レイナ(1741)からのメッセージ:
レイナ「とっほっほー 毎度の事ながら最近不安定でごみんねぃ……(どーも忙しくてさ、と微苦笑)」
レイナ「シーズン開幕までもう一ヶ月ないんだよねぃ 各チームキャンプイン、TMにPSMも組まれるようになってきて、いよいよ、という気持ちが高まってくる頃じゃないかしら?」
レイナ「そんなトコロで今回も行ってみましょっ まずは アビスパ福岡! 続く苦難の時を乗り越える為に、変革を志すチームだねっ」
レイナ「福岡県福岡市をホームタウンに置くアビスパは、そもそもは中央防犯サッカー部を母体として静岡の藤枝市を本拠においていた藤枝ブルックスがJリーグクラブの誘致に動いていた福岡市の要請に応える形で1995年に移転してきたチームなのさっ」
レイナ「当時の名称は福岡ブルックス。今は珍しくなったアルゼンチン人を主軸とした布陣でJFLを席巻、移転一年目で見事に優勝を果たし、Jリーグへの道を切り開いたんだよねぃ」
レイナ「ところが――もうここのコーナーでは御馴染みになっちゃった感じがあるんだけど、ネーミングライツの問題が福岡にも襲い掛かるの。“ブルックス”という名称が既存の商標に触れる危険性が出て、チーム名を“アビスパ福岡”に改称。……とはいっても、最近まで運営会社はブルックスのままだったんだよねぃ。これが改まったのは2006年のことだったかしら?」
レイナ「兎にも角にもアビスパ福岡はJリーグのチームとして1996年に堂々の船出。ベテラン選手を主体としたチームで戦うんだけど成績は伸び悩んで3シーズン連続で低空飛行。J1・J2制導入の1998年にはJ2「降格」の危機を迎えるんだけど……」
レイナ「ここで、福岡は一つの奇跡を演じるの。博多の森での川崎フロンターレとの死闘。「神を見た夜」として知られる延長Vゴールの勝利は、今でも福岡サポーターの語り草だっていうね」
レイナ「でもね、その次の年からのJ1での戦いも、楽にはいかなかったのさ。他のチームから経験豊かな選手を大量に補強して臨んだ1999年はまたも土俵際でのJ1残留。その粘りは賞賛に値するけれども、チームとしては満足できない。そんな状況だったんじゃないかな……」
レイナ「そんな福岡が今までの歴史の中で最も高い順位に上り詰めたのがピッコリ監督の率いた2000年のシーズンじゃないかしら? 基礎の徹底からチーム作りを始めたこのシーズンは、持ち前の粘り強さが勝利への執念に繋がってなんと6位という好成績でシーズンを終了!」
レイナ「ビスコンティ、モントージャ、バデア、サンドナ。このシーズンは外国人選手が当たったのも大きかったよねぃ。もちろん、さっき言ったチームの基礎構築が正しかったのが成功の要因だと私は思ってるんだけどね。」
レイナ「ただ――素晴らしい時は長くは続かなかったの。翌2001年、ピッコリ体制が継続されたんだけどチームは勢いに乗ることが出来ない。ピッチ外での問題も起きて、チームはあと一歩のところで、初のJ2への降格の憂き目を見るんだ。」
レイナ「J2初年度はチームの大改造を余儀なくされて、それでもノ・ジュンユンや古賀っていった名の通った選手を集める事には成功するんだけど――監督人事の混乱や、チームが安定性を欠いた事もあってまさかの8位でシーズンを終了――このシーズンがアビスパ福岡にとっては「最悪」の一年だった、ともいわれているね」
レイナ「翌年、チームの再建を託されたのは松田浩監督。手持ちの戦力を理解し、考慮し、そして確実な勝利と勝ち点の奪取が出来るチーム作りと采配を買われて就任した松田さんは、若手の育成とチームの骨子の構築を同時に進め、2003年の後半戦の巻き返し、2004年の山形、柏との死闘の果てに遂に2005年、3年越しでJ1復帰を果たすの。」
レイナ「この頃松田アビスパの下で育った選手としては、水谷、千代反田、北斗に宮崎っていうそうそうたるメンバーが揃ってるの。いかに、チームの土台を作ることが大事か。それを松田さんのアビスパは教えてくれているような気がするな。」
レイナ「ただ、そんな松田監督でもJ1での戦いは容易ではなかった。2006年シーズンは序盤から苦戦続きで、チームはW杯の為の中断期間前の早い段階で松田監督を更迭するの。後を継いだ川勝監督も必死でチームを引っ張るんだけど――皮肉にも、アビスパを解任されて後、家庭の事情で母国へと帰還したバクスター監督の後任として松田監督の率いていたヴィッセル神戸との入れ替え戦の末に、アビスパは二度目の降格の憂き目にあうんだ。」
レイナ「二度目のJ2でのシーズンとなる2007年は、Aリーグで名を上げたリトバルスキー監督に1年でのJ1復帰の夢を託すけれどもチームは後半に空中分解。シーズン終了後大量の戦力外を発表し、強化部長、外人選手も総入れ替えを行う大手術を施して今シーズンに挑む事になるんだけれども――どうなるのかは、全く未知数、だね。個人的には山形、宮崎あたりの解雇はチームにとって本当にもったいないと思うんだけれども……」
レイナ「ただ、ここ数年不遇を託っていて再起を期す黒部、久々のチーム復帰となる中払と新戦力は実績十分! 水谷の移籍後その才能を開花させた守護神神山も健在で、Aリーグから豪代表クラスを補強との話もあって戦力的には十分上位、そしてJ1復帰を伺えるだけのメンバーを揃えたと思うの。二年目で正念場を迎えるリトバルスキー監督がどうチームを仕上げてくるのか、注目だねっ」
レイナ「さてさて続いての紹介は、Jの新星、チーム創立から8年でJの舞台に上り詰めた FC岐阜 だよっ!」
レイナ「クラブの運営母体はスティックルバックスポーツクラブっていう会社なんだけど、ここの中心となっているのは岐阜経済大学。サッカーだけ、という訳じゃなくて地域密着の総合スポーツクラブを目指す、という高い理念を持ってるみたい。ここらへん、ブンデスのバイヤー・レヴァークーゼンとかに近いタイプだといえるよね。」
レイナ「岐阜県リーグを3年で突破し東海社会人リーグに参加したチームは、まず2部で佐川中京や芙蓉クラブといったチームと凌ぎを削る事になるの。2004年はあと一歩で1部への昇格を逃すけれど、スロベニアリーグのヒット・ゴリツァでもプレー経験のある大ベテラン森山が現役復帰してチームに加入した2005年、最終節の「口論義の奇跡」を経て東海1部に昇格。ここでは圧倒的な力を見せ付けて僅か1シーズンでJFLへの挑戦権、そう、全国地域リーグ決勝大会への切符を手に入れるんだよ」
レイナ「Vファーレン、ファジアーノ、Mi-oにカマタマーレ。全国のJを目指す強豪を相手にしながら、FC岐阜は秋田のTDKに次ぐ2位でこのラウンドを通過。JFLへの参入をかけたホンダロックとの入れ替え戦でも見事に勝利!ステップアップを果たすとともに、チームも株式会社化をして、いよいよJに挑む体制を整えたんだ。」
レイナ「この年のJFLはまさに戦国時代。Jリーグ入りを狙うロッソ、ガイナーレ、栃木、琉球を筆頭に富山の二強アローズとYKKAP、アマの最高峰HONDAに佐川、市民球団としてリスタートして夢を追う刈谷といった強豪古豪名門が犇めく大激戦!」
レイナ「FC岐阜はリーグ戦中盤に連敗を喫するなどしてもたつくんだけど、ヴァンフォーレ甲府の監督を務めたこともある松永さんが監督に就任してから巻き返し。最終節、東海二部の時と同じく勝利が「絶対条件」の中でアルテ高崎にアウェーで勝利!JFL三位でシーズンを終えて、長良川メドゥのホームスタジアム問題、経営問題を抱えつつも、なんとかロアッソと共にJ2昇格を決めたんだよっ」
レイナ「J2初年度の今年は新戦力として、かつて岐阜にあった西濃運輸のOBでもあり、そして大分トリニータで長らく活躍していたウメ…梅田高志やコンサの相川をレンタルで獲得したりして戦力を整えてるよね。」
レイナ「開幕、つまりJ初戦の相手は魔境小瀬に乗り込んでのヴァンフォーレ甲府戦!松永監督とMFの奈須にとっては古巣との対決になるから、そういう因縁も注目したいねっ!」
レイナ「さてさてっ お返事コーナー行ってみましょっ デストミーさまっ ……思えば、そうだねぃ。あえて言うなら久藤とか布部かな、と思うんだけど、彼らも在籍期間は実はまだ5年に満たないんだよねい。そういう意味では地元出身の田中佑昌と、復活を期す中村北斗に期待が集まってるのかもしれないね。 今季は…知り合いのアビサポの人も、布陣はまだ良くわかんないって言ってる……グリフィスとタライは本当に来るのかしら?」
レイナ「ロックっ ……宮崎がコバさんについていったりとかしてるしねぃ。山形恭平は本当に惜しいと思うよっ…… でも、チームは改革を進めてるみたいだし、始まってみないとわかんないよね、うん。」
レイナ「さてさて次回予告っ 今度は水戸ホーリーホックでいってみよー! 漢・前田監督体制からついに新体制に移行、次はどうするどうなるー!? って感じのチームだねっ って事で、水戸に関してのいろいろ、待ってるよっ!」
はらぺこのロック(1447)にああ言えばこう言われた:
はらぺこのロック「今日のお題はFC岐阜。和多田・木島に平岡などが去って田村・梅田に薮田・川島らが入団。戦力的にはプラスかな?相川が残ったのも大きそうですしね。」
はらぺこのロック「正直、クラブ自体は見た事がないのでどんな戦い方をするのか知らないんですけど、ぜひともJ2の台風の目になって欲しい所ですね。」
トリチェ(1462)からのメッセージ:
トリチェ「お久しぶりです、ようやくメッセまで時間がまわせるようになりました。」
トリチェ「先日、名古屋は岐阜さんとのプレシーズンマッチでした。岐阜さん、なかなかアグレッシブでした。(ウチが元気なさすぎ?)」
トリチェ「雪の日だったせいか、ものっそ寒かったらしいです。まあ、岐阜ですからねえ……。」
|