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探索36日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「闘技大会」の宣言を確認しました。 「装備とセリフ」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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不意にハイダラを見かけなくなった代わりに現れた人物。 そいつは見た事がない男だった。 長い黒髪に浅黒い肌、背は俺より高い。ロージャと同じぐらいあるんじゃないだろうか? 額に光る金のサークレットと赤い石が眩しい。腰には立派な飾り帯を巻いている。 これだけでも十分目を引く外見だが、何より変わっていたのは瞳の色だった。 どういうわけか群青の中に金の光がちらちら見えるのだ。何となく、青金石に似ている。 俺がしばらくぽかんとしていると、彼は俺の前で跪き、頭を垂れて言った。 「……御前へ罷り出る無礼をお許しください。この姿でのご挨拶は初めてとなります。 木陰に控えております絨毯でございます。レンジィ様におかれましては、ご機嫌麗しく……」 それから彼は一旦言葉を切って顔を上げ、俺の横で慌ただしく光っているロージャを見上げた。 「……ロージャ様、……お久しゅうございます。御健勝の御様子、何よりと存じます」 この時の俺の頭の中は、ちょっと、言葉では言い表し辛い状況になっていたと思う。 え、絨毯? 絨毯ってハイダラのところの絨毯氏? 俺もしょっちゅうお世話になってる? ……人型になれたのか? というか、ロージャの事知ってる? 俺、木陰にロージャ連れて行った事あったっけ? そんなわけで、こんなふうにすっかり混乱し切った俺はただ大声で 「木陰の絨毯……、絨毯って、絨毯氏!?」 などと叫ぶことぐらいしかできなかったのだった。もっと良い言い方があるだろうに! だが。 『……、……カディム』 俺の横でぼそりと呟いた杖の声で、俺の混乱はするりと収まった。 ロージャらしくないというか、俺が今まで聞いた事がないような声色で呟いたもんだから。 聞こえるか聞こえないか、そのぎりぎりの隙間を縫うような声だった。 万感の思いを込めた声ってのはこういうもんなのか、と、俺は妙に納得してしまって、 何故かそれですっかり落ち着いてしまったのだった。 ……ついでに、絨毯氏と知り合った経緯を聞くのも後回しにしようと思った。 ひとまず跪いたままの絨毯氏を立たせ(誰かに跪いてもらってしまっているという状況自体が とにかく慣れない)、詳しい話を聞く為に、俺達は彼に連れられて「木陰」へと向かった。 「……という事は、ハイダラは別に、何か大変な事になってるというわけじゃないんだな? えーっと、絨毯氏」 「どうぞカディムとお呼び捨てください。……はい、大事ありません。一番近い感覚としては……、 非常に眠い、に近いのではないかと存じます」 相変わらず心地いい木陰でお茶を頂きつつ聞いた絨毯氏=カディムの話によれば、どうもハイダラは 今現在「もの凄く眠い」状態にあるそうで、そのためにカディムの飾り帯の中で休んでいるのだと言 う(帯の中で休めるってのも凄い話だが。ハイダラの外套と似たようなもんなんだろうか?)。 まぁとにかく、病気とか怪我とかじゃあないらしいので、その点では少し安心した。 が、まるっきり問題がないってわけでもないらしい。 「ただ、お言葉が……」 『言葉? やっぱりどうかしたの? 声が出ないとか……?』 今度はロージャが尋ねる。こいつもこいつで心配しているらしい。 カディムはちょっと考えてから、 「ご覧頂くのが最善でございましょう。今、主を御呼びしますので……」 そう言って飾り帯の端を持ち、絨毯の上で軽く振った。 すると何処から出たのかぽすんとハイダラが落ちて来た。どういう仕組みになってるんだ一体。 体を丸めて寝息を立てている。広がった白い髪が鳥の羽のようだ。 何となく冬場の寒さにふくふくと膨らんでいる野鳥を思い出した。もちろん白い羽の。 「失礼致します。ハイダラ様、ハイダラ様」 カディムに揺り起こされて、眠そうにその目が開いた。 淡い琥珀がカディムを見て、それからあくびを挟んで俺とロージャの方を見た。そこでハイダラが 嬉しそうに笑って起き上がったので「ああ、いつものハイダラだ」と俺は思った。 思ったのだけど。 彼は、 「ぴぃ」 と「鳴いた」のだ。 「……!?」 『……!?』 ……マジで驚くと言葉って出ねーもんなんだな。痛感したのはこれで数度目だ。 確かにハイダラは俺に比べたら声も高かったけど、それでもあくまで「男性としては」高めと いうだけであって、声部で言えばテナーからアルトぐらいだった……はずだ。 少なくともこの前合唱した時はそうだった。 だが。 「ぴい、ぴい……、きい、ぎゅう……、ぴい、ぎい」 何かをしきりに話しているらしいハイダラの声は「話す」というよりも「鳴く」だった。 声が高いとか低いとかそう言うレベルの話じゃない。鳥のさえずりそのものだ。 少なくとも俺にはそう聞こえた。 当のハイダラは眠気のせいかそれとも言葉が通じないせいか、或いはその両方か、とにかく 明らかにイライラし始めたかと思うと、 「きい! ぴい! しゃー!!」 と鳴いて、俺の服のはしっこをぺしぺし叩きだした。 いや、それだけならまだいい。 問題は足下の絨毯の端っこを握りしめてすごい勢いで引っ張り始めた事の方だ。 この絨毯って多分、今人型になってるカディムの「本体」みたいなもんなんだよな。 つまりこれをこのまんまびりーっとかやっちまったら色々と大変な事になるのでは。 ……うっかり嫌な想像をした俺は慌ててなだめに入った。 「お、落ち着けハイダラ! 落ち着け! カディム破れるぞ!?」 「主、『ぴい』やら『しゃー』やらでは、レンジィ様もロージャ様もお困りでございますよ……」 半ばぼやきながらカディムが言う。 ……確かに分からない。何か言いたがってるってのは分かるんだけど、それだけじゃなぁ。 しかし言葉が通じない、分からないってのはこの島じゃあ俺はほとんど体験してなかった事だ。 現にハイダラと俺の住んでいた世界は全然違うのに今までは普通に話せていたし、カディムとだ って話が通じている。 それが突然通じなくなった、ってのはどういう事なんだろう。 俺がそんな事をあれこれ考えていると、ハイダラは 「きゅー……」 と鳴いて絨毯に突っ伏した。 ぶっ倒れたのか、と一瞬焦るが寝息を聞いて一安心する。また眠ったようだ。 「……こんな、有様でございまして」 『……うん。よく分かった。お疲れ様、カディム』 その瞬間、二人からもの凄く疲れた気が立ち上るのが見えた気がした。 ……ああ、多分、俺からも出てるんだろうなぁ。 この時俺は、一瞬、本当にびっくりしたんだ。 彼が俺とは違う性質のいきものだってことはとうに知っていたはずなのに どういうわけか最近はすっかり失念しちまっていたんだ。 だからこの時改めて、随分久しぶりにその事を思い出して ほんの一瞬だけ、もの凄く、不安になった。 だから「言葉が通じなくなってしまった」というその一点だけで 一瞬でも不安になっちまった自分がちょっと許せなくて 「言葉通じなくったってハイダラは仲間なんだしカディムもロージャもいるし大丈夫だろ、 何でこんな事で不安になるんだよ俺の大馬鹿野郎!」 ――と、俺はあとで少しだけ凹んだ。
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Message |
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【パーティメッセージ】 レンジィ(176)「さて、そんじゃあ再出発かねぇ! ……今度は体調にも気ぃつけねーとなぁ」
カディム「……、……。(レンジィとロージャを交互に見やり)……、突然、主だけでなく、私までも御同行させて頂く事になってしまい、本当に申し訳ありません。出来る限り、足手まといにならぬよう、精進致します故。(力不足ながら腹をくくった、という様に頷くと、もう一度、目礼をした)」
カディム「 ……、……お茶のお支度ぐらいしか自信が無い。(腹をくくった筈なのに、ぶつぶつ呟くあたり、思い切りが悪い)」
カディム「(何か思いついたようで、顔を上げた)……僭越ながら、少々、試してみたい事があるのですが……。(少し迷う様に言葉を切り)……、……ロージャ様。主と少し、お話ししてみて頂けませんでしょうか? ……私も、ある程度は鳴き声の意味が分かるのですが……、もしかしたら、ロージャ様の方が、良く分かって頂けるかもしれません」
(そんな事を話しながらも、ロージャの方へ向く目線は、僅か、分かるか分からないかといった微かなものではあったが、親しげで懐かしそうなものになっている)
カディム「……そう言えば、レンジィ様のお師匠様は、有翼人の御方とか。……私の前の主も、翼を持っていらっしゃったのですよ。翼を持つ御方は、強大な力を併せ持つ場合が多い様な気が致しますね。 ……怖いお方も多いのだろうか。(ぼそり)」
カディム「ああ、それと。……私の中には、ロージャ様もお入り頂けますよ。無論、レンジィ様もですが。(2メートル超も二人纏めても問題ない、と、少し悪戯っぽく笑った)」
アクエス(366)からのメッセージ:
アクエス「本の表紙として、いろんな鍵を参考にしたいんですが、
アクエス「こちらこそ、初めまして。ロージャ、さん? どう呼べばいいんでしょー。
アクエス「あと、水霊ネットワークは誤情報も混ざっているので注意です(笑)」
アクエス「母が友人や街の人に売ったり配ったりしているのを見て育ったので
アルジャン(381)からのメッセージ:
アルジャン「お陰で中々良い具合になった。武器強化できるのも良いがね、持ちきれない程のアイテムを片付けられるのが何より嬉しいのだよ。何故か無駄に拾ってしまうのが困る。重くて溜まらん。」
アルジャン「……?ロージャ??君の知り合いかね?」
ジーク(711)からのメッセージ:
ジーク「ああ、ありがとな。こいつらも…これで成仏してくれると思うぜ。アンタのおかげだ。」
アルマ(1762)からのメッセージ:
アルマ「んーん、転がる技能やないんよ。だって「相手を悶絶させる」技能やもん。せやからこれは「相手を転がす」技能ってコトなんや!
サチ「ど、どういたしまして…(小さく呟いて)
アルマ「そっかぁ…、萌え尽きろも含んでたんや…。つまりあの「もっさあああ」は「私に従えないというのか!!なら萌え尽きろ!!」って意味やったんやね。えぇ勉強なったねぇ〜。でもそないなコト堂々と人前で叫んだらアカンよ?」
アルマ「ローちゃんローちゃん、それやったらぜぇーんぶ包めばええやないの?(大きく腕を広げた)
サチ「効いてきたようね(キュピーンっと目が光った)
アルマ「せーのっ、ころ・がし〜!」
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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杖・物魔連合♪ |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
現代魔導科学研究会 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
もっと絵が上手くなりたい |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
レンタル宣言 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
遺失骨董蒐集癖 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
Main |
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アルジャン(381)からの生産行動を許可しました。
グリームビート に技回数を 3 振り分けました!
現在の体調は いい感じ!
【次に開催される闘技大会参加メンバー】 闘 技 大 会 に参加中です!
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訓練により 体格 が 35 上昇しました!(能力CP - 48 ) 訓練により 杖 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 25 ) 訓練により 雨露霜雪 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 10 ) 訓練により 雨露霜雪 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 11 ) 訓練により 雨露霜雪 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 12 ) 訓練により 雨露霜雪 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 13 ) 訓練により 雨露霜雪 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 14 ) 訓練により 合成 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 33 )
技 フリギッド を修得しました!
簡単な保存食 を買いました。(- 40 PS)
サヌカイトの板 を ラスコーリニコフ【嘴仕様】 に合成しました!
アルジャン(381)の所持する 星の祈り を 星のメダイ に合成しました!
アルジャン(381)に、 アルミ缶 を消費して 赤鴉 に効果付加し、 防御LV4 を付加してもらいました。 B1F O-7 魔法陣〔夏の星空〕 に移動しました!
N-7 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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声が聞こえる・・・ |
フレイド(1192)の声が届いた: フレイド「各種作製承りまス。通常&薬品付加・装飾・合成枠探してまス。」
くろとルナ(717)の声が届いた:
アッシュ(710)の声が届いた:
ロウヒ(620)の声が届いた:
イリス(613)の声が届いた:
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古びた木箱を見つけた! レンジィは シルバーピアス を入手!
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Next Battle |
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B1F K-6 / 平原
通常戦が発生!
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Data (第35回 第37回) |
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ENo.176 レンジィ=ア=イーオ |
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ENo.310 ハイダラ |
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[PL] しのだ |
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