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探索14日目 基本行動の宣言を確認しました。 「取引行動」の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「装備とセリフ」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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敵は強かった。私はもちろんだが、私が信頼する仲間達も次々と倒れていく。 そして、初めての敗北。我々が組んで以来――いや、この島に来て以来、初めての敗北だ。 ――負けたッ!負けッ!だがッ! 地面に倒れた私は薄れ行く意識の中、それでも財布の紐をキッチリと握り締める。 そして、そのまま意識を失った。 **************** 「自分は梅干しだけでご飯を食べられます!」 忠仁は旨を張って言った。それを聞いた兄弟子の高仁は鼻で笑う。 「忠仁、まだまだだな。俺は梅干しを見るだけでご飯三杯は食える。見るだけでだ。 貴様はまだ修行が足りないな。」 自慢げなその声に忠仁は唇をかんだ。今回こそは、兄弟子に勝てると思ったのだが―― 「何馬鹿なこと言ってるのよ。っていうか、何でそんな話になるわけ?」 鈴鈴が呆れたように首を振りながら、処置なしと言った様子で尋ねる。忠仁と高仁は顔を見合わせた。 高仁が忠仁に向って顎を上げた。忠仁は頷くと話し始める。 「ほら、俺たちの小遣い少ないだろ?だから、お金をためる為にどれだけケチになれるかって事を話あってたんだ。 そうだ、鈴鈴はどうだ?何か、そういう話はあるか?」 彼女は忠仁を見つめて瞬きを数回した。そのまま暫く忠仁を見つめて一言、馬鹿ねえ、とつぶやいてから言った。 「そんなこと?・・・そうねえ、扇を長持ちさせるコツの話なら知ってるわ。」 「それ、どうするんだ?」 忠仁は勢い込んで尋ねた。彼女はどこか邪な笑みを浮かべ、懐から扇子を取り出して忠仁に渡した。 「簡単だからやってみてくれる?まず、扇子をあけるのよ。」 彼はその言葉に従って扇子を開けた。白無地に大きく”根性”と書かれている。その勢いからして烈老子の字だろう。 何となくいやな予感がした忠仁は上目づかいで鈴鈴を見つめた。彼女は笑みを浮かべたまま言う。 「いい?要するに、扇子を動かすから壊れるのよ。そうでしょ?だから、発想を変えるの。 つまり!扇子じゃなく、忠仁、あんたが首を振ればいいのよ!そうすれば、扇子は長持ちするわ!」 「いや、その理屈はおかしいだろ!明らかに涼しくないし!っていうか、意味が判らないし!」 「いいからやる!やらないんだったら、今日のご飯は抜き!」 反論を即座に封じられた忠仁は渋々首をふり始めた。当たり前だが、ちっとも涼しくない。 「もっと早く!」 だが、鈴鈴は容赦ない注文をつける。忠仁はさらに速度を上げる。鈴鈴はにやにやしながらその様子を眺めている。 意地になって十分以上も続けた彼だったが、じきに限界が訪れた。そのまま前のめりに倒れる。 目を回す忠仁に向って鈴鈴は勝ち誇ったように言った。薄れ行く意識の中、かれは鈴鈴の言葉を聞いていた。 「なんて意気地のない。これが出来ないんだったら、まあ、私よりもケチじゃないって事よね。 叔父さんなんかは一日でもやってるわよ。」 「そこでワシのところに来たというわけか。」 「はい!お金を貯める方法を教えてもらいにいきました。」 烈老子の声に忠仁は威勢良く応じた。烈老子はこの前の鈴鈴と良く似た表情で笑う。 流石に親戚だけの事はある、忠仁は思った。烈老子は笑ったまま――これも鈴鈴と同じだ、彼はふと思った――言った。 「では忠仁、そこの松の木の枝にぶら下がれ。」 忠仁はいぶかしく思った。これでは、いつもの修行と変わらない――いや、むしろ楽なくらいではないか。 そんな事を考えながら、木の枝につかまる。太い松の木の枝が、忠仁の体重を受け止めて少しだけしなった。 「左手を放せ!」 烈老子は左手すように言った。彼は言われたとおり、左手を放す。 彼は右手に全体重を預けながら楽な姿勢をとった。まだ、この程度では全然修行にはならない。 次に烈老子は、小指を放すよう言いう。彼は小指を放した。 握力に大きく関わっている小指を離したことで、他の指に対する負担が少しだけ増した。 ――とはいえ、この程度では全然修行にならん。 いや、そもそもこのための修行ではなく、お金のため方を聞きに来ただけなのに、何でこんな―― 烈老子はそんな彼の考えを見通したかのように言った。 「この馬鹿弟子が!人生全てこれ修行である。貴様はまだわかっておらん。!」 そういうと烈老子は容赦なく薬指を放すようにいい、、その次は中指を放すように言った。。 彼は今、全体重を人差し指と親指で支えていた。彼の握力をもってすれば容易い事ではある。 だが、師匠の意図が読めないことに忠仁は困惑していた。 ――これは何のために? 彼がそう考えた時、烈老子が言った。 「さて、最後じゃ。人差し指を放せ!」 その言葉に忠仁は驚いた。そんなことをすれば―― 「師匠!冗談はよしてください!人差し指を放せば落ちてしまいます!」 忠仁の言葉に烈老子は呵呵大笑した。彼は笑いながら、人差し指と親指で輪を作って言った。 「わかったか。どんなことがあっても、この指だけは放してはいかん、そういう事だ。 ついでだ、そのまま一晩そこにぶら下がっておれ。下らんことをこのワシに聞いた罰だ!」 **************** ――とにかく、財布の紐は離してはいかん。とにかく捕まえておかねば。 私は遺跡の外で買い物をしながら思った。 財布がないのは命がないのと同じ。とにかく、何があっても死守せねばならないのだ。 to be continued...
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メッセージはありません。
今日はメッセージを送っていません。
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ヴァル(1073)からの生産行動を許可しました。
絞めつけ に技回数を 3 振り分けました!
現在の体調は いい感じ!
【第30回更新からの闘技大会参加メンバー】
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訓練により 効果消去 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 1 ) 訓練により 効果消去 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 2 ) 訓練により 効果消去 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 3 ) 訓練により 効果消去 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 4 ) 訓練により 美学 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 8 ) 訓練により 美学 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 9 ) 訓練により 美学 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 10 ) 訓練により 美学 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 11 )
ヴァル(1073)に 50 PS 渡しました。
質素な保存食 を買いました。(- 20 PS)
ヴァル(1073)に、 甲殻 から 剛爪【上海蟹】 という 格闘 を作製してもらいました。(- 150 PS) B1F F-6 魔法陣〔シルフの通り道〕 に移動しました!
G-6 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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声が聞こえる・・・ |
翡翠の紬風(434)の声が届いた: 翡翠の紬風「装飾無料だよー。PLさんは検査でお疲れだよー。」
ゴーテ(1311)の声が届いた:
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Next Battle |
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B2F G-4 / 上り階段
通常戦が発生!
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Data (第28回 第30回) |
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ENo.2034 上海マン |
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ENo.74 鴉天狗 ENo.1300 アスカ |
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[PL] シャンハイ万歳 |
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