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探索35日目 基本行動の宣言を確認しました。 「取引行動」の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「通常戦」の宣言を確認しました。 「闘技大会」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 「コミュニティ」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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遺跡内にも昼夜があると驚いたことが随分前に思えた。今は分類するなら夜で、暗い静寂が辺りを満たしている。 炎が形を変えるのを見つめながら、隅の燃えにくくなった部分を木切れでつついていた。 何をするとも考えずにただ無心でいじって、木切れに火が燃え移ったところで手を離す。その時に背中がぴりと痛んだ。 あの時の傷はもうすっかり癒えているが、どうやら神経を深く傷つけたらしくたまに左手に痺れがくる。治るにはもう少しかかるようだ。 「はあ……」 そうして、幾度目かの溜め息をついた。 「気持ちが沈んでいるらしいね」 近づいてきた感じ慣れた人外の気配は、ネイリの連れであるネクロのものであった。姿形は一番近いところで魚の骨に似ている。 焚き火を挟んで対角線上に腰を落ち着けると(腰があるのかはわからないが)こちらに尋ねてきた。 「大抵はな」 「違いないねえ」 二人は、と聞くともう寝たという答えが返ってきた。耳を澄ませると焚き火のはぜる音に混じってユメの柱時計が時を刻む音が聞こえた。 あの、いつも大事そうにしている柱時計。荷物ならいつでも持ってやるが、あの柱時計は初日に断られてから触れないようにしている。 二人は奴が姿を消したことについて気づいていない。いや、不審に思っているところを無理矢理丸め込んだ。 奴が姿を消すのは良くあることであったから納得してはくれた。だがそろそろ感づくころかと思う。 ネクロはきっとあの時何かがあったことにうっすら気づいているのだろう。かといって詮索してくることもない。ただそこに居るだけだ。 何だかこちらを見て小馬鹿にするような気配がしたので、少し気に触った。 「用は何だ」 「つれないねえ? ならいいけど」 「……?」 赤い目を見やると、ネクロは笑っているように見えた。何かを知っているのだろう。 おそらくそれは自分が知らなくて相手と奴が知っている類のもの。 「魔法は分からない」 「お、鋭いね」 「何かあったか」 そう尋ねるとネクロは推測の域に過ぎないと前置きして続けた。 「数日前かな、氏から感じられる魔力が酷く乱れていたよ」 「?」 「それほど長く付き合っていないからあまり分からないけど、氏ほどの実力者なら滅多にそんなことはないと思うがね」 ネクロはそこまで言って体勢を変えた。 「何か魔法に引っかかったんじゃないのかい。そうすれば納得がいくのだがね」 引っかかる、とは物理攻撃に置き換えるとトラップのようなものらしい。魔法は時にこのような使い方ができるようだ。 魔法を用いたトラップは精神にダメージを与えることができる、と軽い知識を教えてもらうと、何だか奴の行動にも合点が行く気がした。 唯一疑問が残ると言えば、なぜあの時奴は泣いていたかだ。まるで鬼の目にも涙――奴の胡散臭い言葉を信じるならば、魔王の目か。 「その時……」 「ん?」 「いや、いい」 泣いたことについては聞かないことにした。 自分が泣いたことを誰かに言い触らされるのを考えると黙っておいてやろうと慈悲の心が働いたからだ。自分ならまず地面を転がって恥ずかしさに身悶えるだろう。 原因が分かれば後のことはあまり気にとめることはない。 まあ誰がその魔法をかけたかということははっきりさせておかなければならないが。 「誰がやった、とは聞かないんだね」 見当はついているからゆるりと首を振る。 恐らくは、と自分の体を見渡すと鼓動が一瞬強くなった気がした。 「そうか。火は見ておくから少し休むといい。君は休まなさすぎだ」 そうは言われても眠くない。 「放っておけ」 「全く……」 「俺は眠くな……っ、う、げほッ」 「!」 眠くない、と言おうとしたら痛みと嘔吐感がせり上がってきてそのまま血を吐き出した。 焚き火に血がかかってじゅっという音とともに嫌な臭いを放つ。 「大丈夫じゃなさそうだが」 「今に始まったことじゃない」 「おいおい」 「支障はない……」 最初の宝玉は仮面の崩壊をもたらした。次は体に反動が来た。血を吐くようになり体温が下がった。 体はこんなにボロボロに成り下がったというのに、不思議と体の奥底から力が沸き上がってくるのだ。体は冷たいが、体に流れる血液だけは燃えるように熱い気がした。 まるで死体に生き血を巡らせているようだ。自分が自分で無くなる気がして怖かった。自分は普通の人間であった筈なのに。 「あ、寝てなってば」 ネクロが止めるのも無視してその場を立ち去った。 ――独りになりたい。 ***** 「なあ……何でこんなことをする。楽しいか」 最近は外していたピンクのヘッドホンを耳に引っかけてプレーヤーのトラックを十三番目に合わせる。 聞こえてきたのはただのノイズ音。そのノイズがたまにぶれて波を作る。 その波に混じって別の音が聞こえた――喜んでいる気がする。 「タチの悪い……」 奴が居たら講釈の一つでも述べてくれやがるんだろう。果たして帰ってくるのだろうか。 思うに奴は意外と傷つきやすくて凹みやすいという性格のような気がする。それを(悔しいが)大人でミステリアスな雰囲気で隠しているような。 今頃は多分戻りたくないとごねているのだろう。 キャンプから外れた場所でずるずると座り込んだ。耐えきれなくなって地面に血を吐く。 「ぐ……」 あの馬鹿野郎。 体内にあるらしい王冠の魔力に耐えられない自分の体に代わってその魔力を消費するという約束をしていたはずだ。 それに王冠を監視するという名目もあった。監視する相手に逆手に取られてどうする。 別に自分は怒ってはいない。裏切りも何度も経験したし、今更喚いても終わったことだ。 ただ、自分を支配するのは恐怖のみだ。自分を侵していく未知の力。自分の体が自分のもので無くなっていく気がして怖くなる。 「怖い…………」 地面の血の染みを見つめて漏れた言葉に少し驚いた。言葉を誤魔化すように立ち上がった。 霧が濃くなってきた。そろそろ戻らねば明かりもない自分では迷ってしまう。 「馬鹿……」 最後に悪態をついてきびすを返した。 「酷い言われようだな」 霧に混じって声が聞こえた。聞き慣れた憎たらしい声。ああいう声をバリトンというのだろうか。 振り返ると――目線をだいぶ下に下げると、青白い毛並みの哺乳類とおぼしき者がちょこんと立っていた。 悪態が口をついて漏れでていたらしい。霧が混じるなか辛うじて形を確認できたのだが、奴がこちらに近づくにつれ、霧が形を変えて一緒に移動した。 「当たり前だ」 さらに悪態をつく。 「ふん」 尻尾がゆらゆらと揺れる。認めるのは癪だが、手触りだけは良かった。 「なあ。あまり期待はしてないがここは謝るのが筋じゃないのか。人として……いや、人じゃないな。兎も角謝れこの野郎」 ルキフェルはこちらを一瞥して言った。 「今日はやたらと喋るな」 「てめぇ」 減らず口は相変わらずか。 鼻で笑われた気がしたので首根っこを掴んで(どうも動物の姿だと暴力という手段には出られない。奴はこの事も計算済みだろう)目線と同じ高さに持ち上げる。 ――抵抗がない。 いつもなら大暴れするか噛みつくか元の姿に戻るかの三択だ。なのに大人しくぶら下がっている。 「…………」 「おや、怒らないのか」 「…………もういい」 怒る気が失せた。 首から手を離すと、それなりの高さにも関わらず器用に着地した。霧はまだ自分と奴の周りを取り巻いていた。霧というよりは、靄のようなものか? 「何だこれ」 「ふむ、土産だよ。彼女はなかなか手厳しいしね」 「土産?」 また胡散臭いものを。 「さあ、帰るぞ。お前のことだからネクロ氏の言うことも無視して来たんだろう?」 先をちょこちょこ歩く小さな動物を久しぶりに見た自分の顔は、どんなものであっただろうか。――あまり考えたくない。
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Message |
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【パーティメッセージ】 ルキフェル(41)「さて、私が居ない間迷惑をかけていなかったろうね?」
カル(41)「ふん、黙れ……」
ルキフェル(41)「そうだな。お土産を開けるのはもう少し後にしておこうか」
今日はメッセージを送っていません。
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肉体美学 〜マンダムッ、マンダムッ!〜 |
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もっと絵が上手くなりたい |
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こね屋のカケラ 2つ目 |
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レンタル宣言 |
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偽島水滸伝 |
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文章が好きなんです、下手だけど |
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とりあえず、お絵描きが好き |
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偽島コンビニ 劇場前店 |
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長編日記倶楽部 |
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Main |
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履歴を華やかにしてみようと思いました!
エス(624)からの生産行動を許可しました。 ネイリ(559)に連れてってもらいました!
ヒット&アウェイ に技回数を 6 振り分けました!
現在の体調は いい感じ! |
Special Event! |
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マリー(1958)の チョコ が上空から降ってきました。 NPを合計 1 獲得!
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武具に 必殺拳 を装備! 防具に 純度100%ふかふか毛皮 を装備! 装飾に うつくしきけなみ を装備! 自由に 正義とは程遠い鉄拳 を装備!
【次に開催される闘技大会参加メンバー】 闘 技 大 会 に参加中です!
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Special Event! |
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膝の魔獣(1363)から 膝汁 が届きました! 膝の魔獣「どうぞ」
ピヨッタ(1929)に 新しい衣装 が届いた気がします!
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訓練により 付加 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 38 ) 訓練により 徒手空拳 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 15 ) 訓練により 徒手空拳 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 16 ) 訓練により 武器強化 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 3 ) 訓練により 武器強化 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 4 ) 訓練により 徒手空拳 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 17 ) 訓練により 徒手空拳 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 18 ) 訓練により 徒手空拳 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 19 )
技 秘孔拳 を修得しました!
エス(624)に 150 PS 渡しました。
おいしい草 を買いました。(- 0 PS)
大蒜 から 琥珀色の硝子瓶 という 防具 を作製しました。(- 40 PS)
エス(624)に、 白砂 から じゃきがん という 装飾 を作製してもらいました。(- 88 PS)
おいしい草 を料理し、 バナナマフィン をつくりました。 ネイリ(559)の所持する パンくず を料理し、 ほろにが生チョコ をつくりました。
触手 を消費して じゃきがん に効果付加し、 魔防LV3 の付加に成功しました。 B2F S-17 魔法陣〔戦慄〕 に移動しました!
S-18 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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声が聞こえる・・・ |
ソフィ(906)の声が届いた: ソフィ「おーっほっほっほっほっほっほっほっほ。 気象を42に上げた後は鞭を上げますわ」
風来坊リト(643)の声が届いた:
カル(41)の声が届いた:
リアラ(40)の声が届いた:
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Next Battle |
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B1F T-19 / 魔法陣
通常戦が発生!
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Data (第34回 第36回) |
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ENo.41 カルハフィール・リッパー |
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ENo.559 ネイリ=エンプティ=マキシリア ENo.1070 春坂 夢路 |
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[PL] 南京半二 |
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