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探索31日目 基本行動の宣言を確認しました。 「取引行動」の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「闘技大会」の宣言を確認しました。 |
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兄ちゃんとリマと合流した時は…なんかほっとした。 もしかしたら置いてかれんじゃないかと思ってたから。 …安心したっつったって…ちょっとだけだ。 殴られっぱなし言われっぱなしで喜んでるんじゃない。それは絶対違う。 でも、その後は全然調子がよくなかった。 振った拳は空振りして、ぶつけてやるつもりだったもやもやした気持ちは行き先がない。 外に出て姉御の別荘に戻ってからは何もする気が起きなくてベッドに潜り込んだ。 気が付いたらもう朝だった。 服も昨日のまんまだったからとりあえず着替えて顔を洗った。 洗面台の嫌味としか思えないほどでかい鏡は見ないようにして。 …本当は怖くて見れなかった。 そこには俺が映っていない気がして。 あれから、何かをしようとすると、あいつの顔が頭をよぎるようになった。 胸糞悪いあの笑顔が、俺のやることなすこと全部を否定しやがる。 『また懲りずに馬鹿を繰り返すのか。でもお前はそうするしかないんだから仕方ない。同情してやるよ。』 …なんて聞こえてきそうだ。 ギターをいじる気にもなれない。 しばらくベッドに寝っころがって天井を見ていたけれども、なんだかそれも居心地が悪かったから外に出る事にした。 じっとしてたら頭がおかしくなりそうだった。 かといって外に出ても何かやる事があるわけじゃない。 別荘の門の前に座ってぼーっとしていた。 座り込んでからどれぐらい時間が経ったのかは分かんないけれども、少し離れた所にカラスが一匹降りてきた。 辺りを見回しながら地面を跳ねている。 たまたま目が合うと一声鳴いてまた飛んでいった。 「ハシレ」 そう聞こえた。 はっきりは覚えてない。なんとなく程度だ。 本当はなんて聞こえたのかなんてどうでもよかったのかもしれない。 飛び立ったと同時に俺はカラスを追って走り出した。 走 る 奔 る 駆 け る 駈 け る “童話は飽きたって? …それなら今日は大人の御伽噺をしようか。 途中で音を上げるなよ。” 店や取引の露店が並ぶ賑やかな大通りを駆け抜ける。 誰かにぶつかってたかもしれない。 けれども、遠くで聞こえるような雑音と、人も建物も一緒くたに混ざって流れる風景と、追ってる俺の事なんか知らないで呑気に飛んでるカラスの他は覚えてない。 走 る 奔 る 駆 け る 駈 け る “ある所に一人の男がいた。 その男はある大きな門の前に立っていた。 その門の向こうには誰もが欲しいと望む大変有難いものがあると聞いて、 男は田舎からはるばる門の前までやって来たんだ。” 大通りを抜けてからは人も建物もほとんど見当たらない。 練習試合らしき事をやっている連中を視界の端にちらっと見たけれども、それだけだった。 ただ黒い点みたいなカラスを睨みつけていた。 飛んで追いついてやろうとは思わなかった。 目眩がしそうで飛べなかった。 白と灰色のまだらなでかい雲が混ざって流れていく。 いくつも重なった雲の隙間から空の青が覗いて光が差す。 綺麗なのかもしれないけど、夢の中の変な空みたいでなんか怖かった。 あの中に放り出されたら溺れるんじゃないかって思った。 空で溺れるなんて変な話だ。 でも、走る以外にはないとしか考えられなかった。 走 る 奔 る 駆 け る 駈 け る “門は開いていた。 けれども、門の前には大男の恐ろしい門番が立っていた。 男は勇気を振り絞って門を通っても良いか尋ねた。” 急に空が暗くなって、雨が降ってきた。雨粒が勢い良く顔を打ちつける。 訳もなく急に鼻と目の辺りが熱くなってつんとした。 喉も詰まってむせそうだった。 前が見えない。 木の根か何かに足を引っ掛けた。 落ちるかと思ったけどそんな事はなくて顔から地面に突っ込んだ。痛みはほとんど感じなかった。その前にまた走り出していた。 止まらなかった。止められなかった。 カラスはとっくの前にどこかに行っちまっていた。 走 奔 れ 走 奔 走 れ 奔 駈 駆 駆 け ろ 駈 け ろ ろ ろ “すると門番は言った。 「まだだめだ。 どうしても行きたいというなら止めはしないが、ここを通った先にはまた門があって、そこには俺なんか比べものにならないほど恐ろしい門番がいる。仮にそこを抜けたとしてもまた門があって更に恐ろしい門番がいる。その先も同じだ。」 「それならば、通れるようになるまで待とう。いつまでも。」 男はそう答えて開いた門の前に座り込んだ。” 雨は止んだらしい。 もう何でこんな事をしてるのか分からない。 とにかく止まっちゃいけない気がしてひたすら走る。 背中がやたら重い。 水を吸った翼なんか重いだけで使いものにならない。どうせ飛べないなら無い方がいい。むしり取って置いていきたい。 邪魔さえなくなればもっと遠くまで走れそうだってのに。 “男は何年も何十年も開いた門の前で待ち続けた。 そのうちにだんだん目が見えなくなってきた。 意識もぼんやり霞んできて、体も硬くなってきて、 とうとう起き上がることも出来なくなってしまった。 年老いて今にも死にそうな男に向かって門番は言った。 「欲深い奴だ。 既に開いている門を開ける事など誰が出来ようか。 さあ、もう俺は行くぞ。」” いつだったか、親父が俺に短い物語を聞かせた。 えらくもやもやしていて後味の悪い話だった。 訳が分からなくて、とりあえず、なんでその男は門が開いてたのにその向こうへ行けなかったのかと親父に訊いた。 すると、親父は目を細めた。 「それはお前の宿題だな。」 「…意味わかんね。」 「やみくもに意味を求めているうちはお前もこの男と同じだぞ。」 「えー…気分悪ぃなぁ…聞かなきゃよかった。」 「大丈夫さ。答えなんてうんうん唸って考えてる時よりもふとしたきっかけで見つかるものだよ。」 そう言う親父は優しい笑顔で俺の頭を撫でた。 俺も門の向こうに行きたかった。 “ここじゃないどこか”に行きたかった。 そこには誰もが羨むような特別な何かがあるような気がしたから。 姉御についていけば“ここ”の外に出られると思ってた。 けれども、“ここじゃないどこか”だと思ってた場所もいつの間にか“ここ”になっていた。 物語の男は待ち続けた。でも、俺は待てなかった。 “ここ”の向こうに行こうと俺なりに色々やってきた。 …昔の俺を無かった事にしたのも、その一つだ。 門の外に出ようと馬鹿みたいに走ってた。 でも、黙って待ってようが、何かをしてようが、門の外があると思っていたらそれは結局同じだったんだ。 “もう開いている門を開ける事は誰にも出来ない。” 門が開いていたら、どこからどこまでが門の内側で、どこからどこまでが門の外側なのかなんてはっきり区別できやしない。 開いてる門の外には誰も出られない。 どこまで行ったって全部門の内側になっちまう。 門の外、“ここ”の外なんて、始めから無かったんだ。 「やれば出来る」のを俺だけが出来なかったんじゃない。元々「誰がやっても出来ない事」だったんだ。 確かに優秀には程遠いけど、俺が特別ダメなわけでもなかった。 なんだよ、親父、もったいぶってた答えってそんな事か。 そう考えたらとたんに気持ちが楽になった。 もう“ここ”の外に出るために走んなくていい。 今だろうが昔だろうが俺は俺でしかない。それは俺だけじゃなくてみんな同じだ。 がっかりする事でも、怖れる事でもなかった。 本当にありもしない特別な価値なんか求めなくたって、 俺以上の出来た奴なんかにならなくたっていいんだ。 だって、誰が探したって、そんなものはどこにもないんだし。 今度は門の内側をぶらついてみるか。適当に。 ……ほんのちょっとだけ休んだら。 そこで意識が途切れた。
遺跡外のそのまた外れの森の中、 雨で柔らかくなった土に埋もれるようにして倒れ伏す獣人の少年の前に灰色の少女が降り立った。
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![]() | Message |
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【パーティメッセージ】![]()
リマ(2226)からのメッセージ:
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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![]() | ちちにめがいく! |
ザン(44)からのメッセージ: ![]() ![]() ![]() ![]()
うめ&わん太(49)からのメッセージ:
レティ(82)からのメッセージ:
レイム(311)からのメッセージ:
聖(463)からのメッセージ:
ロシェ(699)からのメッセージ:
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![]() | 突撃メッセ委員会 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | 偽島香水店 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | 面倒くさい。 |
オース(367)からのメッセージ: ![]()
メーサ(1318)からのメッセージ:
ミスター(1645)からのメッセージ:
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![]() | 〜 邪気眼 〜 |
ギュス様(582)からのメッセージ: ![]()
キョウ(242)からのメッセージ:
メルト(465)からのメッセージ:
ロルフ・ロラン(510)からのメッセージ:
醒夢(779)からのメッセージ:
ラフィー(952)からのメッセージ:
断末魔が似合う男(2160)からのメッセージ:
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![]() | NANDEMO許可! |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | Main |
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オース(367)に連れてってもらいました!
フレイムマナ に技回数を 3 振り分けました!
ItemNo.13 白石 を捨てました。
オース(367)に 黒い物体 を渡しました。
黒い物体 を食べました。
武具に グレッチ・テネシーローゼス を装備!
【第40回更新からの闘技大会参加メンバー】 闘 技 大 会 に参加中です!
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訓練により 器用 が 18 上昇しました!(能力CP - 19 ) 訓練により 器用 が 18 上昇しました!(能力CP - 21 ) 訓練により 異種共有 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 4 ) 訓練により 異種共有 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 5 ) 訓練により 異種共有 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 6 ) 訓練により 異種共有 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 7 ) 訓練により 異種共有 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 8 ) 訓練により 異種共有 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 9 )
技 ウェポンマスター を修得しました!
アンブ(1012)に 500 PS 渡しました。
アンブ(1012)から 黒い牙 を受け取りました。
ポーションSP40 を買いました。(- 20 PS)
リマ(2226)の所持する 更に改造ボウガン を 蛇腹鞭 に合成しました! リマ(2226)の所持する 緑弓 を ガード付きボウガン に合成しようとしましたが失敗しました。
黒い牙 から メリケンサック・改 という 格闘 を作製実験しました。
リマ(2226)に、 青い宝石 から 瑠璃色のチョーカー という 装飾 を作製してもらいました。(- 129 PS)
オース(367)に、 質素な保存食 を料理してもらい、 フォカッチャ を受け取りました。
オース(367)に、 ロードナイト を消費して 瑠璃色のチョーカー に効果付加し、 体力LV3 を付加してもらいました。 B1F Y-21 魔法陣〔ステンドグラス〕 に移動しました!
X-21 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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![]() | 声が聞こえる・・・ |
リマ(2226)の声が届いた:![]()
蓮(2053)の声が届いた:
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砂地が突然盛り上がり、巨大な何かが現れたッ!! (この戦闘に勝利できなかった場合、戦闘終了時にX-21に強制移動)
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![]() | Next Battle |
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B1F X-24 / 床
イベント戦が発生!
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![]() | Data (第30回 第32回) |
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ENo.832 ユーグレ・A・ルビースカイ |
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ENo.367 オース=ソートヘルラント ![]() ![]() ![]() ENo.2226 リマトリィド |
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[PL] ayaba_yu |
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