「島のみんなの料理も、やっぱりチョコレート関連が多かったみたい。
　甘いラブロマンスが成就した冒険者もいるのかな？　……まぁ、私は関係ないけどねー」

「菓子屋の陰謀というのは本当みたいね。本来は基督教の聖人に由来する記念日だそうで。
　彼は恋人達のために、当時禁止されていた結婚を手引きした罪で処刑されてしまったそうなの。
　それ以来、その日は恋人達の日となったとのこと。　
　　　　　　恋人達はプレゼントを贈りあって互いの愛を深め合ったらしいわ。
　　　　　　そこに目をつけたある製菓会社が、”バレンタインにはチョコのプレゼントを”というイベントを
　　　　　　ぶち上げたのが今日のチョコ乱れ飛び状況の発端というところのようね。
　　　　　　まぁ、甘い恋には甘いもの、というイメージは確かにマッチしてるわよね。　ナイスぼろ儲け」

「にしても、三倍返しとかいう風潮は一体何処から広まったものかしらね？
　男性にしてみれば、押し付けられたチョコを三倍で返せとかいわれても困っちゃうよね？
　それが、本命の女性からの真剣な告白であれば話は別なんでしょうけど……」

「みどらさんのエホーマキの食べっぷりは豪快だったねー。
　思わず、マッカとか献上したくなるくらい。
　え、その鳴き声……まさか、甲羅食べて真の力を発揮とかしちゃう種族！？」

「甲冑さん、興味のなさげなコトいっておいてしっかりチョコ作ってるじゃない！
　甲冑型のチョコレート……火にはものすごく弱そうだけど。
　瞬速についてはどうだろね？
　　　　　　Ｌｖ２０の効果については、いまのところ別に料理技でなくても追加攻撃が発生しているみたいよ。
　　　　　　世界律のバグで無ければ、料理特化でなくとも充分に有用なのかな？」

「ふもぬさんお久しぶりっ！
　ところでそれ。　ブラッディな雰囲気が漂ってるんだけどまさか……原料は牛の血だったり……？
　ああ、ここに料理Ｌｖは必要ないわ。　要るのは料理枠で遊ぶ心意気よっ！　なくてもいいけど！
　　　　　　料理に全然関係ないことだって絶賛受付中よ？」

みどら(205)は何かを必死に伝えようとしている：
ぎゃおー！　
（通訳：そろそろ　ごはん　なくなる）

甲冑(2003)からのメッセージ：
甲冑「ふふ、少々遅れ気味だが来たようだな、この島にもバレンタインが。
しかし送るともらえなくなると言う二者択一…これは、島の各所で阿鼻叫喚が聞こえるかも知れんな。
…ま、私はレティ殿からおひとついただく程度で満足だよ。（さらに盛られたチョコをひとかけつまみ）
……草の香りがする。」

甲冑「そして、巨大化か…あれは気合だ！！！
余談だが、剣をさらに極めると巨大化のみならず様々な特殊効果を剣より引き出せるらしい…ぞ？」

ふもぬ(2072)からのメッセージ：
ふもぬ「せっかくだから、俺はこの赤のチョコレートを選ぶぜ！」