコンが好きって感じだけどっ。 「……すき、アタシより?」 リルィンはもじもじしながら、心配そうに私を見た。ミミとしっぽ立てて。 はっ、てなった。 はっ、てよりむっはっ! って感じだったけどっ。 私は軍用エアポートのど真ん中で、リルィンの胸に顔を埋めた。 あ、間違えた。リルィンを抱きしめた。 「も、も、もうっ! リルィンってばいつの間にそんな反則技をっ! ソレが対私用最終奥義だって若ってヤってるのか〜っ! ちくしょーかわい〜よ〜っ! にゃー!」 私はとりあえず顔全体でリルィンのふっくらたぷたぷの肉まんじゅう(×2)を味わった。ヒトめっちゃいたけどカンケーね〜、ってノリっ。 「午前九時ジャスト」 リルィンのうしろから、おかーさんの声が聞こえた。 「機体とパイロットと燃料にかなり無理をしてもらったけど、おかげで間に合ったかしら?」 「うんっ! ありがとっ!」 私はリルィンの胸から顔を上げて言った。 会場は十時半って書いてあったし、ダイジョブっしょ〜。とか私は思ってた。 イッてみたらダイジョブじゃなかったけどね〜っ。 OTAKUナメてたっ。 ・ 「そういえば」 私はヘリから荷物を降ろしてるおかーさんに、五十セントコインを拾ったくらいの感じで言った。 「私、知ったから」 え? っておかーさんは私のほうを振り返って、それから表情を消して、最後に困ったみたいな顔になった。 ナニを知ったのか、分かったからだと思う。 「でも、カンケーないから」 言っときたかった。どうしても。 ――私が聞いたら、おかーさんの部下ってヒトは、自分たちは特殊部隊なんだって言った。 ソレってつまり正義のミカタってコトなんだよね? 私はそう聞いた。 おかーさんの部下ってヒトは、首を横に振って言った。 合衆国の味方。 って。ソレがどういう意味かくらい、私にも分かる。 けどやっぱ、私にはカンケーなかった。おかーさんは、おかーさんだし。 でも少し、おかーさんが私に知られたくなかった理由が分かった、気がした。 「まっ、アレだよねっ! グチグチしめっててもしょーがないしっ! ほらほらイこっ!」 私は肩から旅行かばんを提げて、右手におかーさん、左手にリルィンの手を握って、走り出した。 ・ 私の中では、全部終わった。 オッサンのコトを棚上げにしてる感じとかはあったけど、アレはオッサンとおかーさんがどうにかしなきゃダメなコトだろうし。 リルィンはウチにくるってコトで落ち着いた。殺人犯だけど、『人間じゃないんだからイイじゃんっ』みたいなコトを私がおかーさんたちに言った。 おかーさんのシゴトのコトは、ホントに私の中じゃー『知った』って事実から上下してない。たぶんこれからも上下しない。 そんな感じだから、イロイロあったけど全部ひっくるめて終わった――って思ってた。 だからオタコンとかでテンションあがってシアワセいぱい噛みしめてて、 私は忘れてた。 シアワセなんて、月の輪郭をなぞるくらいに曖昧で感触のないモノなんだ、ってコトを。 ただ、ナニかの予感を感じてるみたいに、 私はスカートのポケットにいれっぱなしにしてた、食堂車でひろったあの小さな拳銃(デリンジャーっていうんだってさ)を、 家に帰ってからも、 どうしても、捨てられずにいるんだ。 Chapter END
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![]() | Message |
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【パーティメッセージ】![]() 私の場合はパンデモ撃ってればど〜にかなりそ〜かもっ!」
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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![]() | 突撃メッセ委員会 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | 魔道図書室 |
ラヴィニア(374)からのメッセージ: ![]()
ウィオナ(18)からのメッセージ:
氷風の魔女レイリス(610)からのメッセージ:
マイト(721)からのメッセージ:
復讐ちゃん(1626)からのメッセージ:
かなた(1650)からのメッセージ:
フィルシ(1999)からのメッセージ:
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![]() | 突撃依頼受付中 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | 偽島ルビ振り愛好会 |
ウィオナ(18)からのメッセージ: ![]() ミーアさんカッコイイっ!」
レティ(1185)からのメッセージ:
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![]() | Main |
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リン(88)からの生産行動を許可しました。 メリル(22)からの生産行動を許可しました。
ダイアボリズム に技回数を 2 振り分けました!
ハイヤー(1230)に ポーションSP100 を渡しました。
質素な保存食 を食べました。
【次に開催される闘技大会参加メンバー】 闘 技 大 会 に参加中です!
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訓練により 効果消去 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 5 ) 訓練により 効果消去 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 6 ) 訓練により 効果消去 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 7 ) 訓練により 効果消去 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 8 ) 訓練により 器用 が 10 上昇しました!(能力CP - 9 ) 訓練により 呪術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 12 ) 訓練により 呪術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 13 ) 訓練により 呪術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 14 )
技 ウィキドリング を修得しました!
リン(88)に 50 PS 渡しました。
ユズハ(1689)から 桜 を受け取りました。
ユズハ(1689)から 赤色のドロドロ を受け取りました。
ユズハ(1689)から 芙蓉 を受け取りました。
簡単な保存食 を買いました。(- 40 PS)
ハイヤー(1230)の所持する 亀の甲羅 から Magic Stone という 魔石 を作製しました。
メリル(22)に、 桜 から 透明な剣 という 剣 を作製してもらいました。(- 150 PS)
リン(88)に、 芙蓉 から 太陽の礫 という 魔弾 を作製してもらいました。(- 160 PS)
メリル(22)の所持する 白い枝 を消費して ティアドロップ に効果消去し、効果Bの消去に成功しました。(結晶化)
しず(1234)の所持する 火焔草 を消費して 魔石の欠片 に効果付加し、 命中LV3 の付加に成功しました。
ユズハ(1689)の所持する ポーションSP300 を消費して 封蛇石 に効果付加し、 平穏LV3 の付加に成功しました。 B1F T-19 魔法陣〔木漏れ日〕 に移動しました!
U-19 :下り階段
【合言葉&場所チェック】
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![]() | 声が聞こえる・・・ |
サクラドサキ(670)の声が届いた:
テリス(58)の声が届いた:
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![]() | Next Battle |
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B2F S-21 / 平原
通常戦が発生!
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![]() | Data (第35回 第37回) |
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ENo.18 Wyona A. C. Furfures |
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ENo.750 アインクルス=アンキュール ![]() ![]() ENo.1230 Novest Hayer |
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[PL] Magatama |
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